■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part28 水清」 ツッコミ(ネタ部屋辞典風)
(2010年9月16日発売・週刊少年チャ○ピオン42号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■「なに 鳳凰幻魔拳!?それを水鏡に打ちこんだというのか」「いや…残念だが手ごたえとしては半分以下のダメージしか与えられなかった 精神を砕くまでは至らず せいぜい昔の悪夢がよみがえる程度だろう」(1〜2ページ目)
- まじで?
- ちょっと前回のラストを見た感じだと、水鏡先生、そんな少ないダメージの割りに、ヨロヨロになりすぎじゃね?
■ ザッ 「ぬううっ あの一輝という男…青銅聖闘士の分際でこしゃくなマネを…」(3ページ目)
- いや、水鏡先生ダメージでかすぎだろ!(爆笑)
- もはや完全に両膝ついて地面にへたりこんで、歩くどころか立ち上がることすらできてねえじゃねえか!
- どんだけ打たれ弱いんだよ!
■(にいちゃん… 水鏡にいちゃん…)(水清…)(3ページ目)
- 今週も期待を裏切らず、毎度お馴染みの幻覚・幻聴タイムがやってきました!
- ここ最近の聖闘士・冥闘士のみなさんは、戦っているか幻覚を見ているかの二択です!
- それにしてもマンガ全体に対する幻覚の比率が高すぎて、何だかだんだん読者まで幻覚を見ているような気分になってきます!
■「はぁ はぁ はぁ はぁ はぁ」「水清 しっかりしろ しっかりするんだ」「はぁ はぁ はぁ はぁ」(4ページ目)
- いや、聖域の聖闘士の私宅がみすぼらしいのは良く分かったから、とりあえず瀕死の病人がいるなら一刻も早くその全開の窓閉めて、部屋を温かくしてやれ水鏡。
■「ぼ…ぼくは…もうじき死ぬの…?」「な…なにを言っている 死ぬわけがないだろう」(4ページ目)
- つーか、その病人どう見ても汗ダラダラで高熱出てんだから、せめて頭冷やしてやるくらいのことは、しろよ!
- 氷枕が作れないなら、せめて冷やした布を額に乗せてやるくらい、しろよ!
- それすら無理なら、せめて汗くらい拭いてやれよ!
- さっきから手ぶらで何もせずにボーッと座ったきり、口しか動かしてねえじゃねえかこのトリアタマ!
■「おまえの病気は必ずよくなる だからがんばるんだ水清」(4ページ目)
- 「がんばるんだ水清」じゃねえよボケ!
- おまえマトモに看病する気あんのかよ!
■「アテナ どうか弟の命をお助けください わたしたちはこの世でただ二人っきりの兄弟…かわりにこの水鏡の命をさしあげてもくいはないのです」(5ページ目)
- だから、お祈りしてるヒマがあったら、さっさとその全開の窓閉めて火くらい焚いてやれ!
- ……って、この部屋どこにも暖炉がねえ!
- 焚き木は山のように積んであるのに、肝心の暖炉がどこにもねえ!
- しかも机の上とかベッドの脇とか何回見ても、病人に薬飲ませた痕跡すらねえ!
- お湯すら沸かした形跡がねえ!
- そりゃ助かろうって方が無理だわ!無理!
■「クックク ムダだ おまえの弟はまもなく死ぬ」(5〜6ページ目)
- まあそりゃ誰が考えたってそうだろう。
- 今のところ何の手当ても受けられてねえもんな、この弟。
■「な…なんだきさまは…」「冥界からのむかえだ おまえの弟をつれに来た」(6ページ目)
- しかし、まだハーデス様も全然復活していない頃なのに、こんなどう見ても冥衣にしか見えない物を着た不審者がこんな堂々と聖域深部にまで入り込めるなんて、アテナの封印も結界も一体どうなっているんだよ。
■「うせろ!!」「クックク ムダだといったろう 生きとし生ける者すべて平等に死はおとずれる 誰であろうとあらがうことなどできぬのだ」 (6ページ目)
- いや、とりあえずその少年の場合は、水鏡先生がもう少しマトモに看病してさえいれば、もうちょっとどうにかなったんじゃないかという気がしてならんのだが。
■「だがわしがわざわざ来たのには訳がある 冥王ハーデス様に忠誠を誓え」「な…なんだと!?」「パンドラ様がおまえの実力をえらくお気に入りだ 冥王軍に入れば三巨頭の位をさずけるとまで言っておられるのだぞ」「バ…バカな…」(6〜7ページ目)
- バ…バカな…
- いったいぜんたいパンドラ様は、こんな聖域のど真ん中の分厚い結界の奥深くで修行する名も無き若手の個人情報を、いちいちどうやってチェックしていると言うのだ…
- これではまるで追っかけストーカーの猛者レベルではないか…
- ていうか三巨頭の位って、そんな思いっきりパンドラ様の個人的趣味でテキトーに決めてしまっていいものなのか?
- そもそも本来この時代のガルーダの冥闘士になるはずだった人はどうなるんだ?いないのか?
