■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part21 教皇の短剣」 ツッコミ(ネタ部屋辞典風)
(2010年3月18日発売・週刊少年チャ○ピオン16号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■われらの女神が降誕された!!(1ページ目)
- どアップで扉絵を飾っている以蔵とオックスの姿を見て、思わず「アルデバラン良かったね、まさか扉絵を飾れる日が来るなんて……」と思ってしまった。
- だってこのオックスあまりにもアルデバランに似すぎているんだもの。
- それにしても最近、作者の絵が、掲載ページ全体に渡ってあまりにも綺麗すぎる。いったいどうしたというのですか御大。
■「こ…これが…これがアテナとは…」「ただの赤ん坊ではないか?」(2〜4ページ目)
- というか、どうもさっきからアテナの聖衣がどこにも見当たらないような気がしてならないのですが、いったいどこへいったのでしょうか。
- まさか、この時代のアテナの聖衣が2つにならないように、クロノス様に1つ没収されちゃいましたなんていうオチじゃないだろうな。
- あんな血涙まで流してシオン(本物)たちが届けてくれた聖衣なのに、どうすんだこれ。
■「さわるな 手を触れてはならぬ」ドオオオオン(4〜5ページ目)
- ギャー!先代教皇様きたー!
- わかってはいるのだが、教皇服を見るたびに心拍数が上がってしまうこの私の萌え心を何とかしたい。もはやパブロフの犬だ。
■バサアッ グイッ(5〜6ページ目)
- いや、たかだか赤ん坊を抱き上げるのに、何もそんなにすげえ大ゴマ使って歌舞伎ばりのド迫力で2ページもかけなくても。
- そんなことしたら、「Part2」の時にたった1コマで「バアアアン ガハアッ ドシャアッ」ってなってた童虎がかわいそうだろ!
■「退れ!おまえたち早く自分の宮にもどらぬか」「は?」「アテナが降誕した今 ハーデス軍は必ずやお命をねらってこよう 十二宮を固く守り賊の侵入をけっして許してはならん」(6ページ目)
- それにしても、ミロにしろ、この以蔵にしろ、聖域の黄金聖闘士は目上の人に返事するのに「は?」以外に言えんのか。
■「ならば行けい」「はっ」ドオオオオン(7ページ目)
- 真剣な顔をしたシジマさんが顔に汗をかきながら一人残ってるところ悪いんですが、教皇様がしゃがみこんでるのがどう見ても超巨大クレーターのど真ん中なもんだから、可笑しくて可笑しくてたまりません!
- そんなに低くて面白い場所から「退れ!」とか「よいな!」とか言われても、ギャグにしか見えないよ!
■ハーデス城 「なにい!? 伝令 それはまことか!?」「はっ まちがいありません」「むううっ アテナが赤ん坊とは…」(8ページ目)
- 「Part1」でもうっすらと思ったのだが、もしかしてこのマンガに出てくる人々の中で一番すごいのって、伝令なんじゃないか?
- おまえら一体どうやってその情報をゲットしてくるんだ!
- しかも毎回毎回、一体どこにひそんでいるんだ!
■「パンドラ様 ただちに首をとってまいりましょう どうかこのフェルメールにおまかせを」「いや水鏡 おまえが行け」「は?」「おまえならば聖域の内部も知っていよう(略)」「承知…」(8〜9ページ目)
- ていうか、今まですっげー忘れてたんだけど、良く考えてみたらアローンって、もう、このハーデス城の中にいるんだよな?
- なのに、こんな大事な情報が交換されてる場にいるのが、パンドラとフェルメールと水鏡の合計3人だけっていうのは、いいのか?
- 傀儡でも何でもいいから、とりあえずその場にハーデス様を座らせとくくらいは、しとけよ!
- まあそんなハーデス様の欠席問題に比べたらどうでもいいんだけど、ついでにワイバーンの人も、こんな重要そうな会議にハブかれていて、いいんだろうか。
- そしてそんなドサクサに紛れて、何気にフェルメールさんも上司に向かって「は?」って言ってる。
- もう、ハーデス軍といい、アテナ軍といい、おまえらときたら!
■「パンドラ様 何故水鏡に あの者もともとアテナの聖闘士 聖域に帰したら再びねがえるやもしれませんぞ」「フッそれでもよい 聖域内での駒はまだ他にもあるわ」「は?」(9〜10ページ目)
- だからこのマンガに出てくる人たちで、上司に対して「は?」以外の返事をできる人はいないのか!!(爆笑)
■「まさかそれでは水鏡以外にも…」「フッ 水鏡が聖域に到着するまえにアテナの首はとられてるかもしれぬな フッフフフ」(10ページ目)
- 待て待て待て待て。
- グダグダじゃねえか、聖域。
- 「実は裏切っていた味方」とか、「実は裏切っていた敵」とか、「実は裏切っていた味方のフリをした味方」とか、お前らホントは忍者だろ!聖闘士とかじゃないだろ!
■「どうしたシジマ」「なにか…気にかかる アテナのお側にひとりの聖闘士もおらんでよいものか」「教皇がおられるではないか」「教皇がお守りくだされば心配はいらん」「むううっ」(10〜11ページ目)
- シジマさんの中での教皇様の信用度があまりにも無さすぎて笑える程です。
■オオオオオオオ(12ページ目)
- しかしこの巨大隕石の衝突跡、何度見ても笑いが込み上げてきて仕方ない。
- てーか、良く考えてみるとこの乳児の沙織ちゃんって実は、生身の肉体ひとつで岩場に巨大クレーター作って、それで本人は五体満足キズひとつなく、全身玉のようなお肌のままなんだよなあ……。
- いや、沙織ちゃんの肉体、鋼鉄すぎだろそれ。「アテナもその肉体は生身」とか、実は大ウソだろ。
■チャッ(12ページ目)
- えっ
- ちょっ
- なに その 黄金の短剣
■ジャキッ「はぁ はぁ はぁ はぁ」(13ページ目)
- ええええええ!!
