下風呂温泉<長谷旅館>
温泉街の入り口に建つ源泉を大切に扱う宿
 

下風呂温泉郷には4本の源泉があります
長谷旅館は、大湯2号泉を引いた温泉宿です
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■ 施設 ■
下風呂温泉街のメイン通りの入り口に建つ温泉旅館です。
某温泉本で3年前にゆうが、そして私は遊めぐりを利用して入浴させていただきました。

宿の方や館内の雰囲気がアットホームで、立ち寄り入浴でも好意的に対応してくれるところが嬉しいです。
浴場は玄関から遠く、廊下や階段をあちこち行った先にあり、帰りはボーっとして迷ってしまいました。

■ 浴場 ■
男女別に内湯があります。
脱衣所はこじんまりしたスペースで、棚があるのみ。

浴場は茶色の石造りに緑がかった白濁湯が静かに掛け流されていて、硫黄の香りが漂います。
湯口や床が温泉成分でクリーム色に染まっているのも、見ているだけでワクワクします。
湯気が篭もって暑かったので窓をあけてみると、衝立の向こうは道路!とその先には海が見えます。夜は漁り火が見えるのでしょうか。

源泉100%かけながしの湯は、酸っぱい粉硫黄の匂い。熱い源泉を舐めてみると、酸味と極わずかに硫黄味で匂いのわりに硫黄の味が薄いのに驚く。
透明度15cmの濁り湯は「温泉!」って感じのする色と匂いで、入浴感も十分にあり満足!のんびり浸かりながら窓からの風を感じ、下風呂温泉をじっくり味わった。

ここの宿、源泉を大切にしているらしく浴槽横にこんな掲示がありました
−熱めのお風呂の入り方−
  源泉のままですので、熱い時はどうぞ水を入れてお入り下さい。
  ・お湯を五・六杯以上 全身に浴びて熱さになじんでからお入り下さい。
  ・必ず浴後は水を止めて下さい。

上がった後も身体から酸っぱい硫黄の匂いがして、下駄を鳴らしながら宿を後にしました。

湯の色:緑がかった白濁(15cm)
湯の匂い:酸っぱい粉硫黄臭
湯の味 :酸味+極わずかに硫黄
湯の感触:肌当たり柔らかい
 

 


 
男湯 (ゆうが入浴した2003年に撮影した写真です)

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【おぼえがき】
 温泉名  下風呂温泉 長谷旅館 〔0175-36-2221〕
 源泉名  下風呂温泉 大湯2号
 泉質  含石膏-食塩硫化水素泉
 泉温  60.5℃   ph:3.0
 湧出量  
 成分総計  4271mg/kg 
 〔Na=909.7(64.10mval%) Ca=204.3(16.51) Cl=1722(78.62) SO4=634.0(21.37)〕
 

 料金  300円
 (※下風呂温泉手形(宿泊者用)800円を利用)
 時間  10〜15時
(手形利用の場合のみ→7〜21時)
 備品  石鹸、シャンプー、カラン2
 浴室  内湯× 男女各1  待合所:ロビーにソファーあり
入浴日:2006.6.11



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