ケースの加工&電源の組込み




電源の取り付け

↓画像クリックすると詳しく見られます
まず、電源に前に作成した円形板を取り付けます。

ファン側が上に来る様にして、その下側に両面テープを貼り付け円形板に収めて接着します。
これも電源に合わせて製作したので収まる位置は決まっています。

左の画像では既に切り取られていますが、その前に電源の位置決め・切り取り部のマーキングをします。

この作業が事の他難しいので苦戦を強いられるでしょう;;。
とりあえず文面で説明しますと・・・。

● 黒い台座(ハロに付属)とハロ全体で座りを見ます。 周囲からも見て傾きが無い様にしま
す。
● それから上の部分を外し、電源を円形板側を下にしてケースに置きます。
● 床と電源上面が平行になるように位置を調整します又、排気面が真後ろになるようにも調
整して下さい。 この時下のケースが動いてしまう事があるので注意します。
● 位置が決まったら円形板の周囲と合マーク数箇所を油性ペンでマーキングしておきます。
● 電源の側面・上面に三角定規をピッタリとつけ、ケース側(排気面)にその延長をマーキン
グしていきます。
● マーキングをつなげられる程度付けたら終了です。

何だか息の詰まる説明ですがニュアンスとして受け止めてください;。 実際やってみるのが一
番手っ取り早いですしね。
私はかなり苦労を強いられましたが、皆さんはきっと大丈夫でしょうv。(「文面の意味がが分か
らん!」とお叱りを受けてしまうかも。。。)

「排気口なんて、ドリルで穴を幾つも開ければいいじゃないか?」と思われる方がいるとは思い
ますが、そうしない理由がちゃんとあります。

開口部が排気部より狭い場合は、狭くなった部分で排気がケース内に戻ってきてしまい温度上
昇を招くからです。 穴を幾つも開けた場合も、抵抗物があるので前記と同じ様な理由で温度
上昇を招きます

「じゃあ、ガイド板でも付けたら?」・・・実はそうすればいいのです!w。
実は私も要らないハガキでガイドを取り付けてあります。
けれども、排気を抵抗無くスムーズに排出する為にも、開口部はきちんと開けた方がいいで
す。(これから夏を迎えるにあたっては重要なことでは?・・・)


ケースの加工

上記の作業で付けたマーキングをつなげて書いておきましょう、切り込みの目安に使います。

ホットナイフを予め暖めておいて下さい、ケースが切れるようになるまで結構な時間がかかります。

:部屋の換気に気を配ってくださいね。

少し上に手をかざし、熱く感じたら十分熱せられた証拠です、早速作業に移りましょう。

 ホットナイフを扱う時、どうしても自分のすぐ近くでの作業となりますので、火傷・切傷に十分
気を付けて下さい。

ホットナイフで切る場合、切る面の裏側から刃を入れます。 こうすると綺麗な切り口になりま
す。
↓画像にポインタを重ねると切り抜かれます又、ここから拡大画像にいきます
ホットナイフの使用法としては「切る」というより「押し込む」といった方が正しいです。 カッターナイフのようにはいきません。

ゆっくり押し込んでは戻し・・・の繰り返しです。
続けて作業すると刃先の温度が低くなって押し込みにくくなります、偶に刃先を上げて温度を上げてやってください。

根気の要る作業ですので気を抜いて火傷などしないよう気を付けましょう。

切り口の裏面から見て全周つながったら、力を込めて押してやります。

溶かして切ったので切り口が密着している部分がありますが、全周切れているなら画像の様に
外れます。(この瞬間は結構気持ちいいですよw)


出来た開口部は溶かして切った為に凸凹していま
す。
これをヤスリで均していきますが、この時少し削り込
んで広げておくといいでしょう。

広めに開けてしまった方は均す程度にしておきまし
ょう。

ここは普段見ることの無い場所ですので、自分が満
足する程度に仕上げます。


デバイスコネクタの取付け口


次はマウス等の取付け口を開けます。

完成したラックユニットを下ケースに収めて下さい。

今回私が使用するデバイスはマウス・キーボード・モニター・LAN・USBですので、後ろから見て左半分に集まっています。
必要な部分が集まっているので開口部も一つで済みます。

スピーカー端子の穴は?というと丁度L型のコネクタが付いた小型スピーカーを持っていたので、それを使用することにしたので開けませんでした。

「私はアンプにつなげたい!」という方は、後ろから見て右側の縦に並んだものがスピーカー接
続ですので、そこを切り抜いて下さい。

まずは下ケースからですが、必要なコネクタが来る部分を裏からマーキングします。 ベース板
に沿わせてマーキングすると楽です。 幅は当然、使用するコネクタ群に合わせます。
マーキングに沿ってホットナイフで切り取ります。 

●排気口を加工した時に気づいたかも知れませんが、このケースの材質はかなり軟らかいで
す。 ですから多少のくるいならヤスリで簡単に修正出来ます、思い切って切り取ってください。

下ケースをヤスリで修正(仕上げ)したら上ケースを載せ、今度は表から鉛筆などでマーキング
をします。 マーキングはコネクタに合わせてしますが、最初は見えないため小さめにします。
幅は下ケースから追っていけば良いでしょう。

鉛筆マーキング部を切り取り上ケースを載せる⇒マーキング&加工⇒マーキング・・・・と続け
て仕上げます。 確認としてコネクタ類を差し込んでみてください、上ケースがぴったり載れば
O.Kです。


電源の固定

電源の固定をします、といってもネジ等では固定しません。 両面テープで貼り付けますw。

前に電源の位置をマーキングしましたが、その部分に両面テープを貼り付けます。
使用するテープは「強力タイプ」を選んでください。 接着部分が円形板の縁の所しか無いため
です。
テープを貼る際は合マークと縁をなぞった線の一部が隠れないようにしておきます。
合マーク・縁の線を板と合わせて接着します。 電源をゆっくり持ち上げて、ケースが落ちなけ
れば固定?完了です。

それから・・・。
排気口のところで触れた「ガイド板」を取り付けましょう。
材質はハガキ程度の厚さの「紙」で結構です、もちろん要らないハガキがあればそれを使いま
しょう。 
ケースが丸いためうまくいきませんが、何度もトライしてみてくださいね。
大きな紙をお持ちの方は、コンパスで半径12aの半円を描いて、それを切り抜いて使えばピ
ッタリ合うはずです。
固定方法はセロテープや両面テープでかまいません。 容易に剥がれないようにして下さい。


ここまで来ればあと少しです!


次はスイッチの取り付けです。


  



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