聖闘士語辞典〜ま行

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【マーマ】
  1. 指摘するのもどうかと思うけど、溺死体ってそんなきれいなもんじゃない。




【まさか】
  1. 一種の感嘆詞。
  2. 仮に何一つ思いついていなくても、とりあえず使える。
  3. 仮に前後の因果関係がまったく意味不明でも、とりあえず使える。




【「まさかあなたは旧約聖書にあるアブラハムにならって私に百人の子をいけにえとして捧げろとおっしゃるのか…!」】
  1. いやだから誰もそこまでしろとは言ってないってば。あんた論理飛躍し過ぎ。




【マッハ】
  1. グラード財団の記者会見その1:「数字的にもうしあげれば最低の聖闘士でも音速1のパンチをくりだすことができるときいています」。…いや「最低」なんてそんな恐ろしいこと言っちゃっていいんですか辰巳さん。聖衣をまとっていないシャイナさんはマッハ未満だったような気がするのですが。
  2. グラード財団の記者会見その2:「そう 音速とは一秒間におよそ340メートルの距離を進むということは常識…」。…常識かそれって?てーか、やたらえらそーな記者会見だな。
  3. グラード財団の記者会見その3:「つまり敵との距離をおよそ3.4メートルと仮定すれば一秒間に100発のパンチをぶち込めるということです」。偉そうなことを言っているが間違いなく辰巳は拳を引き戻す時間を計算に入れるのを忘れている。




【魔鈴さん】
  1. 小学校低学年相当の小児を崖の上から逆さまにぶら下げて腹筋1000回を命じ、そいつが吐いた弱音に対して「死ねば」という伝説のセリフを残した、『聖闘士星矢』界において最もクールでドライな人物。ていうか絶対カミュや氷河よりクールに見える。
  2. その仮面は黄金聖衣よりも固い。
  3. 聖衣獲得トーナメント決勝前日に弟子の星矢に言った言葉:「おまえが死ぬのは勝手だけどわたしがおまえにつきあったこの数年間がムダになるのはシャクだからね」。――キング・オブ・ザ・クール!!
  4. 「セ…星矢…おまえいつのまに…」。何気に聖衣獲得トーナメント決勝前日まで弟子の実力を把握していなかったあたり、実は結構マヌケな気がしなくもないが。
  5. 「今まで感じなかった小宇宙を今日はセイヤのまわりに感じる マリンよ キミはついにセイヤをあそこまで強力にそだてあげたのか」(BYアイオリア) →次のコマには無言を貫く魔鈴の顔のどアップ。実は言えなかったに違いない。「私も気づかなかったんだよ」などとは。
  6. 「魔鈴こそ星矢の姉に違いない」星矢と生き別れてからたった数年で、普通の少女が星矢よりも早く、しかも白銀の聖闘士になれると本気で思っているとしたらそれはあまりに世間の一般常識を知らなさすぎるというか。
  7. 「魔鈴さんが、オレの姉さんかもしれない」。…せ、星華ねえさんって実はすげえ強かったのか…?
  8. 「SHAKE」という効果音付きで手刀を振り「砕」という効果音付きで巨岩を割る、時代の先を行くアテナの聖闘士。
  9. しかしたまたまあのタイミングだったからなんとなくみんな誤魔化されていたが、よく考えてみればこの人、ハーデスとの聖戦なんていう大事な時に星矢の姉ちゃんなんぞ探しに行ったまま、聖域からの非常召集令を無視してたんだよな…




【魔鈴さんの部屋】
  1. 聖衣を獲得した星矢がここで聖衣と共にくつろいでいたため、どうやら星矢もここで暮らしていたと推察されるが、しかし当然のようにベッドは1人分しかなかった。
  2. そのベッドの上には巨大なクッションが2つも重ねて置いてあったり暖かそうな毛布が敷いてあったりと、結構立派な就寝環境のように見受けられた。
  3. そしてその隣の床には、何か変な皮みたいなのが無造作に敷いてあった。(絶対星矢用)




【「マンモス憐れなヤツ!!」】
  1. デスマスクの幻の名セリフ。
  2. やはりのりピー語であったためか、文庫版では校正されてしまったらしい。
  3. ↑しかも、よりにもよって「宇宙的に憐れな奴」に。


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【味覚】
  1. なくなったからといって、しゃべれなくなるわけではないと思う。




【ミスティ】
  1. 天下の黄金聖闘士アリエスのムウに向かって「あなたは聖衣の修復だけをしていれば良いはず」と言った、ある意味とっても恐ろしい男。
  2. 天下の黄金聖闘士アリエスのムウに向かって「返答によってはこのまま生かして返すわけにはいかないが」と言った、まるで仏陀の手の平の上の孫悟空のような男。
  3. 彼いわく「青銅と白銀の間には天と地ほどの開きがある」らしい。じゃあ白銀と黄金とではどうなんだ。こいつ絶対ムウが黄金聖闘士だということを知らなかったに違いない。
  4. 返り血が一滴ついたという理由で突然全裸になって海に入り、まぶしい後光を浴びながら「神よわたしは美しい」に始まる一連の伝説のセリフを残した、美しさの真骨頂たるトカゲ座の聖闘士。
  5. ↑上記の言動に対する星矢のコメント:「バッカじゃねーの」。…いやほんとその通りなんだけどね、あまりにも動じていないこの主人公もかなりスゴイよね。私なら声かけきれないね。
  6. ↑しかしムウはその最中もずっと付近にいたはずだが、やはりナマあたたかーくミスティを見下ろしてたんだろうか…。




