目次 | 主な登場人物 | ||
1 一枚の名刺 2 衝撃 3 女を探せ 4 ゆすり 5 5百万円 6 過去への旅 7 一人の女 8 死への予測 9 窮地に立つ 10 攻撃 11 行方不明 12 遺書 |
ISBN4-04-152736-8 平成3年7月10日初版 平成10年3月10日22版 角川文庫 に4-36 495円(税引) 303ページ |
「富士」車掌長・保井、専務車掌・三浦 十津川の妻・十津川直子 山之辺宏、北条刑事のニセモノ 星野功、妻・雅子 私立探偵・日野冴子、冴子の元夫・三村泰介 安井めぐみ、めぐみの姉・香西和子、女優・小山はるか N新聞・田辺記者、愛田医院・愛田医師 清水刑事・北条早苗刑事 本多一課長・三上刑事部長 山口県警下関署白井警部 東京松原署野田刑事 静岡県警御殿場署交通課谷口刑事 | |
十津川の部下・北条早苗は、誰にでも好かれる性格の美人刑事であった。
ある日、早苗の婚約者と称する山野辺宏という男が、特急「富士」の車内で殺された。
ところが同じ列車に休暇中の早苗が乗り合わせていたのだった・・・・ 容疑は早苗に向けられ、窮地に陥った十津川は真犯人を誘き出すために危険な罠を仕掛ける・・・ 部下の無実を信じ、マスコミや世間が見つめる疑惑の中で犯人を追う、 名コンビ十津川と亀井の大好評トラベルミステリー (裏表紙文参照) 平成元年2月、カドカワノベルズとして刊行されました。 |
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特急おおぞら殺人事件で初登場した北条早苗刑事、その事件では「最近、配属された・・・」と
書かれていましたが、今回の事件では「1年前から配属に・・・・」と記述されています。
最近の作品ではほぼレギュラー的な捜査陣のメンバーですが、まだこの頃は、登場しない作品も多かったようですね。
さて、その早苗刑事ですが、今回は、特急「富士」内で容疑をかけられ身柄を拘束されてしまいます。 部下を救う為に動き出した十津川警部ですが、ある状況から、わざと直子さんの愛車・オースチンミニである人物を はねるという事故を起こし、自らも窮地に立つ状況となってしまいます。 さて、犯人の動機は?十津川警部は窮地をどう脱出し、犯人を追い込むのでしょうか? 評価 ☆☆☆☆☆ 星5つ(星5つで満点) 北条早苗刑事、逮捕される!。十津川警部、人身事故! |