■何故劣化するのか?

A.攪拌(カクハン)熱による酸化、機構の摩擦による摩耗粉の混入など。
ATFの劣化は攪拌(カクハン)熱による酸化劣化、クラッチとブレーキハンドの摩耗による摩耗粉の混入、添加剤の消耗によるものが大きいでしょう。
劣化の速度は車の使用条件によって大きく変わるので、走行距離だけでなく、定期点検によって新油に着色された色相や摩耗鉄粉の混入による外観の変化が劣化の目安になります。
判断は知識のあるショップなどに任せる方が懸命でしょう。
何故なら、エンジンオイルと違いチェックする際に布切れなどを使って間違えて糸クズなどを混入してしまうと、その糸クズがオイル流路に詰まってしまい、トラブルの原因になります。
詳しくは、「ショップが交換を断る訳は?」に掲載しています。


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