冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part40 歩み」 ツッコミ

(2012年1月12日発売・週刊少年チャ○ピオン7号掲載)




(注意)
このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。





■扉絵 「妖しき存在感を放つ死界の番人!強さだって圧倒的なのよ〜!!!」 カッ (1ページ目)
  1. いやそんないきなり強さがどうとか言われても、デストールさんがその妙なポーズをとることによって一体何が起きているのか、まさかその妙なポーズひとつのみで圧倒的な強さが表現され終わったことになっているのか、そしてなぜ星矢や瞬だけならともかく水鏡先生まで吹っ飛んでいってるのか、というかそもそもそのポーズはいったい何なのか、誰か私に解説してはくれぬだろうか。




■聖衣分解装着図 杯座(クラテリス)の聖衣 (2〜3ページ目)
  1. 杯座の聖衣を着た水鏡先生があまりにもイメチェンされすぎてて、一体どこのどなたかと思いました。
  2. というか、より正確にぶっちゃけるならば、この杯座のマスクつけた水鏡先生の顔が、もはや完璧に一輝にいさんにしか見えないんですけど。
  3. あ、でもコップの底の円形の部分が2つに分解して大極図の陰陽のかたちになるあたりはすごく凝ってていいなと思いました。
  4. そしてどうやら聖衣分解図を見る限りでは、「あ、あれは!水鏡先生の腕のパーツが重なってコップ(笑)の形を成した!」っていう必殺技はできなさそうである。残念(笑)。




■ ドシャッ ザシャッ 「オッホホホ――ッ 若い男をいたぶるのって楽しいわぁ――ッ」 (4ページ目)
  1. デ、デストールさんが聖闘士になった理由が今、明らかに。
  2. すみません。Part38のツッコミでうだうだ文句言って本当にすみません。デストールさんが聖闘士になった動機が、これ以上ないほどものすごーーーく良く分かりました。
  3. むしろこれ以上納得できる理由などどこにもありません。ものすごい説得力です。




■「オラッ オリャアッ ウラァ――ッ」 ドカッ ガシッ バキイッ (5ページ目)
  1. いや、だから、天馬や瞬はともかく、何で水鏡先生までいきなりヘロヘロになってんだよ。
  2. あんた三秒くらい前まであんだけクソ迷惑にピンピンしてただろ!




■「この蟹座のデストール様をなめちゃいけないわよ もともとあんたたちが束になったってかなわないんだからさぁ」 (6ページ目)
  1. ええと、いや、まあ、わかった。それはいいとしよう。
  2. だがそうであるならば、Part38では一体どういうわけであんなに必死に水鏡先生から逃げ回ってたんだ、あんたは。
  3. 若い男をいたぶるのが好きなら最初からそうしとけば良かったじゃないのよぉ!




■「なのにすでにボロボロのざまじゃ まるっきり相手にならないわ ちょっぴりつまんなぁい」 (6ページ目)
  1. いや、だから、水鏡先生は三秒くらい前までピンピンしてたのに、一体いつの間にこんなにボロボロになってグウの音も出なくなってるのか、誰か私に説明してくれよ。
  2. まさかデストールさんがあの妙なポーズをたった1コマとっただけで、こんな状態になっちゃったっていうのかよ。
  3. デストールさんのあの妙なポーズ、いったいどんだけの破壊力があるっていうんだよ。




■「さてと まずはこのガキふたりを送ってやるか 黄泉比良坂のこの死界の穴へ落ちたら確実にあの世へ行けるわよ そら落ちろ」「ま…待て」 (6〜8ページ目)
  1. いやもう水鏡先生の「ハーデス軍に寝返ったフリ」の小芝居があまりにもお粗末すぎて、もはやこれ以上お芝居を続ける必要性が本当にあるのかどうか、深刻な疑問を感じます。
  2. だってもうあんた、バレバレすぎるだろ。
  3. しかもよりによって黄泉比良坂なんていう、そんな8割以上ハーデスの管轄下にありそうな場所でさあ。




■「白蓮華!」「いゃあん もおなんなのよぉ あんたの技はさっき見ちゃったわよぉ 聖闘士におんなじ技は効かないのって常識でしょ」 (8〜9ページ目)
  1. えっ、常識でいいのか、それ。
  2. 現代の蟹座の人が廬山昇龍覇で倒される前にいったい何回くらい廬山昇龍覇を見たのか、ちょっと数えてみるのが怖いなあ!




