2005.9.9 

うす曇の天気で、ちょっと秋めいた涼しい日になった・・・
朝ごはんが待ち遠しい・・・というように流しの入り口に来たインディ・・・
よかったぁ〜〜〜、復活ね?

あの、たらぁ〜〜〜ん、はただ単に麻酔が覚めていなかったからで、
疲れたり、悪影響ではないよね・・・・・?

モ〜〜〜レツに「クサ君」(臭君)になっていたのを、ようやく洗ってやることもできた。
涼しいので安心して洗えた(前回、洗ったとき暑さでインディもおとんもぐったりだった)。
きれいになって、気分もさっぱりしたね!?

大好きな「パパ」も来たしね!?
(今日はおとんが、泊りがけでのお出かけで、実家の父が、仮住まいのボディーガードに来てくれた)
ちょうど、母の誕生日でもあったのでなにか、不思議な感じだった・・・・・
つい最近、続けて母が夢に出てきた・・・・・
夢でも相変わらずの、すっとこどっこいなんだけど、一番最近のでは、スーツを着ていたんだ・・・・・
もしかしたら、母もインディを応援し、私を励ましに来たのかも・・・・と自分に好いように、決めた!
父に話すと、「おれのとこには、出てきやしないぞ!?」と、いつも言う・・・・・

夕方からは仕事だったが、父が一緒にいてくれると思うとインディのことも安心だった。




なかなか連絡がつながらずにいた、近所の獣医さんと、ようやくこの日の夕方に電話がつながった。
東大での結果と、今の状況を直に先生に話したかった
東大からも報告は来ていると思ったけれど、再検査になったことや、昨日の麻酔でのことで
週に2回の麻酔のことなども、先生の意見が、聞きたかった。
つまり、先生の口から、ひとりの獣医として、またインディが普段お世話になっている先生としての
意見を言ってほしかった・・・・・・

でも・・・・・・
先生の口から出た言葉は、私が一番聞きたくないなぁ・・・・と思っていた答えだった・・・・・
「東大の先生がやってくださっているのですから、間違いないです。
最高の設備と最高の先生方がやっているのだから、間違いないですよ」 と・・・・・

そんな答えなら、いらなかった・・・・
先生個人として、 意見を言って欲しかった。
インディの主治医として、良かれと思って東大を紹介してくださったのだから
よくないことはいえないだろうけど、それにしても自分なりの考えで、なにか言って欲しかった・・・・・
大丈夫なら大丈夫で、「東大だから」、でなく、先生の獣医としての意見で言って欲しかったのだ・・・


私のわがままかもしれないけど、人でも犬でも一緒だと思う。
町医者の役目は、「ホームドクター」いてくれること・・・・だと思う
高度な医療などなくても、
話をよく聞き、その人の人柄からひっくるめて、ケアしてくれること。
先生の人柄を信じられれば、それだけで十分なのだから・・・・いや、それが一番大事なのだから・・・・・

どうしよう・・・・・・
かかりつけの先生、いないと困るしなぁ・・・・・



でも、インディが元気でいてくれると、こちらも元気になれる!
夜、仕事が終わって、食事を済ませ、父と3人での散歩・・・・・・
涼しいといっても、インディには歩くと、まだ、大分暑いらしかった・・・・・
それでも、うれしそうだったけどね!?

お風呂から戻って、アイスを食べた・・・・・



私はインディと半分こになっちゃったね・・・ 食べ過ぎじゃない?インディ・・・・・

おやすみ・・・・・・





 
2005.9.12 

今日で回目の放射線・・・・・
朝から仕事だったので。一度仕事に出て、途中、中抜けさせてもらって、
インディを東大に連れて行くことに・・・・・

前回吐いた時、前日の夕飯らしきものを吐いた、というので、昨夜の夕飯は早めにあげた・・・・・
ので、彼はきっと、かなりの空腹なんだろうなぁ・・・・・
ごめんね・・・・・

今日は吐かないといいね・・・・・

12時に彼を預け、私は仕事に戻った。
夕方引取りにいくと、今日も麻酔がかかりにく、やはり、量を半分増やしたとのこと。
その際、また吐いたそうな・・・・・
夕飯を早めたのが、功を奏して、「泡だけでした」と・・・・・
でも、何も無いのも余計苦しいよね・・・・・?と思った。

