■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part33 双児宮の死闘」 ツッコミ
(2011年1月13日発売・週刊少年チャ○ピオン7号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■扉絵 (1ページ目)
- 「天界を敵にまわしても親友(セイヤ)はオレが守る!!」という煽り文句と共に、ものすごく最近どこかの表紙で見たような氷河が読者をヤブ睨みしている。
- きっとあまりにもカッコ良く描けたので、「これは少なくとも三回くらいは使い回さねば!」と思われてしまったのに違いないですヨ!
■「はぁ はぁ ちっ この斗馬としたことがドジるとは…邪魔が入らなけりゃあんなぬけがらの星矢の首など軽くとれたものを…」 (2ページ目)
- なんかやたらと偉そうだけど、要するにこの人、超簡単なはずの任務を盛大に失敗し、しかも一瞬で諦めてその場を逃げ出した挙句、後で安全な場所に隠れてから「あんな任務、簡単だった」「ちょう簡単だった」って一人でブツブツ言ってるだけだよな?
- しかし、すぐ向こうに火時計が見えてるってことは、何気にここ、思いっきり聖域の敷地内じゃね?
- あの、僭越ながら私の個人的な所見を申し述べるならば、鉄壁の守備力を誇る聖域の皆さんにはせめて自軍の陣地内でくらいは敵の所在を把握しておいて頂きたいのですが、まあきっと今は聖戦直後で極度の人手不足に苦しんでるだけなんだよね!きっと!たぶん!恐らく!
■「しかし…あの女聖闘士 どこかで会ったような気がするが…」(ねえさぁ――ん!)(斗馬ぁ!!)(ねえさぁーん!)(斗馬ぁ!!) (2〜3ページ目)
- いや、どこかで会ったようなも何も、それめちゃめちゃ特定されてますやん!
■「フッ まさかな」 (3ページ目)
- 早っ!
- 思考停止するの早っ!
- こ、こいつ、やっぱりPart31で口走った「ええ〜い面倒!」のセリフは本物だったんだ!
- 本当に難しいことを三秒以上考えていられないアホの子なんだ!
■「とにかく今は星矢の首をとることが先だ!待ってろ星矢 次は必ず!!」 (3ページ目)
- いや、ちょっと待てよ!
- アンタ最終的な目的は姉探しだって、つい先週自分で言ってたばっかりだろ!
- 何でさっそく優先順位が「星矢の首を取る>>>姉に似た女の謎を追及する」になってんだよ!
- カリストの口車に乗せられすぎだろ!
- しかも何でいつの間にか心の中の星矢(暗殺ターゲット)に対して妙にフレンドリーな口調で話しかけ始めてるんだよ!
- しかも何でそんなスキップみたいな格好で走り去って行くんだよ!
- しかも何でそんな「オレたちの未来はあっちだ!」みたいな妙な光の効果つきなんだよ!どう考えてもそっち方向の未来は行き止まりだよ!
- なんかこいつ、もしかしなくても、アホだろ!
- しかしマジメな感想をひとつだけ述べるとすれば、斗馬の走り去っていく先にはどう見ても集落のようなものが見えるんだけど、聖域の隣に見える集落って、もしかしてロドリオ村じゃないですか……?
- まさかこの人、これからロドリオ村を襲撃して住民を人質にして「星矢の首と交換しろ!」とか叫び出すつもりなんじゃないでしょうね……?
- そんでそのロドリオ村に運悪く星華ちゃんがいたりして、それを見つけた斗馬がロクに確認もしないまま「オレの姉さんだ!」とか言って誘拐してエライ騒ぎになっちゃったりとか、幾らなんでもそんなことは起こらないでしょうね……?
- いや、どうも、斗馬さんのあまりのアホの子っぷりに、ツッコミ人も想像力をフル回転しないと今後の展開が予想できなくって(笑)
■[場面転換] 「出たな双子座 邪魔するならおしのけて通るぜって言いたいところだけど瞬から忠告されてる 幻影に惑わされるなってな そっちがなにもしなけりゃオレも手出しはしない じゃ 通るぜ」 (4〜5ページ目)
- す、すみません!
- 私、今までてっきり、「どうせ天馬なんだからあっという間に瞬の忠告を忘れて幻影に手出ししてブチのめされるに違いない」とばかり思ってました!
- 予想以上に天馬くんができる子でした!
- 特に斗馬さんを見た直後だと、彼の良識人っぷりがハンパないです!
