パーツの配置&ベース板の製作

↓画像にポインタを重ねるとマザーが乗ります。

パーツの配置

パーツ配置としては左の画像の様になりす。




別画像です

パーツの配置の仕方は色々な方法が考えられます。 エアフローを優先的に考慮に入れたり
とか、ケースの加工を最小に止めるためとか・・・。

今回はメンテナンス&CD-ROM増設をにらんだ方法にしました、と言っても見てみれば大した
事は無いです(誰もが最初に思い付きますよねw;)。

画像には無いですがマザーの上に屋根が付く形になります、その上にHDD(&CD-ROM)が載
ります。


ベース板について

製作する板は3枚ありますが、大きな加工をしなければいけないのは2枚だけです。

まず、ケースの底にある円形・乳白色の
板ですが、これが電源のベースになります。

「プラ段板」とでも言うのでしょうか?(正式名称は分かりません)、プラスチックで出来たダンボール状の板です。 ホームセンターでよく見かけますね。
強度的にも十分な物です。

この板ならハサミで切ることが出来るので、あえてカッターは使いません。 ハサミの方が安全
にほぼ正確に円形に仕上げられます。

この板を使い、電源の最長部(対角の長さ)と同じ直径の円形板を作ります。 この電源の場
合は直径16cmです。

後は画像左側の板ですが、これはアルミ板(1.5mm)です。 これの加工についてはホームセ
ンターのお世話になりましょう;。

最近では無料の作業スペースがある店舗が増えてきました、そこで電動工具などを使えば簡
単に出来上がりです。

私はというと、金ノコと金ヤスリで苦労して加工しました・・・。 自前で切削工具を持っている方
以外はホームセンターでの加工をお勧めします。


↓画像をクリックすると拡大されます

左の画像は私が製作時に書いたラフメモを清書した物です。

使用したアルミ板は200x400_の物です。 記入し忘れましたが円の切れた部分の幅は200_、板そのままを使います。

この切れた部分はケースにはめ込んだた時、電源への空気供給口になります。

なるべく加工をしないための対処と考えてください。

コンパスを使い円弧を描きますが、下地がアルミのため少々書きにくいです。 力を入れると
失敗しやすいので、中心をしっかり持って撫でる様に書けばよいと思います。

油性ペン等で線をハッキリさせたら切削に入ります。

切る時はペンの跡を残すくらいにしておき、後で金ヤスリで仕上げるとうまく出来るでしょう(角
やバリが出来ないよう磨り落としておきましょう)。

ベース板にもう一つ加工を施します。 電源への空気取り入れ口を作ります。
電源のファン部がここに来ますので、空気が流れるように必ず取り入れ口を設けます。
これを付けるとベース板とマザーの間を空気が流れるので、マザーボードの冷却にも一役買い
ます。
あける穴ですが下画像の様に開けるか、切り抜いてしまってもかまわないと思います。
切り抜いた方が「風切り音」がしなくて良いかもしれませんね。

これまでのテスト使用の結果から、下画像より広く、空気取り入れ口を取ったほうが良いと
思われます。 広げすぎなければ強度的にも問題ないでしょう。 (因みに下では80x80_で
穴を開けています)

← ベース板






ラック板 →

そして、天井に置くラック板を加工します。

大きさはマザーとほぼ同じにしてください、これより大きいと上半分も球形ですから収まらなくな
ります。
私が使用したのは175x250_(厚さ1.0_)のアルミ板です。 幅175_の部分はそのまま
使用して175x175_にしています。 それから上画像の様に四隅を大きく取り除いて下さい、
そうしないと上ケースが収まりません。

CPUファンの来る位置には必ず穴もしくは切り抜きを入れてください。 そのままだとCPU
の冷却を大きく妨げてしまいます。 マザーを仮置きして位置を確認して加工してください。

あと、ベース板の縁に付いている物が気になっている方もいることでしょう・・・。
これはゴムチューブを切り開いたものです。 ケースに座りが良くなるように付けています、無く
ても何の不具合も無いですw;。

以上で使用する板の加工は終わりです。


次はラックユニットの製作・組上げです。

  



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