日光線(JR東日本)
主な接続路線等
駅名 乗り換え
始点 宇都宮 東北新幹線
JR宇都宮
終点 日光 東武日光
(徒歩約10分)
営業距離 40.5km

路線データ
軌間 1067mm
単複線 全線単線
但し、全駅で列車交換は可能
電化方式 全線電化(直流1500V)
閉塞方式 車内信号式
参考
写真は日光駅に停車中のJR東日本107系0番台日光線車両。

日光線は宇都宮線の宇都宮駅から分岐し、日光東照宮や華厳の滝などの観光地の日光まで延びる路線。 以前、上野駅より日光まで直通の列車を運行していた(確か、急行「日光」だったような?)。 現在は廃止されおり、路線内を各駅に停車する普通列車によって、折り返し運行されている。

車両は基本的には、写真のように、小山車両センターの107系0番台が運用され、代走としては、同じく107系ではあるが、 高崎車両センターの100番台の車両、又は、同じく高崎車両センターの115系が運用に就くそうです。

JR東日本では、旧国鉄東京北鉄道管理局の流れを汲んでおり、宇都宮線の浦和〜黒磯間と共に、日光線全線、大宮支局の管轄路線となる。

日光への路線としては、私鉄の東武鉄道が、特急スペーシア等が運行され、一歩リードの感じはある。 その事もあり、JRは、湘南新宿ラインの宇都宮線乗り入れと同時に、新宿よりの直通で、栗橋駅付近の渡り線を利用し東武に乗り入れ、 日光行きの特急を設定している事もあり、日光観光に関しては、日光線は、東北新幹線宇都宮経由としての集客に寄与する形となる。
路線は、途中、東武日光線と並行に走るが、駅間が離れている為、乗換えにはバスなどの使用か、徒歩となる。 路線の終点となる日光駅は、「明治時代の面影を残す白亜の木造建築の駅」として、関東の駅百選に選定されている。
ひとり言
表記の写真の107系ですが、現在、碓氷峠廃止にて途中の横川にて路線の途切れた信越本線とその周辺の 上越・吾妻・両毛線で使われている100番台のものと違い、0番台を使用。以前は、左上の写真のように、横に路線の頭文字Nが書かれる デザインをしていたが、2008年3月より、車体上半部がアイボリー、下半部がクラシックルビーブラウン、その境界に金色の帯を纏う塗装が 施されたデザインに順次、変更が行われ、ほぼ全車両がこのタイプに変わっている模様。
今回、初めてこの路線を利用し、日光に行ってみましたが、若干、華厳の滝に近い山側に、東武日光駅があり、おみやげ店などは、JR側には 少ない感じがし、やや寂しい気がしました。正直にいえば、「こんな場所に、駅があったんだ」といった感じです。 東京を起点として考えれば、やはり東武側に軍配があがっているようです。でも、開業120年以上の歴史もあり、がんばってほしいものです。 左上の写真は、以前のデザインの車両。上中のものは、(JR)日光駅。右上は、車両横に描かれている三猿。この横に描かれているマークは、 編成によって違っており、次の通りとなっている。
N1編成ニッコウキスゲ
N2編成神橋
N3編成日光杉並木
N4編成男体山と中禅寺湖
N5編成華厳滝
N6編成モミジと湯川(いろは坂)
N7編成眠り猫
N8編成三猿
という事で、私が乗車した4両編成のうち、2両の1編成は、N8編成だったという事です。

全駅参照
宇都宮 うつのみや 0.0 0.0 栃木県宇都宮市川向町
鶴田 つるた 4.8 4.8 栃木県宇都宮市西川田町
鹿沼 かぬま 14.3 9.5 栃木県鹿沼市上野町
文挟 ふばさみ 22.4 8.1 栃木県今市市小倉町
下野大沢 しもずけおおさわ 28.2 5.8 栃木県今市市土沢
今市 いまいち 33.9 5.7 栃木県今市市平ヶ崎
日光 にっこう 40.5 6.6 栃木県日光市相生町