■[場面転換] 「うう…沙織さんも心配だけど…やっぱり天馬くんも気にかかる 星矢に似たあの負けず嫌いの気性では双子座に向かって行きかねない」 (6ページ目)
- あ、やっぱり瞬さんもそう思っていらっしゃいましたか!(爆笑)
■「うかつに闘ったらアナザーディメンションで未知の彼方へ飛ばされてしまうかもしれない い…いや間違いなく飛ばされる」 (6ページ目)
- とりあえず瞬は間違いなく石橋を叩きすぎて神経性胃炎になるタイプと見た。(笑)
■「くっ やはりこのままぼくだけ先へ行くわけにはいかない 天馬くん 早まるな!」 (7ページ目)
- 何はともあれ、天馬くんに対する瞬の信頼度があまりにも低すぎて笑えます!
■[場面転換] ガカアッ ドシャアッ 「うわあっ なにしやがる!」「フッ」「こ…こいつ幻影なんかじゃないぞ 実体だ!」 (8〜10ページ目)
- ちょっ!ひでえ!(爆笑)
- できる子の天馬くんはちゃんと瞬の忠告を守って行動したのに、まさか忠告自体がフェイクだったなんて!
■「く…くそぉ そっちがその気ならやってやるぜ くらえ!ペガサス流星拳!!」 クワアッ 「アナザーディメンション」 (11〜13ページ目)
- というか、良く考えたらこれ前聖戦の話なのに、なぜここで当たり前のようにアナザーディメンションが使われているんだろう。
- だいたいアナザーディメンションって、サガのオリジナル技じゃなかったのか?
- そうじゃなかったら、「何も兄の技ばかり借りるつもりはない」とか何とか言って、絶対にアナザーディメンションだけは使わないようにあれだけ意識して頑張ってたカノンの努力はいったい何だったんだ?
■[場面転換] 「なに!沙織さんと瞬が!!」「ウム 星矢を救うにはあと三日たらずだそうだ」 (14ページ目)
- なに!沙織さんと瞬はいつの間にそんなことを魔鈴さんに伝えていたんだ!?
- というか、そこまでマネージメントしてく余裕があったんなら、何で星矢はそのまま屋外に放置されてたんだ!?(爆笑)
- それともまさか、本当は魔鈴さんに星矢の警護を頼んでおいたんだろうか。
- そしたら聖域の人手不足を憂慮する魔鈴さんが、星矢の警護と聖域の警備を同時に行おうとした結果、車椅子の星矢をちょうどゴキブリホイホイのエサのように用いる作戦を思いついてしまい、それで星矢を屋外に放置したまま敵が引っかかるのを手ぐすね引いて待ってたんだろうか。
- おお、やりかねん!魔鈴さんならやりかねん!(笑)
■「むううっ ならばオレもこうしてはいられない すぐさま応援にかけつけたいが…星矢の身も気にかかる」(略)「安心しな あたしもついてるさ」「シャイナ!」「シャイナさん」 (14〜15ページ目)
- わあっ!シャイナさんだ!シャイナさんだ!
- いつからそこにいたんですか、シャイナさん!
- アテナから後事を託されていたっぽい魔鈴さんまでがシャイナさんの出現に驚いてるってことは、どう考えてもこれ、無断で隠れて覗き見してたとしか思えないんですけど!
- これでもしアテナが車椅子押してた頃からずっと隠れて見てたんだとしたら恐ろしすぎる。(笑)
■「星矢の体はあたしと魔鈴に任せときな」 (15ページ目)
- いや、シャイナさん!その言い方は良くない!良くないよ!
- 何でわざわざ「体は」ってつける必要があるんだよ!(爆笑)
- それじゃまるで「興味があるのは星矢そのものより星矢の体の方」みたいに聞こえるよ!
- 無駄にイヤラシイよ!
■[場面転換] 「瞬!おまえひきかえして来たのか!?(略) ムリだ瞬!このままではふたりともやられる!」「そういうわけにはいきません…行く時はふたり一緒ですよ天馬くん」 (16〜19ページ目)
- 全くお恥ずかしい限りなのだが、「行く時はふたり一緒」の部分を「逝く時はふたり一緒」と読み間違えた私は、「いや、アンタ、そこで天馬と心中してる場合じゃないだろ!」と思ってしまった。(笑)
- でもどっちにしろ「赤子のアテナが命を狙われてる」という危機的な状況に変わりはないんだから、やっぱりそこで天馬を助けに引き返してるヒマはないような気もするんだけど。
- さてはこの瞬、よっぽど双子座の黄金聖闘士を一瞬で倒せる自信があるんだな。
■「く…鎖がちぎれる…こ…このままではもう…」 クワッ ドシャアッ 「うう…だ…誰かが助けてくれたようです…」「あ…あの人は…水鏡先生!!」 (20〜21ページ目)
- ツンデレだ!ツンデレ師匠がやって来た!
- 誰がどう見ても助けてくれたとしか思えなさすぎるタイミングだ!
- もうこの人、本心がバレバレすぎて逆に面倒くさいよ! しかも本人はこれで隠してるつもりってところが特に面倒くさい!
<完>
多分続く
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