■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part29 氷槍」 ツッコミ(ネタ部屋辞典風)
(2010年9月23日発売・週刊少年チャ○ピオン43号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■「起て牡牛座 座したままでは勝負にならん」「うぬぼれるな小僧 冥闘士の相手などこのままで充分だ」(1ページ目)
- それじゃいっそ発想の転換で、オックスさんも水鏡先生も二人とも座ったまま戦ってみるっていうのはどうかな!
■「おまえはそこから三歩も進まぬうちに息たえておるのだぞ」「ならば行こう しかしそれが出来ねば死ぬのはきさまだぞ」(1ページ目)
- 意訳:「やーいやーい!そっから三歩以上こっちに入るの禁止ー!」「じゃあこの線三歩こえたらおまえ負けー!」
- やってることが小学生と変わらん、と思いきや、実はこれこそが聖闘士星矢の正統なる続編としてこの上なくふさわしい、由緒正しきセリフ回しなのである。
- 参考例その1:「お嬢さんと星矢が無事ここからいなくなるまでこの線よりこちらに入るな 入ったヤツは死ぬぞ!」「この線から入ったら死ぬだと たかが青銅がふざけるな――っ」 ←原作白銀聖闘士編における一輝さんとカペラさんの応酬。
- 参考例その2:「おまえこそ この線からこっちへ入ったら死ぬのだ!」「なにい!」 ←原作白銀聖闘士編におけるダンテさんと一輝さんの応酬。
- 参考例その3:「(ザッ ザッ)三秒後にここに奴は落ちて来る…」 ←原作ハーデス編におけるアイアコスさんの一人遊び。
- しかしまあ、聖闘士も冥闘士もホントに学校ゴッコ好きだな!!
■ ザッ ザッ カッ ドーーーーン (2〜3ページ目)
- このコマ割りに効果音、見開き迫力大画面、まさに車田マンガの真骨頂ですね!
- 御大ノリノリですね!
- もしかしてこのマンガで戦闘中にこのレベルの緊迫感が醸し出されたのって、初めてかもしれませんね!
- 馬とスケルトンの死闘に悶絶してた時代が、まるで夢のようですね!(←Part12参照・爆笑)
■ ゴゴゴゴ… 「こ…この衝撃は…オックスのはなった一撃か… さすがの水鏡も本物の黄金聖闘士にかかったらひとたまりもあるまい…」 (4ページ目)
- そんな思いっきり牡羊座の黄金聖衣着てる人にそのようなことを言われても困ります。
- きさまは偽物だとでも言うのか!!
■「天馬くん」「ウム オックスがやったな」「しかし地ひびきがまだ鳴りやまないとは…なんてすさまじい小宇宙なんだ」 (4〜5ページ目)
- いや、すごいのは小宇宙なんだということは非常に良く分かっているつもりなのですが、どうもオックスさんの場合に限ってはあまりにも体型のインパクトがありすぎるがために、まるで体重のせいで地響きが起こってるみたいな気がしてしまっていけません!
■「水鏡 もう行くのか水鏡」 (6ページ目)
- いや、ちょっと、この回想シーンの水清の墓石、もう少し何とかならなかったわけ?!(爆笑)
- このものすごい違和感は、西洋的墓石フォルムに思いっきり漢字縦書きしてるせいなのか?それとも文字スペースと余白スペースのバランスがおかしすぎるせいなのか?
- しかも、何気に水鏡先生、字が下手すぎる。
- つーか結局、やっぱり水清死んでんだな。
■「ウム 教皇のご命令だ フィランツィオのあたりでハーデス復活の兆しがあるゆえ 偵察に行かねばならんのだ」(6ページ目)
- なるほど、そうしてフィランツィオの近くで吹雪に難儀してたアローンと天馬に遭遇して、「Part11」の超ピンク話に続くわけですね!
- しかし、この命令を水鏡に下した時点での教皇は、すでにハーデス側に寝返っていたのだろうか。それともまだアテナ側でマジメに正義を追い求めていたんだろうか。
- ↑それ次第で随分と事情が違ってくるような気がするのだが。(主に教皇の黒幕度&聖域のグダグダ度的な意味において)
■「あれほど可愛がっていた弟の水清が亡くなったばかりだというのに」「察するぞ水鏡」(6ページ目)
- それじゃ、この時の教皇は、やっぱり裏切者だったのかな。もう既にアテナを裏切っていて、水鏡が冥界から誘われてることも把握してて、その上でわざと水鏡をハーデスの近くに行かせたのかな。
- いや、だってこれ、もし教皇が裏切ってないのにこんな命令出してたとしたら、最愛の弟が死んだばかりの聖闘士をわざわざ選んでこんな嫌がらせのような遠距離出張ミッション課すなんて、フツーに教皇は素でもかなりの鬼畜だったことになっちまうぜ?
