2006.2.13 

昨日、生まれて初めての新幹線「のぞみ」号に乗って、大阪まで。
夕方からのコンサートは、一風変わった、でも、とても楽しいコンサートであった。

大阪駅にあるホテルに宿泊した。
この旅の模様は、他のコンテンツのどこかにアップしたいので、ここでは省略します。

そして、無事にまた再び、「のぞみ」号に乗って、夜、東京に戻りました。
この間、メールや電話で、インディの様子を何度きいたか・・・・・
でも、元気にいい子で「パパ」と留守番してくれました。

薬の効果か、水の溜まり方も、少し、少ないようで・・・・・・

家に着くと、父とともに、元気なインディが飛び出してきました!

ただいま、インディ!
ありがとね!!!

インディへのお土産・・・・・
中味はだめなんだけどね・・・・・



入れ物が使えるでしょ!? 蓋付きだし!!??? スヌーピーだし!!!?
(あ、そうなの、ユニバーサルスタジオジャパンにいったのさ、インディ・・・
10年以上ぶりに、アミューズメントパークにいったよ〜! インディ来てから、一度も行かなくなっていたからね〜)

そこで、こんなお願いも、してきたよ!!!





「夢がかないますように・・・」というメッセージボードがあったのです!!!
おとんと二人、2枚、しっかり書いて、おいてきたからね!!!

木曜の手術も、頑張ろうね!!!





 
2006.2.15 

なんて暖かい一日だったでしょう!
すっかり春になった気分!

今朝、ほころび始めていた、白梅がいくつも花を開きました。

でも、こんな暖かさは、私にはうれしぃ〜!
インディには、すでに暑い・・・・・?

石の冷たい感触がうれしい温度なのかも・・・・・?
石の上にぺっちゃぁ〜と、いつまでも寝そべっていたそうで・・・・・



明日の手術(いや、朝ごはん抜きの方が、インディには一大事かも?)に備えて、
今夜は、また少し栄養たっぷり、インディの好物のご飯にしなきゃ・・・・・ね!?

珍しく、夕方にこの日記を書きました。





 
2006.2.17 

昨日(2月16日)の日記を書きます。

また、朝ごはん抜きの日・・・・・

12時少し前に家を出た。
1時ちょうど、横浜到着、少し高速が混雑していたけど、間に合ってよかった・・・・・

初めに
O先生の診察。
体温、体重測定
38.7度  34.8キロ  朝ごはん抜きにしても、少し痩せちゃったのかな・・・・・
食欲はあったけど・・・・・

そして、前回の血液検査から1ヶ月以上経っているので、
血液検査とレントゲンを先にやりますから・・・と預けた。

待つこと1時間弱。
血液検査は、前回と比べ血小板が少し減っているが、たぶん、背中の方で使っているからで、
平均値内であるので大丈夫でしょう、という以外は、すべてクリア!

次のレントゲンは、まただ・・・!
すっごく抵抗したらしく、「よく動くので少しぶれていますが」と言われちゃった・・・
でも、肺への転移の可能性は無いであろうとのこと。
横向きのものに、しっかり背中の水溜まりが写っていた・・・・・・

そして、いよいよ手術の終了待ちになる・・・・・・




予定では、4時頃に引き取れそう・・・ということだったので
仕事を少し遅らせてもらっていた。
でも、3時半頃にO先生が出ていらして
「前の手術が延びていて、まだインディ君の手術になれないので、おそらく始まるのが4時過ぎになると思います」と。
つまりは、引き取れるのは6時頃というのだった・・・・・

しかたない、私は先に仕事に行くことに。
おとんが、送ってくれた。

「よくお話を聞いて来てね!」と頼んで別れた。

その後、5時半ころ、O先生から手術が終わってそろそろ引き取れます、という電話がきて、
ちょうどその頃、おとんも病院についたらしい。







生まれて初めて付けられたエリザベスカラー(さすがに、デカイ!)
先生は「インディ君、初めてつけても、おとなしかったから、大丈夫でしょう」とおっしゃったが、
実は彼は「動けなかった」というのが正しい。
目が届けば付けなくてもいい、というので、家に着いてからはつけていない。


手術の結果は・・・・・
病理検査が出てみないとわからない状態のようだ。
南先生も、悩んでいらっしゃったらしい。

取れたものは リンパ節のようだが、このあたりに、このようなものができるのはおかしい
取った物を、半分に開いてみたら、中には黒い部分もあったらしい。(おとんは見てきた)
ので、転移ともとれるが、あまりそういうケースはなく、考えにくい
とにかく病理検査結果を待ちましょう。

南先生も、今までに無い、ケースで、結果を見ないとわからない・・・・と言う感じだったそうだ。
ただ、今回は筋肉や筋膜などへの癒着はいっさいなく
いわゆる脂肪の中にあるものを、そっくり、少しまわりの脂肪も多めに取ったので
切除は完璧であるということだそうだ。


どう判断したらいいのか、まだ、まったくわからない。


ただ、もし、メラノーマの細胞があったら、
できるのが、あまりに早いサイクルだと思うと、ちょっと暗い気持ちにはなる。
前回の背中のものを切除してから、まだ20日だもの・・・・・・
大きさは小さかったにしろ・・・・・