【ミーノス】
  1. 冥界三巨頭の一人、グリフォンの冥闘士。
  2. 「フッ…コズミックマリオネーションの糸が一本だけ引きちぎれずに君と私をつないでいたよ!」 …き、君と私をつないでいたよ…!?
  3. うわあああん何かこのひとストーカーみたいだよう怖いよう怖いよう。




【「ミミズはミミズらしく 死ぬのはやはり地中がよかろう」】
  1. 神に仕え正義を守る誇り高き黄金聖闘士レオのアイオリアが、倒れた敵を足蹴にしながら思わず口走ってしまったセリフ。
  2. そういや仁智勇優れた男とか言ってたか?あ?「仁」智勇とか?




【ミュー】
  1. 同僚と闘っていたムウを半ば強奪するように自分の対戦相手に指定し、さらに自らムウと闘いたくてその場に残ったことを告白し、しかも同僚には「おまえ」とか言っておきながら敵であるムウのことは「あなた」と呼び続け、挙句の果てにはいったいいかなる手段でか、ミスティですら知らなかったムウについての噂をばっちりチェックしていたという、実はこいつムウのストーカーではないかと思えてならない恐るべき男。
  2. 卵型、幼虫型の時は中でどんな格好をしているんだろう。どう考えても本当は人間じゃないように思えてならない。
  3. 「わたしたち冥闘士は亡霊ではない おまえたち聖闘士と同じようにこの地上に生まれ生きている人間だ」。いやおまえは嘘だろう?!亡霊ではないかもしれないが少なくとも人間じゃないだろう?!とミュー限定でつっ込んだ人は多いと思う。
  4. 「なんだいったい この異様な物体は…」「このようなグロテスクな物は初めて見たが…」「くっ こんなわけのわからんものにかかわっている暇はない 先へ行かねば…」。…しかしムウも何気に相当強烈なこと言ってるよな…。
  5. 「バ…バカな 得体のしれないものからさらに不可解な物体が…」。…ていうかムウ、実は本人目の前にしてかなりスゴイこと言ってるよな…。
  6. 「最終的進化をおえた最強の状態」、その実態はチョウチョ。額に揺れる二本の触覚がお茶目な19歳。
  7. しかし人間遠心分離機状態になりながらもふにゃふにゃの吹き出しで、「フッこ…これで勝負が終わったと思うのは甘いぞムウ…」と発言することができるなんて、こいつほんとに恐ろしい男だと思う。
  8. ↑なんか声にとんでもない特殊効果とかかかってそう。壊れたテープの早送り状態みたいな。
  9. 「生き返りたいがためにアテナを裏切ったシオンやサガとは根本的に違うのだ フフフフ」。「…………」。恐らくこの一言で、ムウは本気で決心した。こいつをぶち殺すことを。




【ミロ】
  1. 一度天蝎宮に足を踏み入れた者が引き返そうとしているところを追いすがって捕まえ、まだ天蝎宮に足を踏み入れていない者の所にはわざわざ出向いて行く、戦いをこよなく愛する男。
  2. 「いくらアテナがお許しになろうとオレたちまでがおまえを信用すると思うか」とカノンに言い放つことで、アテナの判断などまったく信用ならないと思っていることを図らずしも暴露してしまっている、いついかなるものに対しても用心を怠らない聖闘士の鏡のような男。
  3. 黄金聖衣をまとったフル装備状態で、生身かつ無抵抗のカノンを少なくとも途中まで本気でボコっていた、誇り高き蠍座の黄金聖闘士。




【「見忘れたのかムウ、このわたしの顔を」】
  1. …ということは、ムウは教皇の素顔を見たことがある、と。
  2. ていうか、布かぶってて顔見えないよシオン。