■「シオン 童虎… おまえたちに頼みがある 水清のことで… じつは… ………………い…いや…なんでもない 墓を頼む」「水鏡?」(7〜8ページ目)
- いったい水鏡先生は何を言いかけたんだろう。普通に気になる。
- 予測その1:「じつは…水清は死んでいないんだ!」 ←何だそれは。わざわざカムフラージュで墓作る意味がわからん。(ボツ)
- 予測その2:「じつは…水清がちゃんとエリシオンに行ったかどうか、確かめてほしいんだ」 ←いや、どうやって!どうやって!(ボツ)
- 予測その3:「じつは…水清はそのうち、墓を掘り返して黄泉返ってくる予定なんだ!」 ←いや、それ、ヤバすぎだろ!!水鏡先生フィランツィオとか行ってる場合じゃないだろ!!(爆笑)
- 予測その4:「じつは…悪魔と契約して水清は助かったんだけど、ハーデスに魂を売ったせいで二目と見られぬ醜い姿になってしまって、実は今、この聖衣箱の中にいるんだ。」 ←「みっしり」。
- 冗談はさておき、このへんの種明かしが物語の核になりそうな気がするのだが、いまいち予測がつかんな。
- まあでも、とりあえず水鏡がこういういかにも事情ありげなこと言いかけてるってことは、水清は意外と命だけは助けられて、冥界の人質になってたりして。 ←本命
- まあフツーに死んで冥界の人質になってるっていう可能性もあるが。 ←対抗
■「もうじき雪になりそうだ」「体をいとえ水鏡」 (8ページ目)
- いや、ちょっと待て!もしかして水鏡先生は、よりにもよってそんな寒い季節に、瀕死の病人の病室の窓を全開にしたまま、延々とお祈りしてたのか!?
- こりゃ想像以上にアホの子だな!
- っていうか、シオンも童虎もこんだけ意味深かつ中途半端な親友のお願いを耳にしかけときながら、一瞬で何事もなかったかのようにスルーしすぎだろ!(爆笑)
- そんな重大な問題に比べたら極めてどうでもいいのだが、さっきからシオンと童虎の修行服がフードつきなのが、地味に激しく気になっている。なんなのこのフード、かぶるの……?
■「あの日別れを告げた水鏡が…まさか冥衣をまとってわたしたちの前にあらわれるとは…あの時水鏡はいったい…いったいなにを訴えたかったのか…」 (9ページ目)
- いや、それってつまり、そんなに意味深かつ心配な状態でフィランツォに行ったきり何年も行方不明になってた刎頚の友を、探しにも行かずにそのままずっと、今まで放置してたってことなんだよね、この人たち!
- 刎頚の友が聞いて呆れるわ(大笑)
■ ドオオオオン 「くっ…うう… がはっごほっ ぐうう〜〜っ」 (10ページ目)
- いや、水鏡先生、とばされすぎだろ!オイ!(爆笑)
- しかもガルーダの冥衣、体積が半分くらいになってるよ!
- しかし、このうめき声、地味にツボるな…… (がはっごほっ ぐうう〜〜っ)
■「敵の冥衣とはいえ大したものよ(略)水鏡 おまえはその冥衣の他にハーデスからなにをもらった 現世のありあまる金銀財宝か それとも死後のユートピアでも約束されたか」 (11ページ目)
- そうか!水鏡先生はハーデスに寝返ったことで、弟関係のほかにも何かゲットしている可能性があるのか!
- 数年前までシオン(ヒヨコ)と大して実力が変わらなかったのが、今回いきなり強くなってたっていうのも、もしかしてハーデス様のお力なのか?(笑)
■「どちらにしろアテナを裏切りハーデスにねがえった卑怯者よ 恥を知れ!」 パァン (11〜12ページ目)
- しかし、さっきから座ったまま上から相手を叩き潰してばっかりいるが、これってもしかしてオックスさんの得意技なんだろうか。
- 何だか見た目がものすごくゴキブリ退治の人みたいでイヤだな。
■「なにい オ…オレの掌底を片手でうけとめるとは…バ…バカな…」 (12ページ目)
- いやもう手のひらの大きさがすごすぎて、マジでオックスさんの100分の1くらいしかなさげなんだけど、水鏡先生。
■「こ…これは渦!?」「そうだ 大気中の水分がこの一点に集中してきさまの攻撃をさえぎっているのだ」 (13ページ目)
- いや、もう、全然イミワカランから!!!(大爆笑)
- 水だろ!?それ、ただの水だろ!?液体だろ!?圧力かけたらカタチ変わるだろ!?水ごとベチャッてつぶれない理由を、誰か説明してくれよ!!
