目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 友の手紙 第2章 雪の会津若松 第3章 理想の女性像 第4章 幻の原稿 第5章 原稿2 第6章 動機の問題 第7章 愛と死と |
ISBN978-4-575-000767-1 2008/1/20第1刷 双葉社 800円(税引) 219ページ(新書版) |
十津川の大学の友人・佐伯隆太 十津川の大学の同窓生・折戸修平 長瀬愛 長瀬奈緒 会津若松市市長・小島 K出版出版部長・小堺良治 小説の中の登場人物・亜矢子、奈津子 捜査陣 十津川警部・亀井刑事・西本刑事 三上刑事部長 福島県警生活安全課小山警部 福島県警捜査一課田中警部 | |
十津川警部、白虎隊を胸に会津を疾る。(表紙・帯から) 十津川の大学の同級生・佐伯隆太から手紙を受け取った。会津への取材を兼ねて、ある友人にも会ってくると書いてあった。 その佐伯が帰ってきたとの連絡もなく、心配していたところ、荒川の河川敷に止まっていた車のトランクから、佐伯の死体が 発見された。捜査に着手した十津川警部は亀井刑事とともに会津若松に向かった。 初出誌「小説推理」'07年5月号〜'07年11月号 |
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「十津川警部 帰郷・会津若松」でも書きましたが、
「凛とした女性」は京太郎さんの憧れの女性像らしく、この事件では、会津戦争の時正式な隊ではありませんが、会津藩を守ろうと
して戦ったと言われる娘士隊の美人姉妹が登場します。 昔、会津の武家出身の女性は、短刀で自殺する際、膝が乱れないように、
着物の上から縛り覚悟の自殺をしたとの事。こういう女性が好きなんですね。 ただ、この事件、最後の仕舞方が京太郎さんらしいと言えばそうなんですが、なんか消化不良みたいな気がしました。 評価 ☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) ならぬものはならぬ。第2弾 | |||