■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part24 クリスタルウォール」 ツッコミ(ネタ部屋辞典風)
(2010年8月19日発売・週刊少年チャ○ピオン38号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■表紙について
- 燃えたぎる炎の中、死屍累々踏み分けながらこっちに近づいてくる一輝兄さんの姿に、いいしれぬ不安を感じます!(←以蔵さん風に言い表してみました!)
- 兄さんがどんどん少年じゃなくなるっていうか、人間じゃなくなるっていうか、むしろ生物ですらなくなってきてるような気がするんだ。
- ていうかこの表紙、今回の連載の中身とは全く関係なかったよな。
■「うう…わたしの思念が他の黄金聖闘士に伝わらぬということは…なにか邪悪な小宇宙がさえぎっているな…」(1ページ目)
- シジマさん静寂なる男のわりに、けっこう独り言激しい。
- しかし、小宇宙による聖闘士同士の会話は、小宇宙によって妨害できるのか。そんな裏技があったとは、なるほど。
■「ブラッディローズの出血も止まらぬ…このままではいつ力尽きるか…くっ」(1ページ目)
- ジャンプ連載当時から地味に疑問なのだが、真央点って自分で突けないものなんだろうか。
■「だ…だがアテナは…アテナだけはなんとしても守りぬかねばならん…だ…誰か…」(1ページ目)
- 台詞の文字が途中からいきなり誤植になったのかと思って、思わず2度見した。
- 何だこのあまりにもグニャグニャすぎる「だ…誰か…」は!!!(爆笑)
- まるで万札をグニャグニャに折り曲げて超ヘン顔になってしまった諭吉のようだ!!
■「誰か十二宮でこのシジマの思念を感じとれる聖闘士はいないのか!?誰か…!!」(2ページ目)
- 言ってる内容はあまりにも深刻なのに、台詞の文字があまりにもグニャグニャすぎて、面白すぎてダメですシジマさん!(爆笑)
■白羊宮 「どういうつもりだ天馬 敵にねがえると言うのか」「敵じゃない この瞬の目を見りゃわかる」(2ページ目)
- ごめん、盛り上がってるとこ悪いんだけど、瞬ちゃん思いっきり目つぶってて目が見れないよ。
- ていうかシオンも思いっきりスカして目つぶってて、瞬の顔見ようとすらしてないよ。
- このマンガの人々って、人としゃべってる時に目つぶっていすぎだよ。
■「シオン あんただってもうわかってるはずだ!瞬はオレたちと同じアテナの聖闘士だ!」「信じよう」(3ページ目)
- ええっ!?信じるの!?
- 何を根拠に!何を根拠に!!
- シオンのアタマ、柔軟すぎだろ!!(爆笑)
■「だがそれとこれとは別 わたしはこの白羊宮をまかされた身 アテナか教皇のお許しがなければ誰であろうと通すわけにはいかん」「な…なんてカチカチ頭なんだ」(4ページ目)
- いや、憤ってるところ悪いが天馬よ、その人物は下手をすると今までの車田漫画史上もっともアタマが柔軟かもしれない人物だと思うのだが。
■「待て天馬 今なにか聞こえなかったか」「エ?な…なにも聞こえないぜ」「いや聞こえた たしかにわたしの頭の中に…」(5ページ目)
- んなもん聞こえてたまるかー!!!!!
- シオンが!シオンが1人で勝手に頭の中の声とお話を始めてしまいました!
- 幻聴なう!幻覚なう!脳内対話なう!危険人物なう!
■「誰か!!誰かこのシジマの声が聞こえぬか…」「む…」「わたしは乙女座のシジマだ…誰か…誰かわたしの声が…」「むううっ」(6ページ目)
- 電波受信中!!電波受信中!!
- 受信中のシオンの目の焦点があっていなさすぎて、マジでシャレになっていません!!
■「き…聞こえます!」「な…なんだよ?」「このシオンには聞こえます!!」「誰と話してんの?」(7ページ目)
- とうとう声に出して頭の中の幻聴さんと会話を始めてしまったシオン様なう!
- 天馬くん思いっきり引いてるなう!
- これはもう天馬くんから見たら絶対に精神科の受診をオススメするレベル!!
■「シオン?先頃黄金聖闘士に昇格したばかりの牡羊座のシオンか…そうかこの十二宮の中でただひとりおまえがわたしの思念を感じとってくれるとは…おまえにはわたしと同じサイコキネシスの力があるようだ でかしたぞシオン」(7ページ目)
- つーか、「でかしたぞ」とかそれもう、シジマさんは完全にシオンのこと雑兵かなんかだと思ってしゃべってるだろ!(爆笑)
- しかもサイコキネシスの力があるだけで「でかしたぞ」って、仮にも黄金聖闘士に対して要求水準低すぎだろ!
- しかし、そもそも第七感にまで目覚めた人々が第六感を全く持ってないなんてことがあるのだろうか。
■「な…なんと!降誕されたアテナが赤子!!しかも教皇と魚座が裏切ったと!? は…はいわかりました ただちに…」(8ページ目)
- 「な…なんと!」のコマから「わかりましたただちに」のコマまでの間に、シオンの顔が一気に50歳くらい老けたように見える。
- そりゃまあ、この状況でそんな強烈なミッション1人で背負わされたら、誰だって一気に50は老け込むわな。お気の毒に!
