十津川警部 海の挽歌
目次 主な登場人物
第1章 ニライカナイの海
第2章 ホテルK
第3章 ヤマネコの島
第4章 四ツ葉のクローバー
第5章 夏の海
第6章 海の挽歌
ISBN4-19-892499-6

2006/10/15初刷
徳間文庫 に1_84

590円(税引)
315ページ
中央新聞社社会部記者・田島、デスク・馬場
牧志明
防衛施設庁・木村広報課長
中央新聞社沖縄支局長・丹羽雄一
ハナ・ロージー(失踪者)
丹羽の妹・丹羽洋子
コーヒーショップオーナー・柴田
木元要介、妻・由美
高木知彦(交通事故死)
中央新聞社沖縄支局・中曽根
野呂豊
高木の友人・小柳

捜査陣
十津川警部・亀井刑事・西本刑事
三上刑事部長
、科研・中村技官
沖縄県警吉田刑事・花城警部
沖縄県八重山。ニライカナイ信仰の島を訪れた新聞記者の田島は、そこで五体の白骨を発見する。
大学時代の友人・十津川警部に調査を依頼したところ、死後一年から一年半、他殺の疑いがあることが判明。
そして、田島が協力を求めた人物が東京で謎の死を!長篇旅情ミステリー。
(裏表紙文参照)
ニライカナイ信仰の島・赤見島は、西表島の近くにある島という設定。実際には、この島は実在しません。
この赤見島は、米軍の爆撃機の演習の島という事で、上陸はおろか、通常はある範囲から近づいてはいけないという事になっています。
ただ反米感情を起こさないよう、祭祀の為だけ二日間、儀式の目的のみ上陸を許された。その儀式に取材の為、共に行動した中央新聞の田島は、 好奇心の為、島の奥に行き、なんと白骨を発見。その白骨を調べてみると・・・
この真相を知ろうと、沖縄支局長の丹羽に頼んでいたのだが、この丹羽が東京で死体となって発見されてしまう。捜査に当たった十津川が 直面する事態は・・・。
十津川警部の情報源としてたびたび登場する中央新聞の田島(田口)記者が全編で登場します。
又、十津川警部「オキナワ」では、主に沖縄本島が舞台でしたが、こちらは、主に西表島が舞台と なっているようです。

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)   田島記者、全編で登場です。