■EPISODE-ZEROについて事前にいろいろ予想してみた・8 チャンピオンREDの発売前に、個人的な妄想を書き連ねてみました。 ここではムウとシオンの師弟関係がオープンだったかどうかについて。 ■個人的な注目点その11 ――ムウが教皇の弟子であることはオープンだったのか これねー、個人的には、教皇とムウとの師弟関係は 周囲には明かされてなかったんじゃないかと思ってるんだけど、 実際はどうなんでしょうねー。(突然丁寧語) いちおう、私の推論の理由は以下の通りである。 もし仮にムウが教皇の弟子だということが広く周知されていたのなら、 アイオロス追討の司令が下った時点で、 「教皇の言動がおかしい」とか「教皇は偽物」とか「いつもと違う」とか そういうことを、ムウは根拠つきではっきり主張できただろうし、 周りもマトモに取りあってくれたはずだ。 しかし実際はムウはそういう主張すらした形跡がない。 (少なくとも原作の描写からはそういう形跡は感じられない) (例:最後の最後でムウが「教皇は偽物」と言った時の同輩の反応とか) おそらく当時のムウには、教皇の「おかしさ」がわかっていても、 それを周囲に証明する手段がなかったのではないか。 たとえば、仮にもしサガが教皇に置き替わった時点で シオンとの師弟関係が周りに知られていなかったのであれば、 「教皇は私の師だ」と後出しで言ったとしても、 肝心の教皇(偽者)から否定されてそれで終わりである。 当時のムウが何もできなかった理由は、それですべて説明が付く。 あと、師弟関係がオープンでなかったと思う理由はもうひとつある。 もしムウが教皇の弟子だということが知られていたのならば、 聖衣の修復師が「この地上でムウ1人しかいない」という状況のおかしさが 絶対に気づかれるはずだ、ということだ。 もし仮にムウと教皇の師弟関係がオープンだったとすれば、 とうぜんムウが反逆者になったあとは 誰だって、教皇に聖衣の修復を頼みにいくだろう。 だって師匠なんだから。 そもそも当時の聖域としては、 「聖衣修復なんていう致命的な技術を頼める相手が 反逆者のムウしかいない」なんていう状況は、 絶対に避けたいところなんだし。 しかし実際、偽者の教皇(サガ)は修復ができないわけだ。 その時点で、「教皇の弟子が聖衣を修復できるのに、 教皇が修復できないのはおかしいのではないか?」 と、絶対に誰かが疑うはずだ。 とまあ、以上のような理由で私は 「オープンでなかった」説をとっているのですが、 いやーはたしてどうなるんでしょうねー。 あさっての12月19日には、オタクの30年ぶんのこの推論、 ぜーんぶ御大にくつがえされるかもしれないんですけど、笑 もうなんかそれ込みで楽しみですねー。はっはー。 (突然丁寧語) →9へつづく |