■「くっ」 ドカアッ ドカッ ドカッ ガシッ 「いゃああ〜ん もお子供程度の力しか残ってないわね」 (10ページ目)
  1. この「いゃああ〜ん」って言いながら殴られてるところのデストールさんがあまりにも嬉しそうにしているせいで、どうも何かのプレイを覗き見てしまったみたいな気分がしてものすごく嫌です。




■ドスッ 「ぐえっ」 (11ページ目)
  1. まさか水鏡先生が「ぐえっ」なんてセリフを言わされるとは思っていなかったので、ついつい二度見してしまった。
  2. 作者に愛されている割に、けっこう容赦ない悲鳴言わせられてるよな、この人。




■「本当はあんたを生かしといてハーデス軍とのつなぎにしようと思ってたのよ あたしがマジでねがえった時になにかと便利だものね だけどそれは無理だってわかったわ」 (11ページ目)
  1. あー、だから幻朧魔王拳を受けた水鏡先生をさっさとブチ殺さずに、いちいち面倒くさい手段使ってひたすら逃げ回ってたわけか。
  2. 一応筋は通ってるな、なるほど。




■「だって水鏡 あんたはアテナを裏切ってないもの これでも男を見る目はたしかなのよ ウフン」 (11ページ目)


  1. なんという説得力。

  2. そんなのデストールさんじゃなくてもバレバレだわい、と思いつつも、なんという説得力。




■「あんたは正義をつらぬきとおす男の中の男だわ だけどバカよね 大バカ まるでひとりいばらの道を歩んでるみたい(略)」 (12ページ目)
  1. なんかいつの間にかもっともらしい話になってきてるけど、そもそも水鏡先生が寝返った理由って、弟に対する超個人的な私情が原因であって、別に全然正義とは関係なかったような気がするんですけど。




■「まあいいわ ここで殺してあげる それがあんたに対するあたしのラブよ」 (12ページ目)

  1. ちょっとラブが重すぎて受け止めきれないんですけど!




■「う…くっ…水鏡先生がやられる…だ…だけどこのままではもうなにもできない い…いったい… いったいどうしたらいいんだ…」「う…うう…」「テ…天馬くん…」 (13ページ目)
  1. いや瞬よ、とりあえず君のそのチェーンは何のために付いているのかね。
  2. そして良く見たら天馬くんが意識を取り戻したらしい。ちょっとここ、わかりにくくて見落としかけたけど。




■「そうら 死界の穴よ (略)さらばよ水鏡」「お…おいデストール ひ…ひとつだけおしえてくれ」「なによぉ ちょっとお待ちよ」 (13〜14ページ目)
  1. おお、天馬くんが復活した!
  2. しかもデストールさんを引きとめようとしている!
  3. この土壇場で、もしかしてこの主人公が初めて戦闘的な意味で役に立とうとしてないか!?
  4. すごい。ちゃんと天馬くんの成長が描かれている、ような気がする!




■「い…いや…ずっと気になってたんだ おまえ男か女か」「なんだって?」「し…死ぬ前に知っておきたい…」 (14ページ目)
  1. ちょっと待てwwwww
  2. 何だこのギャグマンガwwwww
  3. なんかすごいギャグマンガ始まったwww 斜め上すぎるwww
  4. ていうか死ぬ前に知るのがそんな情報だなんてすごいイヤだwww




■「生まれてこのかた おまえのようなゲテモノを見たことないんだ 地上にこんな生物がいたなんて信じらんない」 (15ページ目) 
  1. これはひどいwww
  2. さすがにデストールさんに同情するwww
  3. ここまで言われるほどじゃないだろwww
  4. むしろパピヨンのミューとかに言うべきセリフだろこれwww




■「あまりにもブサイクすぎて本当にわかんないよ 男か女か 女か男か 答えろ デス!」 (15ページ目)
  1. なるほど、これが忍たまの友に書いてあった「怒車の術」ですね、土井先生!
  2. つーかこれ、天馬くんもヤケクソだな。顔がどう見てもヤケクソの顔をしている。
  3. しかもついにデストールさんを愛称で呼び始めた。ヤケクソにも程がある。




■「ぬうう〜〜っ じゃかあしい クソガキィッ あたしゃ男だ ボケェ!!」 (15ページ目)
  1. えっ。男でいいんですか、デストールさん。
  2. 諸々の描写を見た感じでは、てっきり性自認がトランスジェンダーな人だとばかり思っていたよ。




■「そ…そ…それは…沈黙の棺(オメルタ)!!」「へへ…この棺桶は…どんなんでも答えたが最後…だったよな おっさん」 (16ページ目)
  1. ま、まさかそんな方法があったとは!
  2. これは実に聖闘士らしくない頭脳プレイ!さすが、つい最近まで聖衣すら漢字でしゃべれなかった男は違うな、天馬よ!
  3. そしてさり気なく「おっさん」でトドメを刺されているデストールさんがマジ哀れ。
  4. いや、そんな言うほどブサイクじゃないと思うんだけどなあ。愛嬌があってかわいいじゃないか。




■「お…おまえら…はかったわねぇ…ひっ うぎゃああ やめてぇ――!! あじゃぱぁあああっ」 (16〜17ページ目)
  1. 待ちやがれwwwww
  2. もはやこの「あじゃぱー」って、作者はサービスのつもりでやってないか、おい!




