冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part31 双児宮の迷宮」 ツッコミ

(2010年12月23日発売・週刊少年チャ○ピオン4+5号掲載)




(注意)
このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。





■ドオオオン 「フン バカバカしい 小宇宙も生命力もかぎりなくゼロに近い こいつは生けるしかばねではないか こんな奴を殺るために天闘士のオレを使うとは…カリストめ なめやがって」 (1〜2ページ目)
  1. いや、だから、そいつを殺った後に起きるであろうありとあらゆるゴタゴタを全て部外者のおまえに押し付けて、そのままズラかろうって魂胆に決まってんだろ、カリストさんは!
  2. まさか気づいてないのか、この天闘士。




■「だが…こいつの首を持って行けばオレは自由の身 このうっとうしいマスクからも解放される」 (2ページ目)
  1. いや自由の身とかマスクがどうとか、そんなことよりも私としては復讐に燃える一輝にいさん(仮)を敵に回す方が100倍恐ろしいような気がするのだが。




■「そしてなによりもまた…幼い頃生き別れになった姉さんを探すことができるのだ」 (2〜3ページ目)
  1. なるほどこいつもシスコンキャラか!把握した!
  2. それにしても斗馬によって回想されている姉さんとやらの顔が、さっそく星華ちゃんに似ていすぎるのだが(笑)
  3. っていうか、Part14からずっと気になっているのだが、この漫画において星華ちゃんの存在っていったいどう処理されているんだろう……。




■「姉さん…待っていてくれ…」 (3ページ目)
  1. しかし聖闘士星矢の登場人物ってブラコンは死ぬほどいるけど、何気にシスコンって星矢と斗馬しかいないんだな。
  2. そう言えば心なしか斗馬の外見も、何気に星矢とそっくりだよな。良く見たら髪型とか体型とかほとんど一緒じゃん。
  3. つまり、どうやら斗馬というキャラクターは天界編におけるもう一人の星矢、もう一人の主人公ポジションってことなんだな。星矢と斗馬でポジとネガ、みたいな。
  4. 何だかものすごい重要キャラっぽいな、この斗馬。姉さんの件含め、この先どうなって行くのか非常に楽しみだ。
  5. ていうか、もう天馬とアローンとかぶっちゃけどうでも良くね?




■「星矢とやら おまえにはなんの恨みもないが…その首もらうぞ」 (3ページ目)
  1. 何だかビミョーに非情に徹し切れていない斗馬さんの下地がさっそく透けて見えている。




■ドサッ 「はっ」「どうした瞬」「あ…!?い…いや 今なにかとてつもなく不安を感じたんだ 星矢にも…星矢にも危機が迫っている」 (4〜5ページ目)
  1. そりゃ、アンタらがあんな無防備なお花畑に病人をひとりぼっちで放置して来るのが悪いんだろ!
  2. しかしそれにしても、「もし作中で人の首が飛んだら、それは必ず誰かの見ていた幻覚である」という車田漫画の黄金律は、やはり今回も鉄板でしたね!というか久しぶりに出てきてすごく懐かしかったね!
  3. 御大がノリノリなのが良くわかりますね!




■「だけどこの双児宮をぬけるにはどうしたらいいんだ」「とにかくもう一度やってみましょう」(略)「出た!」「なにい!?」「ここはもとの場所!」「双児宮が二つにふえている!!」 (5〜8ページ目)
  1. はい、このへんジャンプ連載時の原作とまったく同じなんで巻きでお願いしまーす。




■「やっぱりそうだ 双児宮は 入りこもうとする者の行く手をはばむ迷宮なのです(略) その迷宮も幻影にすぎません それに惑わされなければ出られるはずです」 (8〜9ページ目)
  1. おお、この壊れたレコードをどうしてくれよう。
  2. また同じ曲が始まってしまいました感がハンパない。




■「よぉし 時間もない ここからはふたり別々に行こう 先に出られた方が次の巨蟹宮をめざすんだ(略) できれば無事に出口で会おうぜ」 (9ページ目)
  1. やはりこれも非常にどこかで見たようなシチュエーションなのだが、ただひとつ、どうも天馬くん側の戦力の足りてなさ感が圧倒的すぎてヤバい。(笑)
  2. だって良く考えてみたらこいつ、ほんの数時間前まで、「セイントって何だよ!」「クロスって何だよ!」って言ってたようなレベルなんだぜ!?信じられるか!?