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【ムウ】
  1. 涼しい顔に微笑さえ浮かべながら全身の半分の血液をよこせだの女神に対する反逆罪でアイオリアを誅殺するだのとさらりと言い出す、いったいこいつのどのへんが天駆ける黄金の羊なんだとつっこまずにはいられない鉄面皮。
  2. チベット人のはずなのに、何故か眉が平安時代の日本人。
  3. ポセイドン編までは一度も戦闘シーンがなかったためテレビシリーズではただの聖衣修復人もしくは傍観者以外の何者でもなく、全国の小中学生に「実は弱いのでは」と思われ続けた不遇の人。
  4. ハーデス編ではやっと戦闘シーンがまわってきたと思ったら予期せぬ裏切りもんのせいで迎撃プランが台無しになり、以来ずっと走ってばっかりだった、戦場に恵まれない人。
  5. アテナを裏切ってハーデスの走狗と成り果てたデスマスクとアフロディーテのことはクソミソにののしってぶち殺してんのに、アテナを裏切ってハーデスの走狗と成り果てたシオンをののしるということは、彼の概念中には無い。
  6. ↑しかも師匠について言うならば彼は、会うなり土下座しろとかいうトンデモ要求にすら脊髄反射で従うわ、そのふたりに拳をむけることはわたし自身にむけることだと思えとか言われるなり敵に対して無抵抗にはなるわ、遠くの方で老師と師匠の小宇宙が消えれば気をとられてミューの金縛りをみすみす食らうわ、ミューが師匠侮辱したとたんに容赦なくぶち殺すわ、あまつさえ聞かれてもいないのに「くらえ!わが師シオンゆずりの…」と言いながら必殺技は撃つわで、どう考えても実は頭ん中師匠中心に回ってるだろうおまえとしか思えない不届きな聖闘士。
  7. 死んだはずの師匠の姿を見たときの反応:「な…なにい…あ…あなたは……ま…まさか…そんなバカな…」。
  8. 死んだはずのデスマスクとアフロディーテの姿を見たときの反応:「いまだに成仏できず死霊となってさまよい出たか」。いやあんた態度違いすぎだから。ていうか成仏って。死霊って。それ目の前の師匠にも言ってみろよ。
  9. 何気にシオンに必殺技褒められたとき、そこはかとなく嬉しそうだった。
  10. ミューによればその世界では噂に高い実力者のようだが、じゃあそんな相手に爆弾発言落としまくったミスティって一体…。サイコキネシスの世界はウラ業界とかなんだろうか。
  11. ジャミールにはそれこそぺんぺん草一本生えないような気がしてならないし何食って生きてたんだろうと思わないでもないのだが、しかしこの人ならカスミ食って生きてましたと言われてもまったく違和感がないあたり恐ろしい。
  12. 「今までわたしはいかに敵といえど命まではとりたくはなかった」と言いつつも、返す刀で「しかしおまえたち冥闘士は別のようだ」と言ってさっくりと敵をぶち殺すあたりが、瞬とこの人の決定的に違うところだと私は思う。
  13. シュラに髪の毛切られた瞬間のあの「パサ…」がアニメでカットされてしまったのは、さすがにこの色気はヤバイと思われて放送規制対象になってしまったからなのだろうか。
  14. しかしいくらサイコキネシスが使えても、ふつう人殺すときに、回し殺すなんて発想しないよな…。




【むう】
  1. 驚嘆あるいは怪訝・当惑を表す、『聖闘士星矢』界独特の感嘆詞。
  2. 本人も使っているので、某黄金聖闘士に対するいじめではないのだろうと推察される。




【ムウの館】
  1. 誰が何を使ってどうやって建てたんだ。あんな人っ子一人よりつかない、インフラ整備皆無な場所に。
  2. いつからあったんだろう。やはりしばらく前までは「シオンの館」だったんだろうか。
  3. しかし階段も入り口もないのはともかく、窓をふさぐものがないというのはどうかと思う。いったい本当にアレは人間の住居なんだろうか。
  4. ↑それとも実は紫龍に飛ばされた一階部分(窓をふさぐものがあるように見える)が唯一の生活拠点だったのだろうか。そりゃあムウも一階飛ばされてぶち切れるだろうよ。




【「む…むうう〜〜このわしと同じ261歳のはずが…ま…まるで243年前の前聖戦の時と変わらぬ若さじゃ…」】
  1. いやその方は13年前に死んでるので貴方と同じ261歳ではありえません老師。


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【目】
  1. 見えなくなっても必ず良くなる。
  2. 良くなっても必ず見えなくなる。




【メインブレドウィナ】
  1. ポセイドン神殿すべての生命点。これの崩壊はポセイドン神殿の崩壊を意味する。
  2. 中に閉じ込められ、四方から水を注がれ始めたアテナの第一声。「な…なんとこの部屋は…!?メインブレドウィナの柱の中にこのような部屋が…」。いやあんた驚く箇所間違ってるから。
  3. 「先に七本の柱を破壊しない限り壊すことはできない」って言われてたけど、よく考えてみたらその根拠ってみんなポセイドン一味が言ってた言葉だよな…。ちょっとあまりにも素直に敵を信じすぎじゃないかおまえら…。まあ本当にそうだったからよかったものの…。


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【網膜】
  1. ここに写った像を眼球から見るなどという不可能な技をやってのけた一輝。




【「もはやこのカノンの野望もこれまでだ!」】
  1. ポセイドンが完全に目覚めてしまい己の野望が潰えたことを認めるカノンの、一見潔いセリフ。
  2. しかしそれは以下のような結論にたどり着く。「だがこのオレの長年の野望をメチャメチャにしたおまえら小僧は絶対に許さん!フェニックス おまえの命だけでももらっておくぞ――ッ」。…せ、せこい。




【「もはや光の速さもしのぎまるで流星と化している」】
  1. メインブレドウィナに突撃する星矢を評して言ったポセイドンのセリフ。
  2. いや、ていうかもうまったく意味わからんからそんな状態。


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Written by T'ika /1998〜2004.3月