■「ヘッ バーカ こん中で一生眠ってな」 (17ページ目)
  1. あの、今、何だかものすごくコメディタッチでさらりと流されましたけど、実は何気にものすごくエグくないですか、この殺され方って。
  2. ていうか、本当にデストールさんはこんなんで死ぬんでしょうか、この聖戦……。




■「シ…瞬 やったぜ…」「天馬くん」 (17ページ目)
  1. いや、そんなキラキラの瞳でカッコよく「やったぜ」とか言われても、どう考えてもそんな感動的な戦いじゃなかっただろ、今の(笑)




■「す…水鏡先生は…」「はっ」「いない…どこにもいないよ」「せ…先生」 (18ページ目)
  1. もう誰かこの面倒くさいデレデレを何とかしてくれよ!
  2. ツンの要素が壊滅したデレはもはやただの面倒くさい人以外の何者でもないことが、水鏡先生のおかげで良くわかったよ!




■「だけど大丈夫だよ 穴には落ちなかったし水鏡先生はきっと無事だよ天馬くん」「そ…そうだな…水鏡先生は強い男だからきっと先に戻ってるよな」 (18ページ目)
  1. これで実はデストールさんに道連れにされてオメルタの中にいたりしたら大笑いなんだけどな!
  2. でもデストールさんってオメルタに吸い込まれる瞬間まで水鏡先生の首根っこ掴んでたんだから、論理的には意外とありえそうな気もするんだけど(笑)




■「さあ ぼくたちも戻ろう 十二宮へ…」「DASHITE TASUKETE〜〜〜〜〜!! AJYAPAAA〜!!」 ドン ドン ドン ドン (19ページ目)
  1. デストールさんのエグすぎる末期に対して突っ込むべきなのか、「AJYAPAAA〜!!」に突っ込むべきなのか、それともまるでシリアスみたいな会話を交わしながらそれらすべてを鬼スルーしている天馬と瞬に突っ込むべきなのか、むしろいっそ「JYA」の綴り方に突っ込むべきなのか、突っ込むべきところが多すぎてわけがわからないよ。




■ザッ 「はあ はあ はあ 天馬…わたしも感じたぞ…おまえのぬくもりを…おまえの血の…あたたかさを…」 (20ページ目)


  1. このヘンタイなんとかして!!





■「し…しかしいかにいばらだろうと…困難が待ちうけていようと…男には進まねばならぬ道があるのだ…」 (20〜21ページ目)
  1. いや、だから、いつの間にかなんか立派なことでもやってるかのような描写になってますけど、そもそもこの人って弟に関する思いっきり私的な事情で裏切ってなかったっけ?
  2. それとも水鏡先生的には、弟さえ絡めばそれが「男が進まねばならない道」になるんでしょうか。
  3. それはどこぞの一輝にいさんよりも重症だな。自分のブラコンを「男の道」とか言い張ってる点で。




■(おまけ)次回予告:「次は荒獅子 レオの待つ獅子宮!!」
  1. なるほど……結局まだ十二宮突破話が続くのか。
  2. 双子宮までの闘いを見た限りでは、てっきり作者が飽き始めているとばかり思っていた私だが、これはむしろ別のおもしろさに目覚めてしまったか。(主にデストールさんのせいで)
  3. しかし荒獅子ってどんなキャラなんだ。妙に和風っぽい連想をしてしまう。
  4. 「荒獅子」というからにはやっぱり髪の毛は振り乱してる感じなんだろうか。そして暴力男なんだろうか。そしてやっぱり「ええい面倒」なんだろうか。




■(おまけ)次回予告2:「次シーズンは春頃を予定!!進化し続ける「星矢」ワールドに刮目!!」
  1. はて、ここしばらくの車田漫画を見た感じだと、「進化」と予告された場合、本当に進化していかねないからな……。(例:「熱気は次元を超える」と予告され、「高熱でもあるのかよ!」と言って本気にしないでいたら、本当に次元を超えて天界編とつながってしまったPart12とか。)
  2. いったいどんな展開が待っているのであろうか。割と真剣に予測がつかない。
  3. まあとりあえず、「春頃」が何月を指すのか、お約束の予想だけ立てておきたいと思います!私の直感では意外と三月に一票!




■(おまけ)巻末車田コメント:「体調と相談しながら次のシーズン、なるべく早くもどってきます。乞うご期待!」
  1. ……あの、なんか割と本気で心配になる感じなんですけど、大丈夫ですか御大。


<完>


多分続く

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Written by T'ika /2012.1.12