最終ひかり号の女
掲載内容 主な登場人物
スーパー特急「かがやき」の殺意
石勝高原の愛と殺意
愛と殺意の中央本線
最終ひかり号の女

解説
香山二三郎
ISBN4-06-185238-8

1992/12/15初版
2005/6/1第25判発行
講談社文庫
495円(税引)
272ページ
十津川の大学の同窓生、作家の岡田 川本則夫、典子夫妻
(スーパー特急「かがやき」の殺意)

石勝高原の愛と殺意は、リンクを参照してください。

十津川の妻・十津川直子 直子の甥・三田功 岩本良夫
(愛と殺意の中央本線)

十津川の友人・川合 小野田進 
(最終ひかり号の女)

三田村刑事・北条早苗刑事
清水刑事・三上刑事部長
石川県警三浦警部・大阪府警佐伯警部
東京駅発の最終ひかり号グリーン個室に、毎晩美女が乗る。
ある夜、そのひかり号個室で会社社長が殺された。現場には香水の妖しい残り香が―。
謎の美女がその夜限りで消えたのを知り、彼女こそ事件の関係者、
と確信した十津川警部はある秘策を実行に移した。
絶好調のトラベル・ミステリー傑作集。 (表紙うらのページ参考)
このメインの表題"最終ひかり号の女"の事件は、コミックとしても発売されています。
そのコミックの表紙はこちらです
"スーパー特急「かがやき」の殺意"は、当時登場したビジネス特急の中で、殺人予告と見られるファックスが ある場所にあった。その発見者は十津川の同窓生であり、その後、その同窓生は「かがやき」の終着地・金沢 で、死んでいた!
"石勝高原の愛と殺意"は、十津川の部下の三田村刑事の新婚旅行での出来事。 こちらは、十津川警部捜査行 恋と哀しみの北の大地を参照してください。
"愛と殺意の中央本線"は、十津川の妻、直子の甥が、松本に赴任となり、新宿で餞別を渡し送った十津川だった。 ところが、次の日、妹が直子に相談に現れた。「兄がいなくなっちゃたんです」。そして・・・。
評価
☆☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)
そこそこ楽しめます。しかし、十津川の知人が何人死ぬのでしょう!