■誕生花シリーズその13:沙織さんの巻。


9月1日。
誕生日の花は、とらゆりだそうです。
なんてゴージャスな!!
ほら、花の中心に斑点がある、あのでっかいユリですよ!
そりゃあもうやっぱり「私の馬におなり!!」なお方ですものね!
いや、もとい、女神アテナの生まれ変わりなお方ですもんね!(←今さら)

そして、花言葉。


「私を愛して」


ブハアアア!!(爆笑)
だってそういやアニメの沙織さんってば、途中から
星矢に対して「私を愛して」モード一直線だったしさ!(失礼
……いやしかし、個人的に私はアニメのアレは
ちょっくらやりすぎで如何かと思っておりますが。
ハ?天界編?ナニソレおいしいの?
ええ、もちろんそんなものは心の核廃棄場の奥底深くに
封印しましたとも。フッ!



でも沙織さん、花占いの方は少々微妙でした。
以下具体例。


1.「世話好きな人。」

……あー、
アイベックユアパードン??
あの深窓の令嬢が世話好き??
邪武をムチ打ってウフフフーー!って言ってた人が、
世話好きとな?
世話してもらう方の間違いデスか???


2.「ところが自分のこととなるとまるでダメ。
他の人に世話してほしいのに、誰も気付かないのです」


だ、誰も気付かないって……!
だって…!辰巳とか辰巳とか辰巳とか……!!
邪武とか邪武とか邪武とか邪武とか……!!
かわいそうに……!!(爆笑)


3.「それを口にしないやせ我慢が、あなたの評判を良くしています」

そうしてやせ我慢した結果、
敵の本陣に王様単身乗り込むという、
兵法以前にチェスや将棋のイロハもしらんのか!的な
オマヌケ行動をぶちかまし、
挙げ句、部下の聖闘士たちに

むしろ世話かけまくり

……なんていう事態に陥ってしまう、と!


いやでもあるいは、マジメに言うならば、
星矢のことを好きなのに
状況とかいろいろなものが邪魔をして
どうしてもそれを口に出すことが出来なかった、
というアテナとしての沙織さんの境遇は、
たしかに「それを口にしないやせ我慢」かもしれないなあと、
思わなくもないティカでした。


うーむ。やっぱり当たっていなくもないか?この花占い。
ゴージャスな俺様っぽさ(女神&財団のボス)と
痩せ我慢な不器用さ(一少女)とが、
この上なくうまく融合している辺りなんか、特に。


■誕生花シリーズその14:パンドラの巻。


9月3日。
誕生花、マーガレット。

そして花言葉は、心に秘めた愛。

……もう、おかしいよこの本!!
なんでこんなにぴったり当たりまくってるわけ!?

いや、家の人を皆殺しにした神に仕え続けて13年、
本当の気持ちを心の奥底に封印し続けてきたという辺り、
「心に秘めた」、というわけで、
まさにパンドラさんの人生にぴったりな気がするのです。

あと、花占いによると、相手の気持ちがわかってしまうがために
「自分で自分の恋を占ってしまう傾向がある」らしく、
「結果として、身を引いてしまうことになりがち」
なのだそうですが、
確かに一輝との経緯なんか見ていると、
そういう感じするよなあと、個人的には思います。

あと、さらに主観入りまくりなのですが、
パンドラ様って、マーガレットの花、似合うと思うのです。
ストーリーの中ではマーガレットどころか
ドクロとか亡霊とか妖怪の類ばっかり背中にしょってる
……みたいな役どころでしたけども、
双子神に操られていない本来の姿に戻ったならば、
お城の中庭かどこかでマーガレットの花畑に囲まれて
幸せそうに笑っている彼女って、
ちょっと、というかとっても、絵になるような気がするんですよね。
実際にそういうことが無いまま死んでしまった人だから、余計に。



■誕生花シリーズその15:瞬の巻。


9月9日。
今度は瞬の誕生日ですね。
3月もめまぐるしいけど、9月も結構めまぐるしいのだなあ。
車田御大お気に入りの月だったのだろうか。
(……いや、それもあるかもしれないけども、
本当はむしろそれに加えて、
「女神系&女っぽい系のキャラは乙女座だ!
(しかも8月は男の月だからダメだ!)」
という御大のテレパシーを感じるような気も
しないでもないのですがね(笑)
アフロディーテなんかも魚座だという設定がなければ絶対に
9月上旬乙女座生まれにされていたに違いないよ!)



ちなみに瞬の誕生日の花は、ちょっとというか結構素敵でした。
誕生日の花は「うら菊」(別名ハマシオン)。
花言葉は追憶。


「感性が鋭いのですね。」

そりゃあもう瞬のためにあるような言葉ですね!
感性が鋭い(あいつは優しすぎるのだ!)っていうのは、
師匠や味方のみならず、
敵からさえも散々散々ツッコミ入っていましたから…!

「昔のことなど忘れてしまう人の多い中で、
あなたは過去の出来事を、昨日のことのように思い起こせる人。」


確かに、兄さんの拳の跡が残った大木の下という
謎のシチュエーション(あるかいそんなもん!)で、
兄さんの修行風景を昨日のことのように
思い起こしていましたっけ……。
あの木の思い出は子供心に無理があると思った!
うん、思ったよ!


あと、これは何となくなのですが、
聖闘士たちの戦いが仮にもしいつか終わったとしたら、
終わった後でも生き残って
その記憶を最後まで憶えている人って、
きっと何だか、瞬なような気がします。

……でも彼の場合、自分が殺した人間の顔とかも、
残らず全部最後まで覚えていそうですな……(吐血)




その10〜その12へ←  →その16〜その18へ  誕生花シリーズトップへ  語りトップへ