■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part26 女神の道標」 ツッコミ(ネタ部屋辞典風)
(2010年9月2日発売・週刊少年チャ○ピオン40号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■(扉絵) 「優しい心 強き意志…。絆に結ばれし男たちの思いが時空を超え、奇跡を生む!」 (1ページ目)
- というアオリ文句とともに、超キレイな一輝と瞬のペアショット。力強く凛としたキャラの顔つきに、作者の多大なる気合がしのばれる。
- つーか、最近うっすらと思うのだがこのマンガ、一輝と瞬のペアショット多すぎね?
- もはや天馬とかアローンとか完全に行方不明じゃね?
■「やめときな一輝 アテナだって無事にたどりつけたかどうかわかんないんだ 人間のおまえひとりで時空を超えるなんて不可能だよ」「ならばクロノスに直接聞くまでだ 眠っているクロノスを叩き起こしてアテナのもとへ案内させてやる」「バ…バカなこと言ってんじゃないよ」(2〜3ページ目)
- さすが一輝様、発想が既に人類のものではない!
- ぶっちゃけヘカーテさん(神)の方がはるかに常識人っぽく見える!
- そしてその事に対し、もはや読者は誰ひとり違和感を覚えない!!
■「ヘカーテ あれはなんだ?」「な…なんだ!?あんなもの今までなかったのに…」「むうっそれではやはりアテナの行為か…赤い星雲から立ち昇るあの花の鎖は!!」(3ページ目)
- ま、まさかここに来て、あの全く意味のなさそうだった花の鎖の伏線が、使われることになろうとは!!!
- 予想外だ!超予想外だ!車田漫画の真骨頂だ!(超ほめてます・笑)
■「まちがいない 花びらからは聖域の花園の香りがただよってくる これこそまさしくアテナの道標だ この花の鎖をたどって行けば必ずアテナのもとへたどり着けるはずだ」(4ページ目)
- しかし花園なんてどれも似たような香りだと思うのだが、ひと嗅ぎで区別がつくなんて、ますます一輝様の能力は人間技じゃないな。
■「オレは行くが ヘカーテ このことを後から来る男たちに伝えてくれ」「あ…後からってまだ誰か?」「龍と白鳥 この二人は必ずここへやって来る!そしてオレと同じく時を超えてアテナのもとへ参集するだろう!」(5ページ目)
- ものすごくカッコイイ台詞で決めてるとこ悪いんだけどこれ、紫龍と氷河がカッコイイ星座の聖闘士で本当に良かったよな。
- もしこれが「龍と顕微鏡」とか「ハエと白鳥」とかだったら、オハナシにもなりませんよね!
■「たのんだぞヘカーテ」 カッ 「うおおっ」 グッ ウオオオオオオ (6〜7ページ目)
- オイ!この花の鎖、アンドロメダのチェーンより丈夫くねえか!?
■「な…なんてヤツだ本当に…龍だか白鳥だか知らないがもうごめんだ こ…これ以上アテナに関わったらあたしまで神の怒りをかっちまうよぉ…」(7ページ目)
- 純粋に疑問なのだが、アテナの怒りは神の怒りには入らないのだろうか。
■ ドオオン 「どうしたシオン オレの顔になにかついているか」「むうっ血の涙を流してるかに見えたが…錯覚か…」「なにをブツブツ言っている」(8〜9ページ目)
- しかし「Part24」といい今回といいこのシオン、幻聴さんと会話を始めちゃったり、幻覚を見てブツブツと独りごとを言い始めちゃったり、何気に相当ヤバい感じですよね!
- これはもう裁判になったら速攻で「責任能力なし」認定が来るレベル!
■「自決の力もないのなら介錯してくれるぞ!」 グワッ (9ページ目)
- いや、介錯っていうのは相手が自決してないと成り立たないので、水鏡先生のそれは介錯じゃなくて、ただのトドメだと思います。
■ ガシッ 「水鏡 (略)おまえとわたしは童虎と共に幼い頃から修行した仲 互いのことをすべて知りつくしていると言ったのはおまえだ そんなわたしたちが闘えばどうなるか そうだ千日戦争だ!!」(9〜10ページ目)
- おお!今回ようやく「千日戦争」に「ワンサウザンドウォーズ」という正しいルビが振られたぞ!
