四国情死行
掲載内容 主な登場人物
配達するのは死
死を運ぶ運転手
四国情死行
能登八キロの罠

解説
郷原宏
ISBN4-06-273728-0

2003/4/15第1刷
2005/2/25第3刷

講談社文庫
571円(税引)
323ページ
森和行 内村かおり 西田誠 ニセ西田誠
(配達するのは死)

神木みゆき 本村亜紀 小野ゆき 榊原実 太刀川透
(死を運ぶ運転手)

元警視庁捜査1課刑事・橋本豊 みのり興業社長・有田要介、妻?・宏子
立原正二 有田の息子・有田文彦、明
(四国情死行)

能登八キロの罠は、リンク参照です。

三田村刑事・北条早苗刑事・三上刑事部長
初動捜査班中村警部、東京麹町署戸田刑事(死を運ぶ運転手)
元警視庁刑事の橋本豊は恋人の三回忌をお遍路で供養しようと四国へ。
現地で出会った夫婦と一緒に巡礼するが、その二人が溺死。実は女性は愛人だった。
一方、東京では悪徳私立探偵が殺され、その強請リストにはニセ夫婦の名前が。
十津川警部の推理が犯人を追いつめる表題作ほか、全4編の傑作ミステリー集。(表紙うらのページ参考)

「配達するのは死」は、小説現代'99/3月号
「死を運ぶ運転手」は、小説現代増刊メフィスト'99/5月号
「四国情死行」は、小説現代'99/10月号
「能登八キロの罠」は、小説現代'99/12月号
2000年4月、講談社ノベルズとして、刊行
その他、作品についてですが、
「配達するのは死」は、失業したある男が、叔父のバイク便の会社に就職した。はじめの仕事は、伊豆にワインを 届ける仕事だった。誕生日のプレゼントらしい。約束の時間までに届け、おまけにチップももらった。 しかし、次の朝、叔父に呼ばれて行くと、そこには、西本という刑事が待っていた・・・。
「死を運ぶ運転手」は、公園である女性が殺されていたのを始めに、3人の女性が殺された。3人目の女性の持ち物 の中にタクシーの領収書があった。捜査はこのタクシー運転手を犯人として捜査するが・・・。
「能登八キロの罠」は、十津川警部捜査行北陸事件簿に移行しました。 リンクを参照してください。

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)
最初の二つは、バイク便、タクシー運転手と運送業に関する事件。 3つ目は、お遍路さん、4つ目はギャンブルと、身の回りに関する短編集になっています。