■「シオン 裏切りって!?」「アテナが赤子とはなにがあったのですか!?」「こまかい事情はわからん しかしシジマが手負いでアテナと共に救援を求めている」(8〜9ページ目)
- シオンの適応能力があまりにも高すぎて、もはや神レベル。
- こまかい事情がまったくわからんのに、あまりにも一瞬で的確に状況を受け入れていすぎる。
- 後に彼が教皇に任命されたのも、もしかしたらこの状況判断能力が評価されたのかもしれない。まあ単に他の奴らが全員死んで仕方なく消去法で任命されただけという可能性も、まだまだ多分に残ってはいるが。
- ちなみに私がシオンの立場なら、なにぶんカチカチの石頭なので、声だけ出演のシジマが本物かどうか、まず疑ってしまうと思います!
■「来たな ついに」「あ…」「あれは…」「冥闘士!!」ゴゴゴゴゴゴ(9〜11ページ目)
- この状況で冥闘士襲来とか鬼すぎる!(爆笑)
- ていうか、シオンの髪の毛伸びてないのに冥闘士来ちゃったんですけど、どうすんのこれ!
- さっそく過去が変わってるよクロノス様!
- もうこの際だから、シオンの顔を50歳分くらい一気に老けさせたついでに、シオンの髪も50年分くらい一気に伸ばしちまえよ、車田!
■「天馬 わたしはもはやここから動けん おまえが他の宮の黄金聖闘士たちにシジマの件を伝えるのだ」「わ…わかった まかしといてくれ!」「瞬」「は…はい」「おまえも天馬と共に行きアテナを救うのだ」「あ…ありがとうシオン!」「事は急を要する 急げ!」(12ページ目)
- す、すごい。
- ここのシーンのシオンがあまりにもナチュラルに後の妖怪教皇様っぷりを発揮してて、私は感動の涙で前が見えません!
- ヒヨコの面影などもはやどこにもありません!
- というか、シジマ(新キャラ)に接する時のシオンがあまりにもヒヨコすぎるのに対して、瞬(オリジナルキャラ)に接する時のシオンがあまりにも本来のシオンっぽすぎて、その結果、全体的なキャラ像が本当にワケワカンナイことになってます!
- ちなみにツッコミ人としては、ヒヨコはガン無視して、妖怪部分だけ美味しく頂く気マンマンです!!
■「クッククク バカめ」「たったひとりでこれだけの冥闘士を相手にするつもりか」「死ぬ気だなおまえ」「おっと そこから一歩でも入れば五体がバラバラになるぞ」(13ページ目)
- それにしても、「part1」とか「part14」ではNEXT DIMENSIONの年代設定は「現代の聖戦から二百四十数年前」って書かれていたんだけど、もともとジャンプ連載時には、前聖戦は「現代の聖戦から243年前」と、はっきり特定されていたはずですよねえ。
- こうやって聖戦始まっちゃった以上、今が「243年前」なのは確定のはずなのに、なんでそこんところ、わざわざぼかしていたんだろう。
- それともまさか本当は今は247年前くらいなのに、アテナが来たせいで過去が変わって聖戦が始まっちゃったんだろうか。バ、バカな。
■「ケッ 笑わせるな!」 ドカアッ 「ゲッ」 バアアアン 「グゲェエエエエ――ッ」 ドシャアッ 「な…なんだいったい?」「牡羊座の前になにかあるのか?」(14〜15ページ目)
- いや、ちょっと待て!なんかこのクリスタルウォール、ムウの張ってたやつの1000倍くらい凶悪になってないか!?
- ムウのクリスタルウォールはあくまでも「敵の攻撃の威力を全てはねかえすもの」だったはずですよね?攻撃とダメージはあくまでも等価交換だったはずですよね?
- ちょっとぶつかっただけで五体バラバラで即死って、それ1000倍返しになってますやんー!
■「待て うかつに飛び込むと全滅するぞ」「あ…ああ…お…おまえは…水鏡!!」(15〜16ページ目)
- のっけからいきなり三巨頭がやってくるのと、のっけからいきなり師匠に土下座させられるのって、聖戦で敵の先鋒を迎え撃つアリエスの黄金聖闘士の戦場体験としては、どっちがマシな体験なんだろう。
■「そこの小石をひとつよこせ」「は?水鏡様こんなものでなにを?」「シオンのクリスタルウォールはやみくもに壊そうとしても壊れぬ だが…どんな強固なものでも必ずや弱い部分がある その一点を突けばもろいものだ」 ピシイッ バアアアン (17〜19ページ目)
- 無駄に派手なパフォーマンス乙!
- お前今絶対、別にわざわざ小石でやらなくても良かったよな!弱い一点がどこだか知ってる以上、別に指一本でピシイでも、眼力だけでクワッでも、普通に破壊できたよな!
- というか、243年後のシオンさんは、ムウのクリスタルウォールを破壊するのに指一本動かすことなく、普通に「クワッ」だけでやっていたので、わざわざ飛び道具を使って破壊する今回の水鏡先生がスゴいのかスゴくないのか、逆にイマイチよくわかりません!
- というか、仮にも元聖闘士なら、素手で壊せよ。
■「むううっ水鏡…おまえがみずからここに来るとは…」「言わずと知れたこと アテナの首をもらいに来た!!」(19ページ目)
- ドヤ顔してるとこ悪いんですけど水鏡先生、シオンは「三巨頭がわざわざ」っていう意外さを表明してるだけであって、特に「何しに来た」って尋ねてるわけじゃないような気がするんですけど。
- 訊かれてもいないのに「言わずと知れたこと」とか言いながら自分からしゃべり出すの超ハズカシイ。
<完>
多分続く
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