「次回からは、初めから、今日の量(前の1.5倍らしい)を麻酔します」と言われた・・・・・
また、「大丈夫ですか?麻酔の影響は?」と聞いてしまった・・・・・
まぁ、だめでもやる、とは言うわけないなぁ・・・・と。、思いつつ・・・・・

帰り道、やはり、かなり麻酔からの覚醒ができていないためか、ぐったりしていた・・・・・


まったく反応無しで、ぐったり寝ていたインディ・・・・・

毎回、通院日のたびに、私のハラハラドキドキは続きそうだ・・・・・・
そして、そうなると、余計に、再検査(茎の部分)の結果に、希望をつなぎたくなる・・・・・
次回が、おそくも、その次にはでるであろう、結果・・・・・
同じで、もともと、少しでも良い結果がでたら・・・?とおっしゃったM先生だが、
同じで、「もともと」ではないなぁ・・・・・と、私は思っています・・・・・
ダメ押しだものね・・・・・
でも、いい結果がでる!と信じたいです!!!!!





 2005.9.14 

月曜から仕事で、あまりインディを構ってやれなかった・・・・・
でも、その合間にちょっとインディと触れ合うと感じるのが
「遊ぼう〜〜〜!!??」と、力の余ったインディの元気!!!
暑さが戻って、あまり散歩もできず、外でも遊べないインディ・・・・・
年取ると寝る時間が増えるよね・・・・・というけど、
遊びたいのは一緒なんだよね!?
でも、遊べないから、寝てるんだよね・・・・・・
ごめんよ・・・・・


しばらく、引っ張りっこや、持って来いなんか、じゃれて遊んだ・・・・・
そんな時の転がリ回る彼、後ろ足を強く跳ね上げる彼の力は、ちっとも年取ってない!
まだまだだよ、インディ!!!
お前の元気は、食欲だけじゃない、本当に元気だよ!!!
なのに、お外も、工事現場だし、暑いし、どこかに連れて行ってやることもできないし・・・・・・
ごめんね・・・・・・
もう少しすれば、涼しくなるから、そしたら、少しはいいかな・・・・・
引越しが済んだら、絶対、時間をつくって、広いところに連れて行ってあげるから・・・・・
それまで、もう少し、我慢してね・・・・・・





 2005.9.15 

今日は午後からの通院・・・・・


朝ご飯抜きで、力なく私のベッドの上で眠るインディ・・・・・


今日で5回め・・・・・
今日からは、麻酔の量を初めから多くします・・・と言っていたなぁ・・・・・・
また、吐いたりしたら、かわいそう・・・だけど、麻酔の量が多くなるのは、心配・・・・・・

あと、再検査の結果、でているか・・・・・
これも、とても気になる・・・・・


この姿勢が、結構気に入って、後ろの景色を眺めてるね・・・・・今は、バイクのおじさん見てるの?

いつも2階の受付(待合室)では、超興奮で、1階の放射線室に行くときは
大喜びで階段をおりて、一気に出口を目指し、でも、反対方向の放射線室にはいるんだよね・・・・・

今日もそうでした・・・・・

夕方は、私が仕事で、おとんがひとりでお迎え・・・・・
でも、おとん曰く、「今日はおかんはいなくて正解だったよ。今までで一番麻酔から覚めていなかった」

もう、本当にフラフラだったようです・・・
車にも自力で乗れなかったし、家についても、自力で降りなかったようです・・・・・

私が戻った、夜遅くでも、いつものインディではなかったものね・・・・・
明日、また元気になれよ〜!?
お願い・・・・・・・

そして、私が一番気にしていた、検査結果は、出ていなかった・・・・・・





 
2005.9.16 

夕方、東大に電話をした・・・・・
M先生が電話口にでられた・・・・・
検査結果を伺うと、「根元部分にも、同じ細胞がいくらかあったようです。」 とのこと。
「いくらか」というのは?どういうことですか? とうかがうと、
数は少ないけれど、同じ悪性のものがあった、ということです。

