ラックの組み立て

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マザーボードの固定

完成したベース板にマザーボードを固定します。

取り付け位置はマザーに準じて製作したので、決まった位置にしか来ないはずです。前ページのイメージ図参
ベース板に予め中心線等を引いておけば簡単に位置決めできます。(マザーにも基盤の縁に印を付けておきましょう)

位置が決まったら仮置きして、先の細い油性ペンで4箇所ある取り付け穴からマーキングしておきます。
取り付け方法は一般販売品のケースと同じ「スペーサー」を使用します。

マーキングした所を3_のキリで穴を開けます。
一箇所づつ、穴を開けたらマザーを置いて確認しましょう。

慎重すぎでは?とお思いでしょうが、マザーには4箇所しか穴が開いていないので、失敗したら代りの固定場所が無くなってしまうからです。

何故、慎重になるの?と言いますと、・・・私自身が失敗したからですw。

穴を開け終わったら、ベース板に固定用スペーサーをM3ナットを使ってしっかりと固定してくだ
さい。 マザーを置いて動かない程度に仮止めしておきます。




ラック板の取り付け

ラック板の取り付けには下画像のような「柱」を製作します。
←ラック板を
取り付け


「柱」の画像→




構成図

(この構成図は各パーツの組み合わせ方等の参考です。
使用する材料によって各寸法が違ってきます、製作するときの目安にして下さい。)

使用した材料はアルミ材のアングル(1_厚)とラック板の余り、トラスコネジ4x10(ボルト&ナ
ット)です。

柱は幅20_・高さ50_ですが、幅はこれ以上あっても良いと思います。
ただし高さはスペースを稼ぐため、計測して決めてあります。

使用するスペーサーの高さが私が使っている物と違っている場合がありますので、デバイスコ
ネクタ群やメモリと干渉しない様にご自分で計測して決定してください。

ベース板との取り付けはガラクタ箱にあった物を使用したので、十字頭のボルトを使っていま
すが、上記と同じネジでもO.Kでしょう。
その際、柱とマザーボードに隙間を作るようにしてください。 1_程度の厚さの物を柱とマザー
の間に入れて位置決めすると上手くいきます。

柱とラック板の接続は「両面テープ」でおこないます。 激しく動かない物なので、その場に止ま
っていれば良いとの考えからです。
もちろんボルト&ナットでの固定でもかまいません(マザー部品との干渉はしないように気をつ
けて下さいね)。


もっと簡単な柱を製作したかったのですが良いアイデアが浮かばず、上のような物になりま
した。  「もっと簡単に出来る」・「良いアイデアがある」と言う方は是非、BBSやメールにてお
知らせください。


柱が完成してベース板に組み付けたら、仮止めしてあったマザーの取り付けネジを本締めしま
す。

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ラック板を取り付ける前に付属のIDEケーブルをマザーに繋いでおいて下さい。 載せた後でも出来ますが繋ぎ難くなります。
接続不良をおこさない為にも事前に繋いでおきます。

そしてラック板と柱を取り付け、HDDを上に載せケーブルを繋ぎます。

HDDの固定ですが、私はあえて固定せず薄いウレタンスポンジを間に置いて「フローティング式」としています。

この方式だと固定具を作らないで済みますし、HDDの振動も和らげてくれます。

難点としては、気を抜いてラックユニットを動かした時、HDDが滑り落ちてしまうことです;。

ただ「置いておくだけ」が不安な方は、アングルなどを使用して固定具を製作しても良いでしょ
う。
 フローティング式を選択された方は、動かす際HDDを落とさぬように気を付けて下さい。

以上でユニットは完成です。


次はケースの加工に入ります。

  



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