■[場面転換] 「なにい! なんだこの小宇宙は…!? 死人も同然の男からこのような偉大な小宇宙が立ちのぼるとは…(略) この小宇宙は星矢の手首にまかれた花の鎖から放たれている(略) ダ…ダメだ これ以上ふみこめん 花の鎖がこの星矢を守っている むううっ」 (10〜11ページ目)
  1. ええっ!まさかあんなにテキトーそうに付けられたお花の腕輪に、そんなチートな効果があったなんて!
  2. ずるい!ずるい!
  3. そんなことが出来るんだったら、十二宮編とかポセイドン編とかハーデス編とか、最初っから味方全員にそのお守りつけといてやれば良かったじゃないか!
  4. かわいそうだ!みんなかわいそうだ!お守りなしでヒドイ目にあった人たちがものすごくかわいそうだ!(爆笑)
  5. いやまあしかし、だからって、お花さえ手首に巻いておけば瀕死の重態患者をお外に一人で放り出しといてもいい、という話にはならんと思うのだがな。




■「ええ〜い面倒! そこから叩き落して息の根を止めてやる 首はその後ゆっくりかき切ってくれるわ」 (12〜13ページ目)
  1. え、「ええ〜い面倒」!?
  2. い、いかん! 斗馬よ! 車田漫画界においてそのセリフは、難しいことを三秒以上考えていられない筋肉脳の人しかしゃべってはならない禁断のセリフなのだぞ!
  3. そのたった一言によって、きさまから「知的でクール」なイメージは永久に剥奪され、未来永劫、末代まで、アホの子の烙印を押されてしまうのだぞ! わかっているのか!
  4. しかしそれにしても、意識不明の人を車椅子ごと浮かせて墜落死させるなんていうこの発想は、聖闘士星矢史上初と言ってもいいほどの斬新さだな。そしてセコい。




■「待ちな!星矢を落とすとお前の命もないよ」「なんだと きさま何者だ」「それはこちらのセリフさ 勝手に聖域に入りこんで星矢の命をとろうなんて どこのどいつか知らないが生きては帰さないよ」 (13〜14ページ目)


  1. ま、魔鈴さーん!!!!!

  2. 魔鈴さんの登場の仕方があまりにもカッコ良すぎて口から火噴いた。ぶっちゃけPart1とかで出て来たヒヨコ2名の1京倍くらいカッコ良く見える。
  3. 魔鈴さんの立居振舞いがあまりにもクールすぎて目からビーム出た。ぶっちゃけ水鏡先生とか斗馬とかの1億倍くらいクールに見える。
  4. そして聖戦でズタボロになったはずの魔鈴さんの聖衣は、なぜかいつの間にかキレイに直っていた。瞬の聖衣とかズタボロのままなのに、魔鈴さんのプロデュース能力は流石すぎる。
  5. ……いや、ていうか、誰が直したんだ、誰が。




■「ゆっくり星矢をおろすんだ ゆっくりとな」「むううっ(略) フッ ならばおろしてやるから受けとりな」 ブ ン 「うっ きさまぁ!」 (14〜16ページ目)
  1. 斗馬の言動がセコすぎて、これはもう小賢しい小学生の言いがかりレベル!




■「くっ」 ガシッ (16ページ目)
  1. 天空を支える巨人アトラスさながらに車椅子ごとガッシリと星矢を受け止める魔鈴さんが、マジ漢すぎてマジ惚れするレベル。




■ピタッ 「うっ」「フッ しっかりかかえてやれよ 落とすと星矢がケガするぞ」「むううっ」 (17ページ目)
  1. こ、こいつ、魔鈴さんの首元に手刀を突きつけるなんて生意気な!
  2. 身の程知らずめ!卑怯者め!筋肉脳め!小2病め!生腹露出狂のヘンタイめ!
  3. しかもこいつ、偉そうにしてる割に、良く見たら相変わらずめっちゃ腹のとこ汚れてんじゃねえか!
  4. 聖域に潜入する前に風呂くらい入っとけって言っただろ!不潔!(←Part30ツッコミ参照・爆笑)




■「この女 よけいな邪魔しやがって 先におまえから片づけてやる 死ね!」 (17ページ目)
  1. この腹出し男、言うに事欠いて魔鈴さんのことを「この女」呼ばわりしやがって!
  2. もう魔鈴さんはその担ぎ上げてる車椅子を星矢ごと振り下ろして、思いっきり遠慮なくコイツぶん殴ったれよ!
  3. どうせ星矢は花の鎖に守られてんだから、いいだろ!!




■キン 「うっ な…なんだこの凍気は!?」「お…おまえは!!キグナス氷河!!」 (18〜20ページ目)
  1. おお、ものすごく気合の入った登場シーンだ!
  2. いや、というか、この氷河さんのバックに降りしきる雪と氷のカラー背景があまりにも極寒すぎるがために、今、ラスト2ページ読んだだけで体感温度が5度くらい下がったような気がするんですけど、うちまだ暖房つけてないんでマジでキツイです。


<完>


多分続く

「Part30」へ←  →「Part32」へ

NDツッコミ目次へ  ネタ部屋トップへ

Written by T'ika /2011.12.3