掲載内容 | 主な登場人物 | ||
阿波鳴門殺人事件 死体は潮風に吹かれて ある刑事の旅 解説 郷原宏 |
ISBN978-4-334-71858-9 1994/4/20初版1刷 2000/7/20 13版 光文社文庫 514円(税引) 297ページ |
警視庁捜査1課・酒井勇刑事 酒井の昔の同僚・山本 矢木刑事の娘・明日美 浦西みや子 柿崎由美 (死体は潮風に吹かれて) 三上刑事部長 弘前署・田原所長、矢木刑事 (死体は潮風に吹かれて) | |
被害者はトラベル・ミステリーの第一人者、北川京介。 白昼、観潮で有名な鳴門公園で取材中、わずか五分の隙に殺害されたのだ。 さらに一週間後、調布・深大寺で女子大生・小西麻子が殺され、 四国旅行の写真が消えた。この連続殺人に浮かぶ四人の容疑者。「ひかり号」を追い越すトリックとは何か? 犯人のアリバイ工作を十津川警部は逆転できるか? 胸のすく名推理! (表紙うらのページ参考) 1998年12月徳間書店より刊行 |
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阿波鳴門殺人事件以外の内容で「死体は潮風に吹かれて」は、捜査一課の酒井刑事が三日間の休暇をとり、
大好きな温泉に出かけた時に、向こうから親しげによって来た浦西みや子といい仲になった。ただ、次の日はそっけない態度に変わり、
それに腹を立て、みや子を叩いてしまった。その翌日、みや子が殺されているのが発見され、地元の警察に酒井は容疑者にされてしまう。
この作品にでてくる「窓際刑事」矢木刑事と娘・明日美は、テレビ朝日系の「火曜スーパーワイド 美人OL探偵と窓際刑事」シリーズ で矢木刑事役を近藤正臣さん、娘・明日美役を河合奈保子さんが演じました。ただこの事件自体は題材になっていないようですね。 それと、十津川警部自身も出ていなかったような記憶があります。 1988年から翌1989年の放映ですから、知っている方は少ないかもしれません。 もう1つの「ある刑事の旅」は、十津川警部捜査行 阿蘇・やまなみ殺意の車窓 にて紹介しましたので 割愛させて頂きます。 解説の郷原さんによると、この「十津川警部の逆襲」をしらない人は、十津川ファンとは言えないそうです。是非、ご購読を(笑)。 評価 ☆☆☆☆☆ 星5つ(星5つで満点) 十津川ファン、これ知らないと・・ |