つまりは、先っぽの方の大きい部分よりは、数が少ないが、同じ悪性の腫瘍がある。
ので、放射線は12回目まで続けましょう。
6回目の段階で、血液検査及び、肺への転移を調べるレントゲンを撮ります。
と、いうような、内容だったわけだ。

初回の結果で、「
悪性黒色腫」のあとについていた「」のマークは以前として解決しないままの私・・・
断定できないが、限りなく、その腫瘍の細胞に近いものだった、といわれても、
まったく同じでないなら、なぜそうなるの???という思いがある。
しかも、数は少ない、とか・・・・・
なんか、すっきりしない・・・・・

そして、限りなく近いけど、同一でない、にしても「悪性」には間違いないんです!
というのも、私には、説明不足な気がして・・・・・

私達は素人だから、言ってもわからない、と思うのか、
でも、素人だけど、家族だから、わからないなりに、聞きたいし、勉強もするから教えて欲しい・・・・と思う。
いろいろと、本を買って読んでいくと、やはり医師によって、そのあたりの対応が、まるで違うことが判明してくる。
だからといって、遠隔地の医者に診て貰いにいけないのも事実・・・・・
どうしようもないのだろうか・・・・・・・

私の中で、ものすごい、ジレンマになっている・・・・・・

人でも、犬でも同じ・・・・・
信頼できる、自分にあった先生を探すのは難しい・・・・・

来週は、月曜が祝日。
いままでの、月&木のペースが崩れる。
水&土曜になるようだ・・・・・
次の水曜、6回目になる。 半分終わる・・・・・





 
2005.9.21 

回目の放射線・・・
ちょっと忙しい中での通院だ。
今日はちょうど半分、折り返し点ということで、
レントゲン(肺への転移の検査)と、血液検査もある。
それにしても、もう、折り返し点なんだ・・・・・

検査の結果、レントゲンで見る範囲では、今も転移はなさそうだし、血液検査も数値はみな、正常値です、とのこと・・・
でも、どこかに転移があっても、数値も変わらないという・・・だったら何のための血液検査なの・・・・・?

3連休ふたつに挟まれた、平日3日ということで、とても道路が混んでいた・・・・・
インディも、私たちも、疲れた・・・・・





 
2005.9.24 

本当なら、土曜日はお休みの病院・・・・・
でも、今日はインディ、回目の通院日。


また、行くんだなぁ・・・・というあきらめ顔のインディ・・・・・?

初めて、土曜日(休みの日)に行ったら、東大農学部の大きな門は閉まっていた。
脇の、人が通るみたいな通用門から、身を細めて(車の大きさには関係ないけど)通った・・・・・・・

いつもツワモノでごった返している(というほど混雑しているのだもの)待合室は、ガランとしていた・・・・・


お昼過ぎに引き取れるとのこと・・・・・
よかった、それなら、私も仕事の前に一緒にお迎えに来られる・・・・・

お迎えに行ったら、H先生から
「少し、照射している部位が、ただれて赤くなっています。
あまりひどくなるようなら、次回で照射を中断します。」とお話があった。

つまりは、やけどのようになるのだそうで、軽い子もひどい子もあり、やってみないとわからないって・・・・・
痛いのかなぁ・・・・・?かわいそう・・・・・

このところ、ずっと麻酔の量が増えているので、帰りの車の中ではぐったり・・・・・


口の中のことも、この、麻酔の量のことも・・・・・心配の種はつきない・・・・・

家に戻ってご飯をあげてみた・・・・・
よかった、食欲が元気を取り戻してくれる・・・・・・・

元気にご飯食べてくれたので、少し安心して、仕事に出られた・・・・・・
来週はまた、月曜に行くんだわ・・・・・・あさってじゃない・・・・・





 
2005.9.26 

今日は、もしかしたら回目、もしかしたら中断・・・・・の通院日。


相変わらずに朝ごはん抜きにいじけるインディ・・・・・

3連休あけだからか、病院は一段と混みあっていた・・・・・・
それでも、今日は名前を呼ばれてすぐに、放射線室・・・ではなく、久々に「診察室に行きましょう」 と
H先生がリードを持って歩こうとしたとたん、インディ、思い切りお尻をついて座って、
前足をうぅ〜〜んってつっぱって、「行かないぃ〜〜〜!」って頑張った・・・・・
待合室にいた、たくさんの人がインディを見て、「わかるなぁ・・・」というやさしい笑顔で笑った。
どの子も、みな、行きたがらないもの、診察室には・・・・・