- えええええええ!!(大爆笑)
- きょ、教皇様が、ご乱心ですーー!
- ていうか、めっちゃ、デジャヴですーー!
- 20年以上前のジャンプコミックスで、これと全く同じモノを見ましたーー!
- ちなみにその時と唯一違うのは、今回は沙織ちゃんが服を着ておらず、まったき全裸であるという点のみであります!
- その結果、その全裸の沙織ちゃんを見ながら思いっきりハアハアハアハア言ってる今回の教皇様は、よりいっそう際立ってタダのヘンタイに見えます!
- てーか、だめだろ!バカだろ!過去でも現代でも同じことやってたらだめだろ!それタダのアホだろ!アホすぎるだろ!(アタマとハラを同時に抱えてタブル悶絶)
■ザッ「むううっ」(13ページ目)
- いや、もういいから、とりあえずその黄金の短剣、誰か捨てとけよ!!!(爆笑)
■ドーーーーーン「ぬっ な…何事だ!?」(13〜14ページ目)
- 巨大クレーターの底で全裸の女児を抱えてひとりで「ぬっ」って言ってる教皇様が、マジ変態にしか見えない。
- しかも思いっきり腰くだけ。
- 現代の黒サガなど比べ物にもならない究極のヘタレに見える。
- いやそりゃアンタ、もはやギャグのレベルだ。
■「シオン 今のは!?」「ウム またひとつ小宇宙が落ちたようだぞ あれは闘技場のあたりだ」「オレが見てくる!」「天馬 気をつけろ 敵かもしれぬぞ!(14〜15ページ目)
- とりあえず、あまりにも平常心を保っていすぎるシオン様に伺いたいのですが、「小宇宙が落ちる」ってそんなに日常茶飯事なことなんですか。誰かひとりくらいマトモに着陸できる人とかいないんですか。受け身って何だか知ってますか。
■「う…うう…はっ こ…ここは?」(16ページ目)
- そんな巨大クレーターを思いっきり作成しときながら、「うう…はっ…ここは?」とか言われても!(爆笑)
- まあ彼の場合は全裸でクレーター作ったわけじゃないし、聖衣も着ているので、沙織ちゃんよりはいくらか人間度も高いとは思うが。
■「あ ここは聖域の闘技場!?…ということは過去の聖域にたどり着いたのか?」(16ページ目)
- そりゃ、これで現代の聖域の闘技場だったら笑えるよな。
- でもイタズラとしてはそっちのイタズラの方が完成度高いと思うんですけど、だめですかクロノス様。
■「待て おまえはいったい何者だ」「この聖域に勝手に入ることは許さんぞ」(17ページ目)
- す、すごい。このグダグダ感の中、なんと聖域の雑兵さんたちは、きちんと真面目に仕事をしていたのです。
- もう今回の聖戦の最大の功労者は雑兵さんたちでいいよ!それがいいよ!
■「ぼ…ぼくはアテナの聖闘士 あやしいものではありません」(17ページ目)
- それなりに長いこと世の中で生きてきて、これほどあやしいセリフもめったにないと思うがな。
■「聖闘士だとぉ?」「ふむぅ たしかに聖衣はつけているが…おまえなど見たこともないぞ」「実は…ぼくは未来から…」「未来からだとォ!?」(18ページ目)
- 瞬の言い訳があまりにも下手すぎて、もはやツッコミを通り越して胸がキュンキュンしてきた。
- しかしこれで瞬がアンドロメダの聖衣を着てアンドロメダの聖闘士をやってしまった場合、この時代のアンドロメダの聖闘士は一体どうなってしまうのであろうか。
- あのー、さっそく過去が変わってるような気がするんですけどクロノス様ー。
■「こいつますますもってあやしい奴だ」「ひとまずひっとらえて牢に入れるか」「ろ…牢?」(18ページ目)
- ふむふむ。聖域には牢があるのか。なるほど。
- しかし聖域に不法侵入する能力があるような輩はどう考えても一般人じゃないんだから、牢なんか簡単に脱獄できそうな気もするが。
- いったいどうやって捕まえておくんだろう。牢に変な魔法でもかかってるんだろうか。
- あっとりあえずアテナとか教皇とかの小宇宙があれば何でもありか。そっか。
■「あっ逃げたぞ!」「こいつめ これだけの人数から逃げられるつもりか」「くっ こんな所で牢に入れられてるヒマはない」(18〜19ページ目)
- まったくだ。
■「ネビュラチェーン!!」「ぎゃっ」「ぐわっ」「がはぁ」 ドシャッ ガシャッ ズシャアッ 「ふうっごめんなさい でも手かげんしたのですぐに気づくはずです」(20〜21ページ目)
- いやあ、なんだか、かつてなく微笑ましく心なごむ闘いだなあ。
- 何気に実は雑兵さんたちが思いっきりボコボコになってるような気もするが。
- しかし何でこんなに微笑ましい気持ちになるのかが自分でも謎なんだけど、もしかして、さっきまで全裸の赤ん坊に向かってハァハァしてる変態の姿ばっかり見させられていたせいで、反動が来てるんでしょうか。
■「へえっ おまえ敵にしちゃやるな 次はオレが相手だ」「あ…ああ…星矢!!」(22ページ目)
- うーむ、御大が楽しそうだ。
<完>
多分続く
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