- 「Part1」じゃ「せんにちせんそう」とかいうマヌケ極まりない誤植だったからな。
- しかし、今回仕事をしたのが車田サンなのかチャ○ピオンの編集の人なのか、地味に気になるな。
■「たとえ千日戦いつづけようともこの白羊宮から先は一歩も入れぬ」「出来るかな」(10ページ目)
- でっきるっかな♪ でっきるっかな♪ はてはてフム〜♪
- ……すみません。つい条件反射で。
- 何せ、ここに来てようやく勇ましい口を叩き始めたこのシオン(ヒヨコ)に対して、もはやツッコミ人は完全にゴン太くんを見守るノッポさんのような、微笑ましくも生暖かい気持ちでいっぱいなのです!
- もちろん完全に、彼が失敗すること前提です!
■ピヨピヨピヨピヨピヨ!!ピヨピヨ!!ピヨピヨピヨピヨピヨ!!(11〜16ページ目)
- ピヨピヨピヨ!!ピヨピヨピヨピヨピヨ!!
- 要約:数年前まで互角だった2人の力は、この数年ですっかり差がついてしまったそうです!
- ヒヨコがどんだけ修行をサボって毎日遊び歩いていたのか、たいへん気になります!
■ちなみに
- 車田先生が色々忘れているといけないので、備忘録までにジャンプ連載時の様々な証言記録を発掘してきてみました!
- 証言その1:元教皇・牡羊座のシオンさん(享年248歳)――「このシオンはハーデス様に頂いたこの若さがある!!あの十八歳の頃の無敵の肉体とパワーがな!!」
- 証言その2:天秤座の老師さん(261歳)――「うう…シオン…まさしく今のおまえは…あの若き日の頃の無敵の強さを持っている…ま…まちがいなく…」
- 証言その3:妖怪を目撃してしまったドラゴン紫龍さん(14歳)――「うおお――ッ な…なんという凄まじい小宇宙のぶつかりあいなんだ」
- 証言その4:妖怪を目撃してしまったドラゴン紫龍さん(14歳)――「な…なんと 体に突きささった百龍覇のダメージをすべてぬきさった!? ま…まるで体にうけた弾丸を筋肉の力ではきだすかのように…」
- 問題その1:ウソをついているのは誰でしょう @シオン(248歳) A老師(261歳) B紫龍 CND執筆中の車田
■ ドーーーン 「あ…あの衝撃は瞬の時と同じもの… だ…だとすればまた未来から誰かがやって来たというのか…」「なに?」(17〜18ページ目)
- まさか本当に本気で「未来からきた」という瞬の説明を信じていたとは、シオンの頭の柔軟性はもはや世界記録を樹立するレベルに達していると思うのだが。
- しかし何気に水鏡先生の反応がマジすぎて気になる。そこは普通、「未来?プッ(笑)」というのが正しい反応だと思うのだが。
- まさか水鏡先生までクロノスの関係者なんじゃないだろうな、おい。
■ ザッ ザッ ザッ ザッ ザン (19〜20ページ目)
- もはやホラーに近い。(大爆笑)
- 燃えたぎる地獄の業火を思いっきりバックにしょって、死屍累々ふみこえながら、ぼくらの一輝にいさんがやってきました!
- なんかものすごくジョーズのテーマが似合いそうです!
- ここまで来るともう、一輝にいさんの手首が可愛らしいお花のブレスレットによって飾られているという事実さえもが、薄ら不気味さを増幅させるだけです!
■「きさまどこへ行く?」「アテナのもとへ」「むううっ もはやこれ以上誰であろうと…ここを通すわけにはいかん…」(20ページ目)
- なんかもう、過去聖戦の人々がだんだん気の毒になってきました!(爆笑)
■「ならば押し通るまで」「なに…」「このフェニックス一輝をさえぎる者は 敵味方関わりなく倒して通る!!」(21ページ目)
- 味方は倒さないでやってェェー!!!
<完>
多分続く
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