◆◇◆春のシオンムウお花見ツアー 「そうだ、京都行こう」◆◇◆ ――2日目(3) 初の休憩(笑)・昼ごはん―― 晴明神社を出て、おいしい「きんつば」を購入し、 ふと気がつくとオタクたちはけっこうお腹がすいていました。 あれっと思って時計を見てみればお昼もけっこう回っていました。 そう、このオタクたちは今まで、 京都さんプレゼンツの萌えネタを消化するのに精一杯で、 あろうことか自分たちが空腹であるという事実に 気づく余裕すら一切なかったのです。 (いや、もっと言ってしまえばぶっちゃけ昨日の早朝から 京都さんのネタ攻撃が数秒おきに休みなく続きまくっていたのが、 ここにきて初めてネタ攻撃がやんだせいで、ようやく空腹を感じられたという・笑) さて、寺と神社とチベット料理以外の下調べを一切してこなかった我々ですが、 (↑いっそすがすがしいネ!爆笑) 稲さんの野生の勘によって適当に入った東南アジア料理店はかなりの大当たりでした! 料理の味もお店の雰囲気もよくてかなりゆっくりできる感じ。 そして我々は今初めて思い出したのですが、そういえば普通のご飯屋さんには、 注文した料理がやってくるのを待つ時間というのが存在するのでした。 (なお、伏見稲荷の萌えうどん屋さんと、「アテナ」の向かいの萌えチベット料理店は、 もちろん普通のご飯屋さんには入りません!爆笑!) そう、ここにおいてオタクたちは、注文した料理が出てくるのを待ちながら、 このシオンムウツアー開始以来、初 め て ゆ っ く り す る こ と が で き た の で す ! ねえ、信じられますか!二日目の昼ですよ! これだけ長いあいだ京都を回りまくっておきながら、 ようやく二日目の昼になって初めて、我々には 京都さんのネタ攻撃にさらされていない時間帯 が現れたんですよ! 京都さんどんだけパネエんですか!(爆笑) しかし今思えば、私としては何としてもこの時間帯を有効活用して 稲さんのシオンムウ観を小一時間、詳細に聞き取っておくべきだったのですが、 もうね、零日目以来の疲れがどっと出てね、とてもじゃないけどそんな余裕なくってね。 有り体に云えばオタクたちは二人とも、椅子に座ったきり、 完全に虚脱状態。 ……そうだよ、そういえば私たち、 京都さんのネタ攻撃にさらされない状態でゆっくり椅子に座るということ自体が 何かもう初めてだったんだよ……。 疲れましたね稲さん、そうですねティカさん、あはは、沈黙。 二人ともガラスの仮面的な虚ろな白目で、目を開けたまま完全に意識朦朧。 そんな状態でありました。(笑) せっかく落ち着いてしゃべれるチャンスだったのに、すっかり無駄にしてしまったよ。 いつかまたリベンジしましょうね!(←私信・笑) そんなこんなで意識朦朧で虚脱してたらいつの間にか料理が到着したので、 意識朦朧のままガツガツと食べ、意識朦朧のままフラフラとトイレに行った。 そしたら、なんかいきなりあたりが暗くなって目の前が思いっきりピカアアアアなって、 カミナリがドカーンと落ちた。 くううう!良いカミナリ!しびれる!快感! 稲さんと二人で即刻そんなことを言い合って(爆笑)、 しかしふと我に返れば私たち、これから山のほうに行くんだった! しまった!(笑) まさかあのサンダーボルトはこのことを暗示していたのか……。(←零日目参照) でも良く考えてみたら、この激烈な土砂降りの瞬間に 室内にいることができたなんて、 何気に私たち、ものすごくラッキーだったかもしれません。 そして、我々がご飯屋さんを出てコンビニで傘を買う頃には、 土砂降りの雨もかなり弱くなって、随分と落ち着いてきてました。 おかげで我々はそれほど濡れない状態でコンビニに入り、 無事にビニール傘を買うことができたのでした。 「台風を呼ぶくせに自分が出歩くときは雨風が弱まる」というこのティカのジンクスは、 今回も微妙〜に有効だったと思います、たぶん(笑) だが後でわかったことだが、実は この雨すらもが、京都さんからのサービスだったのだ…… →次回へ続く |