2019年4月分
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2019.4.6(土)

都内は桜が満開でしかも平成最後のシオンムウの日だったので、
皇居の特別公開エリアまで花見に行きました。
日頃は立ち入りできないエリアめっちゃ楽しかった!
どう見ても江戸城の時代に建てられてるよなこれっていう
長屋とか櫓とか門とか虎口とか土塁の痕跡とか、
かなり色々あって滾りました。
あと桜も一種類じゃなくて色々な品種を植えてあったので(31品種103本!)
花期も咲き具合も色彩も非常に多種多様で、
その一様じゃない感じが中近世の日本っぽい雅な雰囲気を醸し出していて
いといみじくをかしで素敵だと思った。

あと吹上御所の方角に抜ける道(さすがに立入禁止)の所に
大きな立て看板の標識があったので
なんて書いてあるのかなーと思って覗いてみたら
白地にデカデカとした黒文字で
「宮殿」
って書いてあった。
きゅ、宮殿!?
な、なんか十二宮とか教皇の間とかそういうものを
強烈に連想させられるワードなんだけどやっぱりあれなの?
陛下とかが住んでたりするの?え?
ていうか宮殿らしき建物、思いっきりあっちにチラ見えしてるけどいいの!?
我々、こんなめっちゃ宮殿の近くとか歩いてていいの!?

気になったので帰宅後に調べてみたら、
宮殿っていうのは陛下が御公務をお執りになる建物だそうでした。
つ、つまりあれか。京都御所さんでいうところの紫宸殿か。
紫宸殿といったら昔シオンムウ仲間の稲さんと一緒に京都御所に行った時、
何がってもう紫宸殿がめちゃめちゃにシオンムウでしたから
(わかりやすくいうとめっちゃ教皇の間とかぶった)
(詳しくは春のシオンムウお花見ツアー2日目(1)参照)
これはもうすなわち今回の「宮殿」もシオンムウってことでいいですよね。
私シオンムウの日に東京御所を歩いてて
現代版の紫宸殿(シオンムウ)が見えたってことでいいですよねこれもう。

で、乾通りをさんざん歩き回った後、ついでに
満開の千鳥ヶ淵を見下ろしながら北の丸を散策し(穴場)、
さらにそこから神保町経由でお茶の水まで歩いて、
そんで最終的にはこんな場所にたどりつきました。

ドオオオオオン


バアアアアン


そうです。
平成最後のシオンムウの日、
私は男坂をのぼってきました。
やはり都内に住んでいるのだから、一度はのぼらなくてはね……

ちなみにリアル男坂の外観はこんな感じでした。


めっっっっちゃ急です。
急すぎて道を階段にするしかないレベル。
正直、めっっっちゃ息切れました。
たぶん勾配だけでいったら十二宮よりも急かもしれない。
すごーーーくのぼり甲斐がありました。
ええい!のぞむところだぜ!
ザシャア!

そんなわけで私にとっての平成最後のシオンムウの日は
ものすごく有意義に前向きに終了したのでした。
そう、オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな……
このはてしなく遠いシオンムウ坂をよ……

<未完>


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