■誕生花シリーズその25:ファラオの巻。


この人の誕生花も、何だかちょっと凄かったです。

11月19日。
おとぎり草。

花言葉、「秘密」


「『あなただけに』と秘密の話を持ち込まれることがよくありますね」。


……いやその何と言うか私の腐った目には、
それはもはや例のあの、
某悪徳お代官様によって越後屋ファラオへと持ちかけられた、

オルフェを騙して恋人を石にしてやれ策略

のことを言っているとしか思えませんが何か!!
(クワッ!!!)


■誕生花シリーズその26:テティスの巻。


ブルータスおまえもか!
……という感じでした。

11月21日。
ほたる袋。

花言葉は誠実

花占いによると彼女は「忍耐強く、ひかえめ」で、

誠心誠意尽くす

人なのだそうですよ……たしかにね。
なんてったってそれはもう、
ジュリアン様に尽くしたい一心で、
人間に変身するだけには留まらず、
よりにもよって海闘士にまでなってしまった、という
謎の女性(魚類)ですものね。
一体何処でどういう修行を積んだのか……。

……いや、ていうか彼女、尽くしすぎでしょう。
いくら昔命を助けてもらったからって、
一度振られた女にもう一度プロポーズするわ、
断られるや否やその女を監禁・水攻めにして
ヤバイ趣味を思いっきり炸裂させるわの男に対して、
そこまで頑張って尽くさなくたっていいじゃあないですか。

しかもジュリアン様も何気に、
「このまま行けばあと何日で地上は水に覆い尽くされるのか」
とかいうような、
「そんなんやってるお前本人以外の誰が知るか!」
的な情報までをも、
自分ではなんにも考えるそぶりを見せないまま
単なる平社員の彼女に
何もかも聞きまくっているというダメっぷりだし、
個人的には、テティスはもっと色々ジュリアン様に
恩を売ってもいいと思います。(←擦り切れていてスミマセン)

いやまあしかしそれでもやっぱり、
貴鬼に「半魚人」と言われた瞬間にマジ切れしていた彼女のことを、
私は本当に可愛いと思うわけですが。


■誕生花シリーズその27:アイオロスの巻。


この人も、いきなりのっけからやってくださいました。

11月30日。
誕生日の花は、


「枯れ草」



花じゃないし!!!



ちなみに、「枯れ葉」でもいいらしいです。
……って、まったく嬉しくないけどな。

いやしかしこれはまるで、
誕生日の花が「棘(とげ)」だと言われてしまった
ここの管理人のキョウダイの人と同じようなパターンですが……。
枯れ草って「花」の名前どころか植物名ですら無いですよね……。

さて花言葉は、「新春を待つ」
「枯れ草」というのはちょっとどうかとは思いますが、
しかし何だかこの花言葉に関しては、それこそ、
「ここを訪れし少年達よ 君たちにアテナを託す」
そのものだよなあと思います。
自分の後の世代に有望な若い聖闘士が現れるのを
ずっと待ってた、みたいな。

そして以下、花占い。

「あなたは、臨機応変に対応することが下手なほう。」

……そうか!
だから、ちんたらちんたらと人馬宮の壁に遺書なんか彫って、
逃げ遅れて死んでしまったのかあの人は!!(←失礼)

「真剣に思いつめる人ですね。恋愛も、自由な発想ができず、
即結婚のみを考えるので、ふられやすい。」


……なるほど。思いついたら一直線!というわけなのですね。
そして思いついちゃったのですねあの人は!
壁に遺書彫ったらかっこいいかも!とか、
思いついちゃったんですねもしかして・・・!




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