十津川警部「オキナワ」
目次 主な登場人物
第1章 ヒガサ
第2章 比嘉みどり
第3章 GIと民謡
第4章 疑惑
第5章 糸満望郷
第6章 地位協定
第7章 オキナワと沖縄

西村京太郎特別インタビュー
聞き手 山前 譲

西村京太郎全著作リスト
ISBN978-4-334-74416-8

2008/5/20初版1刷
光文社文庫
571円(税引)
307ページ
山田五郎
城間医師、白井医師
比嘉みどり、姉・さきこ
観光客・吉田夫妻
スバル音楽事務所・戸田秀明
伊地知春江、息子・太郎
アメリカ兵・スタントン、バークレイ

北条早苗刑事・三田村刑事
三上捜査部長・本多捜査一課長
沖縄県警糸数警部補・川上刑事
東京新宿署井上刑事
東京で殺された男が遺したダイイングメッセージ「ヒガサ」。 沖縄に多い「比嘉」姓が捜査線上に浮かび、十津川は、那覇空港に降り立った。
美しい故郷「沖縄」と、基地の街として、いまだ戦後を生きる「オキナワ」。
米軍・GIの不審な行動を追う十津川は、事件の背後に、沖縄の悲劇を見た!
巻末に、光文社文庫百冊突破記念特別インタビューと、全著作リストを収録。
(裏表紙文参照)
表紙は那覇空港駅付近を走行するゆいレールですね。
実はこの本を読もうとなったのは、40数年生きていて初めて沖縄に行く事になって、旅行の時に読もうと思ったのです。
事件の中では、十津川警部と亀井刑事が東京ー沖縄間の飛行機に乗るシーンがありますが、この状況を飛行機の中で読んでいました。 苦手な飛行機の中でしたが、ちょっと、うれしかったですね(笑)。
この本には、京太郎さんにインタビューするコーナーがあって、十津川警部は飛行機が苦手という事は知っていましたが、 京太郎さんも苦手との記載がありました。そんな訳もあって、沖縄を舞台にした事件が少ないのですかね(笑)。

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)  メンソーレ、沖縄!