もしこんなに早いサイクルでできるのだったら、もう、追いかけっこになっちゃう・・・・・

まずは、メラノーマでないことを祈りたいし、
今ある、ふたつの傷跡が癒えて、毛が生えて、元通りに近くなるまで、
次はできないで欲しい・・・・・・と強く祈る。

もちろん、肺への転移が無いことも・・・・・

今朝(2月17日)のインディです。



エリザベスはつけず、念のためTシャツを着ています。
昨夜も、今日もよく寝ています。
食欲は順調!  おやつの催促もいつもどおりです。

来週早々に、また病院に行くことになっています。
抜糸は2週間後。

頑張ってね、インディ! 18歳目指して!!!
何もしてやれなくって、ごめんね・・・・・・・





 2006.2.20 

先日の手術の折、話を聞いてきたおとんによると、1週間以内に、一度診せに来てください!というので、
今日、病院に行くことにした。


ちょうど病院に向かう車の中あたりから、雨になった・・・・・



車に乗る時、インディはいつも、大喜びだ!
どっかに行ける???って思うわけで・・・・・・・

今日は朝ごはんも抜いていないから、病院かも・・・と疑うこともなく、大喜びなインディに、
ちょっとかわいそうな気がした。
雨さえ降らなかったら、帰り道すがら、またお台場あたりで散歩させてやれるのに・・・と残念だった。

11時過ぎに病院に着いた。

O先生に診て頂いた。
体温は38.2度。
背中にも、もう、ほとんど水は溜まっていないし、右脇腹の縫い痕も、とてもきれいになっている。

今でている薬(先日の手術から1週間分)を飲み終わったら、抜糸までは
そのままでいいです、様子をみてください、とのこと。
ステロイドともやっと縁を切れるかな・・・・・よかった。

強いステロイドだと、急にやめると反動が大きいのだそうだが、インディぐらいのものな
無くなった時からやめても、たぶん反動にはならないだろうといわれた。

お借りした(?のよね・・・?)エリザベスをお返しした。
結局、おとんと家に帰るまで、と、記念写真を撮る時以外は使わなかったけど。

そのサイズを改めて確認しておとんと、ちょっと笑った!



6Lだって!  でかいはずだわ・・・・・!

まだ、抜糸まではお風呂にはいれないね・・・ クサ君!
でも、天気と都合がうまくかみ合ったら、絶対どこかに、雪、探して行こうね!!!
と、決意を固めた私です・・・・・!





 
2006.2.22 

思い切って、一ヶ月ぶりの雪遊びに行くことにした!
お腹の傷は、まだ、1週間に満たないけど、でも、結構しっかりついてきてるみたい(まったくの勝手な判断だけど)
だし・・・・・、背中のほうも、もう、水はない・・・・
薬のおかげかもしれないけど・・・・でも、ないから・・・・・行こうね!?

また、迷わず、霧が峰に・・・・・・
今年の雪遊びは、まとめて絵日記に雪遊びってことでだすつもりですが、
傷が心配だったので、雨合羽着せての、雪遊び・・・・・

楽しそうだった、生き生きしてた・・・・・




ソリに絡んだり、雪まみれになったり、走り回ったり、雪を食べたり・・・・・
だぁれもいない、スキー場は、いつもインディの雪遊び専用だね!

本当に、生き生きとして、輝いていた!





 
2006.2.23 

夕方、仕事先に電話がはいった。
いつも思いがけない時にくるのだ・・・・・・

ずっと気にして、心配しているのに、なぜか、ふと忙しさとか、その時の何か・・・に気をとられて、
何気なく取る電話が検査結果なんだもの・・・・・・


結果は、またもや、悪性黒色腫が含まれていたというものだった。
O先生もちょっと話しにくそうだったけれど・・・・・

でも、でき方が早いので、南先生と、これからの方針を相談してください、ということだった。
やはり南先生も、口の中から、皮下への転移は、今までにあまりないらしく、
悩んでいられるようだった。

来週は抜糸に行くけど、南先生はアメリカにいらしていて、いらっしゃらない・・・・・
2週間後になるのはいやだったので、明日、先生の手術の後に、予約を入れて頂いた。

どうなるんだろう・・・・・・

かなり、へこむなぁ・・・・・

とにかく明日、南先生に会ってからだ・・・・・と思うことにした。
でないと、眠れないものね・・・・・

キティちゃん、探して家に戻った。





 2006.2.24 

午後1時、南先生の予約をとって、お話に伺った。

南先生は、原発の口の中の腫瘍と、あとからできた、背中および、脇腹の腫瘍が同じものかどうかを
(同じ悪性黒色腫でも、違いがある)調べたいから・・・とおっしゃった。

それで、今一度、東大の検査結果をみて、後の2回のものと見比べるというのだった。

それで、どうなるのか・・・・・?というと・・・・・

つまりは、もし、口の中からの転移か、もしくは偶発的にできたものか?によって
転移であれば、抗がん剤を投与したほうがいい、ということだった。

そして、来週にはアメリカにいくので、DNAワクチンの先生にも会えるので、
詳しく話しを聞いて来るから・・・とおっしゃってくださった。

ニューヨークにいけば、99%近い確率でメラノーマを追い出せるワクチンを打てる・・・・・
どういうことになっていくのだろう・・・・・

10時間以上、貨物室に積まれて耐えられるだろうか・・・・・
でも、行けば治るのであれば、行きたい・・・・・

とにかく南先生のアメリカからの帰国待ち・・・・・です。



    



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