奥鬼怒温泉郷<日光澤温泉>
古い小学校のような宿に、2種類の湯を楽しめる混浴露天風呂♪


奥鬼怒温泉郷はマイカー規制地区の為、車で宿まで行くことは出来ません
加仁湯から八丁湯とは逆方向に徒歩15分くらいです
鬼怒沼登山道の出発地点でもある、静かな一軒宿です
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■ 建物 ■

周囲を山に囲まれた場所に、ひっそりと佇む古い木造の日光澤温泉。
昔の小学校のような、素敵な雰囲気のお宿です。

日帰りで利用できるのは、2ヶ所の混浴露天風呂で、内湯は宿泊者専用になります。浴場は建物の外にあり、入浴料だけを玄関で支払いました。

建物の外には、薪が沢山積まれていています。部屋からは裸電球の明かりが見え、素朴な山小屋といった感じがとても気に入りました。
 

■ 露天風呂 ■
建物の脇を通って露天風呂へと向かいます。
階段を下りると右手に簡易脱衣所があります。棚だけで目隠しなどはありません。先客がいると、女性は大変かもしれません。

大きな長方形の浴槽に、透明な湯が掛け流されています。
湯口は2つのパイプから。味をみてみたら2種類違うことが分かりました。手前は鉄味をほのかに感じ、奥はあまい味のあるまろやかな湯で、どちらも適温です。湯口で適温なので、広い浴槽は外気が寒いこともあり温め。一度身を沈めると出たくなくなるほど、湯と一体になるような感覚でリラックスできました。ホッとする湯です。

さらに階段を下るともう一つ、コンクリートの湯船があります。
階段を挟んだ反対側には内湯と思われる湯小屋がありました。宿泊者はここから露天に出入りするようです。
こちらは上品さを感じる青みがかった白濁の湯が満たされています。
透明度20センチほどの、柔らかい感触の湯は適温で、のんびりと対岸の紅葉を見ながら湯浴みは最高!です。 湯口の側から湯が湧いているようで、たまご味と匂いがしました。

こんな山奥の温泉で、2種類の湯を味わえるとは思っていなかったので、とっても贅沢な気分。
周囲の自然も一緒に味わえ、来て良かった〜と思いました。
木造の宿も素敵だったので、宿泊してみたい気がします。

玄関脇を露天風呂へと歩いていく
脱衣所がある上の浴槽
透明な温めの湯です
湯底は、もみじを模った
洒落たタイルが並んでいます
色付いた落ち葉も沈んでいて、
「秋」を楽しめました
下の露天風呂
周囲の景色を眺めながらの
湯浴みは最高!

下にある露天と反対側には
内湯の湯小屋が・・・
こんな風景が見えますよ♪


【おぼえがき】 成分分析表がみあたりませんでした。
源泉名:
泉質:
泉温:

料金:500円  時間:9〜15時
備品:なし
浴室:混浴露天風呂2
待合所:外に待合所あり                        入浴日:2004.10.23



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