夏油温泉<元湯夏油>
5つの露天と2つの内湯、どこも違う源泉にビックリ!

山道をグングン進んだ先にある夏油温泉
数軒の旅館が建っているなか、露天風呂が有名な宿が元湯夏油です
日本秘湯を守る会の宿でもあるお宿は日帰り、休憩、宿泊
さらに自炊で長期滞在も可能な本格温泉宿です
日帰りでは内湯には入れないので、宿泊して
ゆっくり7つの源泉を楽しんでみるのもいいでしょう
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■施設■
一つの村のように、宿泊棟や露天風呂、さらには
売店や食堂まで点在しています。
フロントで頂いた周辺地図が大変役立ちました
(というか、コレが無いとどこに行っていいのか
 分からないです)
■露天風呂■
敷地内には川沿いに5ヶ所の露天風呂があります
撮影禁止だったので写真はありませんが、入浴できるのは宿泊者でも日の出〜20:30
までで、さらに終日混浴・女性専用時間あり・女性専用と時間によって入れる場所が
まちまちなので、注意が必要です。

1・大湯(混浴、女性専用時間10〜11・17〜18時)
 露天のなかで一番大きいです。
 塩味強く硫黄のほのかな味がし、湯からは玉子臭が感じられます
 熱めの湯ですが、晩秋には快適でした

2・滝の湯(女性専用 男性専用時間10〜11・17〜18時)
 露天とは言いがたいログハウス風の建物にある湯
 白い大きい湯の華あり。薄い塩味がする湯で肌触り滑らか

3・疝気の湯(混浴)
 川沿いにオープンに脱衣所があり、浴槽は小さめ
 湯底からプクッっと空気が上がっていたので、下から源泉がでているのでしょうか
 (入浴できなかったので謎です)

4・女の湯(混浴、女性専用時間10〜11・17〜18時)
 川の対岸に位置する。
 囲い程度の目隠しがあり、日が暮れてからの入浴は背後の岩がなんとも神秘的
 当日は温くていつまで入っても温まらなかった

5・真湯(混浴)
 大湯より小さい感じ。入浴出来なかったので次回はぜひ・・・
■内湯■
本館と別棟の2ヶ所にあります
別棟にあるのが「小天狗の湯」男女別で24時間入浴できます
とても綺麗な浴場で、ソープなどの備品やドライヤーもありました
木造りで広い脱衣所
ドライヤーもあります
洗い場
ソープなどの備品もあり
シャワーの出も良い

浴槽
床には成分が付着して黒く
なっている
湯口
ボコッボコッと湧いてい
る湯は透明だが、赤茶色
の湯の華あり。    
湯口には茶・黒・白の温
泉成分が付着し、湯の強
さを感じる
本館にあるのが「白猿の湯」
浴場は古いが何ともいえない味があり、深夜の入浴はとても落ち着く
カラン&シャワーは2ヶ所

白猿の湯(女性)
透明で熱めの湯だが柔らかい
味はほとんどしないが湯上り
肌はしっとり♪

湯口

湯口に形成された温泉成分
ニョロニョロ君と名付けました
洗い場の前の壁は新しそうなタイルで清潔!かと
思ったら、白カビが・・・
しかしよーく観察してみるとカビではなく温泉の
成分だったことが判明!! 驚異的な成分の濃さで、
驚くやら嬉しいやら。勇気のある方は実物を見に
行ってくださいね(^^)
■自炊宿泊■
手ごろな料金で滞在でき、お風呂三昧ができます
今回は食料を持ち込みましたが、食堂もあるので便利ですね
7ヶ所の天然100%の個性的な源泉をゆっくり味わうには一泊じゃ足りなかったかな(^^;
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■洞窟むし風呂■
フロントから歩いて15分ほどのところにある、まさしく洞窟の中に温めの湯が湧いている
が、現在は使用禁止になっていて入浴することは出来ませんでした
隣に蛇の湯の滝もあるので、お散歩に行ってみました
こんな遊歩道を歩いていくと・・・
洞窟むし風呂に到着
蛇の湯の滝


再訪し、前回未湯だった渓流沿いの混浴露天風呂「疝気の湯」に入ることが出来ました。
脱衣所は囲いがなくただ棚があるだけなので、女性は大湯で着替えてタオル巻きで移動するほうが着替えやすいでしょう。(私もその作戦にしました)

大湯よりダンゼン温めの温泉が、湯底と岩の隙間からぷくぷくっと湧いています。
匂いはあまり感じられず、塩味がする柔らかな湯です(温いから余計にそう感じたかもしれません)
渓流や木々を眺めながら、いつまでもずーっと入っていたくなる温泉です。  再訪2004.6.8

2003旅日記 2004旅日記


【おぼえがき】
温泉名:夏油温泉元湯夏油
料金:400円  時間:6〜20時
備品:露天なし、内湯カラン&シャワー、ソープ、シャンプー、ドライヤー
浴室:露天5ヶ所、宿泊者専用内湯各2  待合所:ベンチあり   入浴日:2003.11.1 2004.6.8 



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