「なんか変わったことはないですか?」と言われたので
「夜中に「ハミハミしていたみたいです、ちょうど腫瘍があったときみたいに。取っていただいてからは
ほとんど、やっていなかったんですが、ちょっと気になりました」とお話した。
でも、とにかくインディが、「行かない!」と頑張るので、
でいつものように、放射線室に行くことに・・・・・
1階にあるこの部屋に行くのに、階段を降りるのでインディは、大喜びで行くのだ。
玄関にむかって・・・・・・・
でも、また、反対側の放射線室に連れられて行った・・・・・・
2階で待っていると、H先生が、「少し赤いですが、今日は照射をします」、と言いにいらした。
ので、2時間半くらいしたら、お迎えにくることになった・・・・・

実家の父と待ち合わせて、3人でランチをした。
父は、インディが病院に来るたびに、本当は顔を見に来たいのだった。
でも、大好きな「パパ」が来ると、余計にインディが興奮してしまうので、遠慮している。
ただでさえ、診察に抵抗してか?麻酔が効きにくい、といわれるのに、
「パパ」のせいで、興奮してもっと効かなくなったら、困るし・・・・・



3時半に病院に戻った。
H先生がインディを連れていらしたが「診察室からお呼びしますので、少しお待ちください」って・・・・・
なんだろう・・・・・?

呼ばれて入っていくと、教官先生M先生もおられ・・・・・
私は(実はおとんもだった)内心「なんなの?改まって・・・?」と心中穏やかでなかった・・・・・

M先生が「ふたつ、お話があります」と切り出された・・・・・
なに? なんなの・・・・・ 胸が不安で締め付けられる・・・・・

「まずひとつは・・・・・」
M先生はいつもとても坦々と話されるので、予想がつかない・・・・・
あぁ〜、早く言って〜〜〜!!???

結局、先生からのお話は、
一つ目、照射部位が、赤くなってただれたようになっているので、
あまり副損傷がひどいようだったら、やはり照射を中止しましょう、ということ。
回あてているので、効果もある程度期待できるから、副損傷がひどくなるより
そのほうがいい・・・ということで。
私も、インディは食欲命なのに、口の中にヤケドができ、痛みがひどくなるようなら
それは、困る・・・・・と思っていたので、異論はなかった・・・・・
ただ、「ある程度の効果」というのが、どれほどのものなのか?は、私にはイマイチわからないが・・・・・

二つ目は、麻酔のことだった。
インディは、本当に麻酔にかかりにくいらしく、睡眠剤のような麻酔では
かからない、かからない・・・と、どんどん量が増すばかりで、しかもかかるまでに時間がかかるので
余計にインディに」負担がくるから、今日から、短時間の全身麻酔をしました、というのだった。
そして、次回もそうします、と・・・・・・

まず、睡眠剤を少しうって、ぼんやりしたところで、血管からの麻酔をするそうだ・・・・・
「今までより、少し費用がかかりますが、そんなに高くはなりません」って・・・・・
私はお金より、インディの体への負担や影響だけが、心配なんだけど!!!

なんで、お医者様って、みな(?)、費用のことだけ、心配してくれるんだろう・・・・・
近所の獣医さんも、時間を聞いたら費用のこと、教えてくれたしなぁ・・・・・
それは、払えないほどのすごい金額だったなら、言ってもらわないと困るけど・・・・・
ちょっと陳腐・・・・・(近所の獣医さんのときの方がそうだったけど・・・・)

それでも、今回は、照射部を診なければ!というのがあったので、
口腔内の他のところもよく診てくださったようで
口の中も、他のところには心配なところはないと思います」と おっしゃってくださった・・・・・

とにかく、次回で中止かもしれない・・・・・
どうなるのかな・・・・・
次回は、木曜・・・・・・





   


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