- それとも水→水蒸気=気体の圧力で押し返してるってことなんだろーか。
- どっちにしろ、ビジュアル的にも機能的にも、非常にミスティを彷彿とさせる技だな……。
■「ぬううう〜〜〜っ」「微弱な水気とてあなどるなかれ 点滴岩をも穿つ 水は鋼さえも断つのだぞ」 (14ページ目)
- ・・・・・・?
- わかったようで全然わからん(笑)
- つーかそんな回りくどい分かりにくい論理を用いるよりも、単純に水なんだから、もういっそオックスさんの鼻と口の周りに水気集めて溺死を狙った方が、はるかにシンプルかつ確実だと思うのだが。
■「フッなるほど ディフェンスだけはどうにかやるようだな しかし守るだけではどうにもならん」 ザシャアッ (14ページ目)
- オックスさんが立った!オックスさんが立った!
- わーい!わーい!おじいさん!オックスさんが立ったよ!わーい!
■「水鏡 おまえのディフェンスごと木端微塵にしてくれるわ わがグレートホーンでな」 (15ページ目)
- おい!待てよ!
- 顔だけじゃなくて必殺技まで、現代の人の使い回しなのかよ!
- オックスさんについて考える時間を節約しすぎだろ車田!
- アルデバランさんをオマージュするにも程があるだろ車田!
■「はじめから全力でやるべきだったのだ もはやおそい」 ピシッ 「な…なにい!?」 (15〜16ページ目)
- おい!待てよ!
- 何で黄金聖衣がタダの氷に貫かれてんだよ!強度なさすぎだろ!
- あまりにも簡単に貫かれていすぎるもんだから、黄金聖衣から突如巨大な霜柱でも生えてきたのかと思ったよ!(←絵面的に)
■「水はさらに凍結し牙となる」「バ…バカな…これは?」「オックス 先にあの世で待っていろ」(16〜17ページ目)
- どうでもいいんだけど、水鏡先生の冥衣の翼の部分の壊れ方が全てのコマでちゃんと一致してんのかどうか、毎コマ毎コマすごく気になってチェックしてしまうのは、私だけではないと願いたい。
- つーか、これ、もしかして冥衣壊さない方が描くのカンタンだったんじゃね?
■「うけよわが拳!氷槍白蓮華」 (17ページ目)
- ちょっと!水鏡先生にはこんな面倒くさそうな技名いちいち考えてやってんのに、さっきのオックスさんの、まるでゼロ秒で決まってそうな技名はいったい何なのヨ!?(爆笑)
■ ガカカアッ (18ページ目)
- おい!!黄金聖衣、全然役に立ってなさすぎだろ!!
- まさか氷の方が黄金聖衣より硬いのかよ!
- 強度偽装設計聖衣なんじゃねえだろうな!修復師は誰だコラ!出て来い!
- ……って、ヒヨコ(シオン)な予感がビシバシするのだが(血涙)
■「ぬうう〜っ す…水鏡 おまえはまさか…」 (18ページ目)
- いったいオックスさんは何を言いかけたんだろう。普通に気になる。
- 予想その1:「聖域では白銀聖闘士止まりだったくせに…おまえはまさかハーデスの力でドーピングを…」 ←思いっきり負け惜しみくさい(笑)
- 予想その2:「これはまるで水と氷の魔術師…おまえはまさか本当は水瓶座の黄金聖闘士なのでは…」 ←いやまさかそんなバカな(笑)
- 予想その3:「『先に』あの世で待っていろとは…自分も後から死ぬ気か?おまえはまさか本当はアテナを裏切っていないのか?」 ←しかし、「シジマの?オレには何も聞こえなかったぞ」の実績を誇るオックスさんに、このレベルの敏感さは期待しづらいような気もするが(笑)
■「さすがは黄金聖闘士 牡牛座のオックス 死してなお金牛宮を守るか…」 (19ページ目)
- だから、それ、アルデバランさんの!!!アルデバランさんの使い回し!!!(爆笑)
- いや、オマージュか(笑) アルデバランさんのオマージュなんだな(笑) そういうことにしといてやるわ(笑)
- しかし、牡牛座の黄金聖闘士の人は本当に毎回毎回弁慶の立往生でお亡くなりになりやがって、もしかしてリアル弁慶も本当は牡牛座の黄金聖闘士だったんじゃないだろうな!何十代か前の!
<完>
多分続く
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