8.


 数ヶ月後――テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ…


 休日の午後、シオンは自宅でコーヒーを飲みながら、1通の封筒を渋い表情で眺めていた。それは、聖域近郊の街のPTAから舞い込んで来た、苦情の手紙である。
 「どうも私は教育長か何かにカン違いされとるようだな…。」
 やはり彼の苦労は続いているようだ。どうせまた、教師の悪口か何かがグチってあるのだろう。
 ――前略。学校に変な教師がいる。聞けばその教師を教師にしたのは聖闘士達だというではないか。何て事をしてくれたんだ。以上。
 シオンは眉をしかめた。
 「…何のことだ…?」
 その時、派手な音を立てて、玄関のドアが勢いよく開いた。
 「た…大変です!!」
 「ムウ…?何だお前らしくない、騒々しいな…何かあったのか?」
 「そ…それが、市街地の学校に、最近妙な…マッドサイエンスティーチャーが…赴任して来たって……」
 ――まさかっ。

 …かくして教皇はまた倒れたという。



 テュリャテュリャテュリャテューリャーリャ――ッ!!



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 アホですみません!はははは!(遁走)
 でも個人的には結構気に入っています。いっそここまでアホな方がすがすがしい。

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Writtn by T'ika, in early spring 1997