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今主流のボーダー理論についてお話します。
ボーダー理論の根底は「確率論」と「統計論(微妙だな)」からなって
いいます。
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まずは、その根底についてです。
完全確率方式 |
CRデジパチの大当り抽選方式が「完全確率方式」と呼ばれるものです。例えば「大当り確率:1/313.7」の台を打って、ヘソ(スタートチャッカー)に2回連続入賞した時、1個目は1/313.7で抽選、2個目は1/313.7で抽選されます。要は、玉が入賞する度に一定の確率で抽選されると言う事です。これを「完全確率方式」と呼びます(数学的には無限母集団)。
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独立試行 |
上記の抽選方式を確率論で言うと「独立試行」になります。独立試行とは名前の通り、それぞれの試行が前の試行に無関係の試行でであると受け取ればよいと思っていて下さい。
数学的な問題だと
「1本の当たりくじの入った12本のくじがある。1人が1本引いたあとでもとに戻し,次の人が1本引く。この要領で,A,B,C,D の4人がこの順番にくじを引くとき,次の確率を求めよ。」
こんな感じになります。
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期待値 |
期待値とは「投資に対して期待できる値(平均の値)」の事で「期待収支」といってもいいでしょう。
値(リターン)を「X」、その確率「P」とした時の期待値「E」の関係は「E=X・P」となります。
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パチンコで期待値を出してみましょう。
例:大当り確率 1/240
平均出玉 2000玉
「E=X・P」の関係より
E=出玉 × (出玉 × 交換率) となり
=1000 ÷ (2000 × 4.0)
=33.33・・・ となります。
説明すると、「1回転で33.33円の期待収支」となります。
これをもとに、千円あたりの回転数に置き換えます。
回転数=1000円 ÷ E となり
=1000 ÷ 33.33
=30.0 となります。
説明すると、「1000円で30回転すれば期待収支は1000円になる」ということです。この回転数がボーダーラインになり、それ以上回る台は期待収支が上がり、それ以下は下がるということです。(要は8000円で240回転しますよって事)
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統計論は、「ラプスの定理」などがありますが、内容ははしょります。要は「試行回数nを多くすると(n→∞)確率は収束する。」という事です(あくまでも「∞」です。机上の空論と言うのが正しいかな)。パチ・スロを本気で統計処理すると「標準偏差及び2項分布」を考えなければ意味がありません。
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まとめると、「毎日ボーダーラインの台を打ちつづけると、収支は±0円に近づく」となります。勝つためには、ボーダーラインを超える台を毎日打てばおのずと収支はプラスに収束して行きます(統計論的には間違いですね。収支の幅を平均化すると「プラス領域にいる可能性が高い」が正解かな?)。
これが「ボーダー理論」です。 |
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