目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 成功報酬 第2章 罠 第3章 時刻表 第4章 再び「リゾートしらかみ3号」 第5章 脅迫者 第6章 蜃気楼ダイヤ 第7章 解決へのダイヤ |
ISBN978-4-10-128521-4 平成2年2月1日初版 新潮文庫 438円(税別) 261ページ |
十津川の元部下で私立探偵・橋本豊 弁護士・井上亜紀子 佐伯工業・佐伯勇 佐伯の妻・佐伯香織 三村しのぶ 橋本の探偵仲間・阿部純子 月刊誌編集長・小池康治 タクシー運転手・安藤圭介 北条早苗刑事・三田村刑事 青森県警谷本警部 | |
海と森、東北の美しい自然に抱かれる、五能線。私立探偵・橋本豊は、素行調査の報酬を手に、 念願の「リゾートしらかみ」号に乗車した。 だが、それは罠に他ならなかった!彼は、青森県警に千畳敷殺人事件の容疑者として拘束されてしまう。 橋本を救おうと動いた女性探偵もまた窮地に陥る。十津川警部は、元部下の無実を信じ、現地へ向かった。 旅情溢れる、トラベル・ミステリー。 (裏表紙文参照) |
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この事件は、テレ朝系の西村京太郎トラベルミステリー47作で、題名も同じ「五能線の女」で放映されました。 こちらでは橋本の登場はなく、東幹久さん演ずる元捜査一課の刑事、川北という役で登場し、おなじく罠にかけられます。 橋本の探偵仲間・阿部純子は、名前はそのままで、トラベルコンダクターでこの川北の婚約者という設定で、遊井亮子さんが演じました。 原作では、幻想の天橋立にも登場した阿部純子ですが、この時の橋本との会話の中で、 男っぽい口調で話す場面があります。私のイメージ的には、眼鏡をかけてるインテリ風の女性って感じがあり、遊井さんとは、 イメージが違いすぎって気がしますね。まだまだ私自身、全部の事件を読んだ訳ではないので、再び、登場するかもしれません。 実はこの本ですが、昨日、秋田津軽に旅行に行った際、リゾートしらかみ号に乗車しながら、読みました。下の写真のように、 千畳敷やウェスパ椿山など事件の現場となる場所を見ながら読んだので、なかなか臨場感があって楽しめました。 評価 ☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) 蜃気楼ダイヤ、体験してみたかったな | |||