■「この水鏡がアテナを裏切るなどあってたまるか」「おっと こばむのは勝手だが弟がふびんだぞ おまえの返答しだいで弟はまもなく死んだのち数々の地獄で八ツ裂きにされ 永遠に苦しみ続けることになるのだ 永遠にな…」(8〜9ページ目)
- いや、これ、良く聞いてみたら、別に「弟の命を助けてやる」って言われたわけじゃなくて、あくまでも弟の死後の扱いをめぐる取引なんだよな?水清が死ぬのはもはや前提なんだよな?
- そんな死後に関することで脅されたって、それ、実際に確かめる手段、無くね?
- いったん亡者になったら、どの亡者が水清で、どこでどんな扱い受けてるかとか、水鏡にだって区別つかないんじゃね?
- つーか、そんなことで生前の罪と対応しない過重な刑罰を課すことができるなんて、それじゃ神聖なる第一獄の法廷でマジメにコツコツ閻魔帳めくってる天英星バルロンの人の存在価値って一体、何なわけ?
■「うっ ゆ…夢か… 一輝め…(略) この程度ではわたしの精神を崩壊させることなど出来ぬ 決して出来はせぬぞ…」 ヨロ… (10ページ目)
- いや、たかだか半分の威力しかない幻魔拳でこんなにダメージ負ってる人とか、マジ初めてなんですけど。
- どんだけメンタル弱いんですか水鏡先生は!(爆笑)
- これはもう、氷河に鏡で跳ね返された幻魔拳をフルで受けたにもかかわらず、「今さら幻魔拳によってこわされるまでもなく神経はすでにキズだらけだ…フッ」とか言ってピンピンしてた一輝兄さんの、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいレベル!
■「そうか…ならば一輝 早く行け」「オレを通すというのかシオン」「十二宮の中にとてつもなく暗雲がうずまいている 今や赤子のアテナのお側には一人でも多くの味方がほしい」 (11ページ目)
- 再びナイス判断力ですシオンさん!
- この一輝兄さんという非常識すぎる人材を、戦いに生かさない手はありません!
- たしかにこれは、前聖戦の功労者として、相当役に立っていると言えそうです!
- まあ一応黄金聖闘士なんだから、次はできれば自力で敵を倒していただきたいのではあるが。
■「それに次の敵の襲来の予感がする わたしはここを死守せねばならない」「わかった」 (11ページ目)
- そして私はヒヨコ再発の恐怖に備えて救心を用意。
■「しかしあの男…」「水鏡か?」「ウム あの男本当に敵なのか?オレはこれまで幾多の敵と闘ってきたがあのような男は見たことがない まるで闘いの中で自分自身を苛んでいるような あの水鏡という男はたった一人でいばらの道を歩いているぞ」 (12〜13ページ目)
- 要するに一輝兄さんは、水鏡が自分と似ていると言いたいのだな!
- まあ、たしかにかぶりはするよな。事情ありげな一匹狼を気取ってはいるが、化けの皮はいでみたら本体はブラコンとか。
■金牛宮 「むううっ 冥闘士がここまで来たということは…」「シオンはやられたのか!?」 (13〜14ページ目)
- ヒヨコに対する信頼度がなさすぎて、笑えるほどです!
■「おまえら先へ行けと言ったろう」「オックス」「おまえらがいると足手まといだ 早く行け!」「うわっ」「こ…鼓膜が破れる」 (14〜15ページ目)
- よ、よもやまさか、過去の牡牛座の黄金聖闘士には、他人の鼓膜を破る必殺技があったとは!
- ソレント戦でおめおめと自分の鼓膜破ってた現代の牡牛座の黄金聖闘士の人には、ぜひとも猛省を促したいところです!
■「わかったオックス!行くぞ瞬!」「はい」 (15ページ目)
- しかし何度見てもオックスさんの全長えらいことになっとんな。
- もうこれアロサウルスくらいあるんじゃね?
■「クックク いいのか」「白羊宮をぬけて来たオレたちを相手に一人になっても」「加勢がいたほうがよかったのではないのか クックク」
クワッ バアアアン
「ぎゃはっ」「げぼっ」「ぶほおっ」 ドシャアッ ガシャッ ドサッ (15〜18ページ目)
- まるで圧倒的すぎるこの体格差、もはや巨神兵に粉みじんにされるチワワのようです!
- 敵の人の頭部とオックスさんの親指の先端が同じくらいの大きさ!
■「はじめからおまえたちザコなど眼中にないわ オレが見ていたのはただ一人 おまえだ水鏡」(18〜19ページ目)
- うおおおお!ネーム・セリフ回し・コマ割り、めちゃめちゃかっこええ!
- 牡牛座の黄金聖闘士の人が今、御大の愛情を一身に浴びています!
■おまけ:チャンピオン巻末車田コメント 「最近のTV番組や音楽、映画どれもつまらん。だから観たり聴いたりするのは昔の作品(アンティーク)ばかり。歳のせいかな…苦笑。」
- まさかそのアンティークって、昔の自分のマンガのことだったりしませんよね、御大!
- いや、最近NEXT DIMENSION があまりにも詳細に原作星矢をオマージュしていすぎるもので、つい!
<完>
多分続く
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