◆◇◆春のシオンムウお花見ツアー 「そうだ、京都行こう」◆◇◆

 ――2日目(1) 京都御所――



さて、翌朝。
前日の夜に(主にナビが道を間違えたせいで)完全に意識朦朧となりながらも
何とか帰宅&睡眠をとったオタクたちは、
朝も早くから地下鉄の改札前で待ち合わせ、
いそいそと京都御所へと向かいました。
しかし当時は気づいていませんでしたが、
今良く考えてみたら、我々の待ち合わせ場所、
シオ小路通の真下だったんですね……。
うわあ……。

証拠写真


ちなみに、そんな我々の元へとやってきた地下鉄の電車は、
全身シオン色をしていました。
リアル京都さんによる前日からの怒涛のシオンムウサービスに、
もはや驚く気力すら無いオタクたちであります。
そして乗った電車のドアをふと見たら、
なんかこう、あれだ。
四番ドアで六号車だった。

証拠写真


おそろしい なにこれ
シオンムウの呪いまじパネエ
昨日から息つく暇がまったくない



さて、御所です。



実は、たまたま我々がシオンムウツアーを遂行したこの日、
なんと、京都御所はちょうど期間限定で、内部公開をやっていたのです!
なので我々、御所の中の中の一番中まで見られたんですよ!
貴重なチャンスがたまたまシオンムウツアーとかぶるなんて、
ほんとに京都さんのサービス精神はすごいと思いました……。



そんでなんかシオンムウ色の花が生けてあった。はっは。



しかし今回の御所巡りの、何が一番すごかったかって、これです。
最高権力者の正殿、紫宸殿です。
当時、京都御所で暮らしていた某最高権力者の人は、
儀式とかそういう公的な重要行事を、この場所で行っていたらしいのです。
すなはち、この建物こそが京都御所の中でも一番格式の高い、
一番重要な建物であると言えましょう。

ぶっちゃけ、教皇の間とめちゃくちゃかぶります。

いやもう最高権力者の公的な仕事場とか、ねえちょっと!
何なの、その
リアル教皇の間は!

ダダーン!


見よ!このおそろしいまでのスケール感を!

……いや、紫晨殿まじでやばいです。
リアルに教皇の間っぽいです。
最高権力者の仕事用建物まじすごいです。



ちなみに、簾の向こうはこんな感じでした。
あまりにも広く、あまりにも奥行きがありすぎるために
光が届かず、かなり薄暗く、中が見えにくく、
ゆえに何が潜んでいるのか全くわからず、
空間的には外部と繋がっているのにまるで隔絶されてるような別世界っぽさで、
なんかこう……ものすごく「秘中の秘!」って感じの雰囲気が漂っていました。
きょ、教皇の間もこんな感じなのかな
こんな感じに神秘的に近寄り難い感じなのかな
あの中にうっすらと見えてる玉座にシオンが座っているのかな



ちなみにこの室内に至るまでの階段も
長くて広くて横幅ありすぎて非常に壮大です。
あまりにも広大な階段すぎて、本当に教皇の間にこういうのありそうです。
(ていうか、気のせいじゃなければ何か実際にこういうのあったような気がします)

しかし、これはムウ様、近寄りがたいよね……
しかもこんな近寄り難い場所で、いつの間にか中で別人がシオンと入れ替わってて、
しかも中のヤツらは誰もそれに気付いてない、とか……
いやこれ、ムウ様、まじで切ないよ……!
シオンムウの切ない萌え、まじでやばいよ……!
そんなことを稲さんと話しながら軽くセブンセンシズくらいまで燃えたぎった。
我が体内を流れるシオンムウの熱き血潮が沸騰しまくるのを感じた。



そしてこれが清涼殿。
紫宸殿のすぐ裏にあります。
最高権力者の人の私室だそうです。(執務も行うことがあるらしい)
なにそれ つまり 教皇の私室ってことですか
ちょっ なんなのこの萌え配置
ハアハア



そして紫宸殿から清涼殿に抜ける裏道(近道)の通路がこれ。
なんかこう、
まるで教皇の間から教皇の私室に向かうウラ通路みたいでぐおおお
ていうか、こんなにすぐ裏に私室があるのか うおおお
ああでもそうだよね 忙しい立場だもんね ぬおおお

でもこれじゃあお付きの人とか警護の人とかいっぱい周りにいて
ムウ様が来ても全然プライベートな会話なんかできないね。
ていうか、そもそも教皇の間自体がすごい威圧感で、
ものすごい格式高くて緊張させられまくる場所なんだね。
これはムウ様、なかなかシオンのとこ行けないね。
せつないね萌えるねハアハア。
やっぱりたまにムウ様が来る時は、
もっぱら紫宸殿(仕事用)の方で会うのかな。
仕事用の会話しか交わせないからすごく切ないね。
すごく切ないけどそれでもやっぱり会えて嬉しいんだろうね うわあ!
チラ見せツンデレみたいでやばいね! もえるね!

……稲さんと二人で息も絶え絶えになりながら
上記のようなことを言い合って、
そのままガハアと血を吐いて萌え死にました。
見事な討ち死にでした。本望でした。

まさか御所がここまでシオンムウだとは思わなかった。

(なお、稲さんのサイトの御所レポートには素敵すぎるシオンムウ漫画がついてますヨ!
すっっっっっっっごい萌えだヨ!さあ今すぐGO!)

あっそうそう。
ちなみに最高権力者の人の私室の奥の方は、
こんな感じの雰囲気でした。




え 、 え ろ い 。




うっすらと見える小卓に萌え!
そして御簾に、
激萌え!
いや、御簾ってシオンムウに似合うと思いませんか。
私ぜったい似合うと思うんですけど。
大量の布がバッサバッサでズルズルで。
彼らの服装も割と布の多い感じだし、すごく似合ってると思うんですよ。
しかもあいつら二人とも麻呂眉なんですよ。
もうこれはあまりにも似合いすぎですよ。



キャーキャー言いながら順路沿いに歩いていったら、
展示の模型の女官がシオンムウ色の着物を着ていた。
しかも貴鬼色まで混じっていた。
京都さんのサービスまじでおそろしすぎる



あと、我々が御所を回っている時間帯はちょうど
冗談みたいな見事な快晴であったのですが、
これがまた、すごかったんですよ。
ピーカンに照りつける強烈な日光が
あちこちの金屏風の黄金をものすごい綺麗に光り輝かせてて、
奇跡のようにすばらしかったんですよ!
晴れた日に障子を開けて、金屏風に太陽光が当たると、
屏風の金色がキラッキラに輝いて、本当に本当にものすごく綺麗なんだ。
私、今まで全然知らなかった。
これは、写真だけ見てても絶対わからないと思う。
現物を見なきゃ絶対わからないと思う。

……ということは、黄金聖衣もきっと晴れた日は
めちゃくちゃキラキラでちょう綺麗なんだろうな!
ちょっとこのキラキラ感は、アニメや漫画や写真なんかの
二次元のカラーでは表せないと思うな!
萌え!

最後におまけ:天井たかっ!


障子の面積と枚数がマジパネかったです。さすが御所。

きっと教皇の間の天井もありえないほど高いんだろう。
教皇の間の赤カーテンなんかもう、面積も枚数もものすごいことになってるのに違いない。

→次回へ続く


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