秋の宮&乳頭温泉郷 山菜三昧の旅

<その9>





■ 旅の終わりは山菜で〆る!
自宅に帰って荷物を広げると、クーラーボックスから山菜がわんさと出てきました。
今夜は遅かったので、とりあえず冷蔵庫でおやすみ。。。。

翌日の夕方、キッチンで大奮闘が始まりました!!
やっつける!?山菜は3種類。「ミズ」「こしあぶら」「ワラビ」です。

■ミズ
岩手の玄武温泉の喫茶店で勧められたミズ。
「油いためが美味しい」とえらく訴えていたので、言われた通り上に付いてる葉っぱを切り落とし、茎を洗って食べやすい大きさに切る。
これだけじゃ寂しいので、油揚げも刻み”ダブルあぶら”で調理開始。といっても、ゆきひら鍋に油を入れて炒めて醤油などを入れてからめただけ! まるで3分クッキングのように出来上がり♪

■こしあぶら
小さなパックで180円だったのを購入。
(なぜこれを買ったかというと、数日前の埼玉県中津川温泉キャンプオフの時に、山菜名人がたんまりと採ってきた”こしあぶら”を天ぷらにしてくれて食べたら、すん〜ごい美味しかったのだ。ぜひ、ゆうにも食べさせたくて。。。)

調理は天ぷらと決まっていたため、さっと水洗いして衣を付けひたすら揚げました。小さいパックだからとあなどっていたら、ギュウギュウに入っていたらしくかなりの量が出来上がり、両親にもお裾分け。「美味しいね!」とあっと言う間に無くなるという一品です。

■ワラビ
こいつが一番可愛いやつです(^^)
なんたって、自分で採ったんだからねぇ〜
ちなみに、計りで650gありました。小さいザルに溢れるくらいの量です
ワラビは、可愛いけど厄介です。そのままでは苦くて食べられない・・・
アク抜きをしなくてはいけないというので、まったく知識のなかった私はネットで検索し、灰じゃなくても重曹でアク抜きできると知ってスーパーで調達。
「さぁ、ワラビちゃん待っててね。美味しく食べてあげるよぉ〜♪」とつぶやきながら挑戦したアク抜きは下記に詳しく載せました。

当然、その日の食卓には姿が無いけど色鮮やかに変身した姿も素敵でした。
翌日に、アク抜きサイト(名前忘れた)に調理法も載っていたので”ワラビの白和え”に挑戦! その他はサラダに乗せたり切っただけでマヨネーズ&醤油とシンプルに食べました。

※下の写真にマウスを当てると”調理した料理”になります
ミズ(1束100円) こしあぶら(1P180円) ワラビ(タダ)
【お味は・・・?】
初めて食べるミズの油炒めは「旨い!!」
売ってたご主人の言葉に嘘はありませんでした(^^;
歯ごたえがシャキシャキして中にヌメリがありとっても美味しかったです!
あっと言う間に完食、もっと買ってくれば良かった。

旅館で最近よく出る「ミズの実」っていうのは、この実なのかなぁ〜。

東北の友達に聞いたところ、このミズに花が咲き実がなったのが「ミズの実」だそうです。地元ではこの山菜はメジャーな食べ物らしく、スーパーでも売っているんだって!
東京でも売らないかなぁ〜
【お味は・・・?】
サクッと揚がったこしあぶらの天ぷらは、苦味も少なく、ほんわり口の中に広がる山菜の味と香りが春を思わせる。

ゆうも美味しい!と言ってガンガン食べていた。サクサク感を楽しむためにも、ここはぜひ塩で味わってみよう。

葉も薄く茎も細いのですぐに揚がるし、作るのも楽で私向きの山菜。

でも、天ぷらの他にどんな食べ方があるんだろう?



【お味は・・・?】
苦労して作ったワラビの白和えは、ゆうにはイマイチのようだった・・・。
ちょっと薄味にし過ぎたかなぁ。でも、なんだかんだ言っても翌日には無くなったよ。

残った大量のアク抜きを終えたワラビちゃんは、お浸しやマヨでせっせと食べた。やはり自分で収穫したので愛着があり美味しさ倍増である(^^)

数日間、ワラビの味を楽しめました。今となっては、もっと採ってくれば良かったかなぁ。







■ワラビのアク抜き

収穫したワラビ 650gを重曹を使って
アク抜きしました
熱湯に重曹を入れ、ワラビを茹でると
茶色く濁る茹で汁。
数分ですぐに柔らかくなる
茶色から緑になった
ワラビ
水にさらし、半日くらいの間に数回
水をかえたら、もう食べられるかな!?



こうして、帰宅後も数日間「山菜」を味わえた今回の秋田の旅は
まさしく”大収穫!!”で美味しい旅でした(^^)

おわり

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