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参考 写真は富山北駅に到着する富山ライトレールTLR0600形車両 富山ライトレールは、以前、JR西日本富山港線から引き継ぐ形で、第3セクター化。ただ単にセクター化しただけではなく、ライトレール(次世代型路面電車)化した上での、 運営となっている。主な株主としては、富山市・富山県・北陸電力・インテックなど。 引き継ぐ中での特徴は、当然の事ながら、JR駅ホームより出ていた以前の富山港線でしたが、富山駅北口に停留所を作り、路面電車の特色を生かし、 道路との併用軌道により、株主でもあるインテック本社前・奥田中学校前と、通勤通学に直結する路線に変更した。 郊外部分については、JR路線を下奥井駅より使用し、終点・岩瀬浜駅まで利用している。よって、富山北〜奥田中学校前間は、軌道事業として、 奥田中学校前〜岩瀬浜間は、第一種鉄道事業として、法律上で取り扱われている。 運行本数として、通勤通学時間である8時台が、最大6便など、JR時代に対し、3倍となって利便性を向上させている。 土日に関して、岩瀬浜駅より、射水市コミュニティバスが乗り入れており、富山新港の県営フェリーを介して、万葉線との乗り継ぎを実現させている。 又、JR富山駅は、北陸新幹線開業に伴う連続立体化工事完成時には、対駅口にて運行する地鉄市内線に直結する計画もあるという。 (地鉄市内線が電圧は600Vであり、この計画の為、JR時代の1500Vから降圧した模様。) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ひとり事 富山県は、万葉線や地鉄市内線など、路面電車が多い所である。反面、同県は、全国の中でも自家用車両保有数が第2位と、車社会が進んでいるとの事。 共用交通機関にとっては厳しい環境にあるとの事。その状況の中、富山市では、「公共交通を利用したコンパクトなまちづくり」の実現を進めており、 その一翼を担うこの路線の成果は、大都市東京池袋のLRT化への成功モデルとして、紹介され、評価されている。うれしい事です。 その他、栃木・宇都宮市での慢性化した道路渋滞の解消として、このライトレール導入に興味を示しているという。 ライトレールの導入のメリットには、地下鉄やモノレールと比べ、建設や維持にかかる費用は、少ないという事だ。 宇都宮市の他、10の自治体でも検討しているという。新しい次世代路面電車の登場に期待したい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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