過去の日記

2007.01.23

今年の札幌は今のところ雪が少ない。
雪が大好きなままにとって、寂しい事だ。

ままの寂しい気持ちだけで済むんならいいけど
世界各地でイジョーな冬を迎えてる。

このままイジョーな春を迎えてイジョーな夏を迎え
イジョーな夏を迎えイジョーな秋を迎え・・・
そうなると、この先どうなるの?

地球も生きてるから年取ってきて
疲れちゃってるの?
うちのままも年取ってきて
身体あちこちガタが来てるって言ってた。
でも肌が荒れたらクリーム塗ったり
頭が痛かったら頭痛薬飲んだり色々やってる。
それでも補えないトコは沢山ある。
でもそれは仕方無い事で駄目なら駄目で
まま自身が諦めればいい事だ。
でも地球はそうはいかない。
眠る事も無い。
休む事もできない。
ズルもできない。

それじゃ地球は疲れるはずだ。
そして身体をケアしてもらうどころか破壊が続く日々。
きっと破壊ばかりではない、色々活動的に動いてるんだ!と言う人もいるだろう。
そんな自己満足の意見はどうでもいい。
本当にどうでもいい。
どうでもいい。
ドウデモイイ。
だって、そんな意見で地球が癒される訳じゃないから。

どうすればいいのかなんてくーじぃには分からない。
当然ままにも分からない。
専門家の人はどうすればいいか分かってるらしい。

でも地球の疲れは楽にならない。
やらないよりはまし。そういう事か。



お散歩して高いトコから遠くを見渡す。
沢山の建物と作られた山と空には飛行機。
ナンダロウ・ナンダロウ・ナンダロウ・・・。



大きくなったらオオワシになって空を飛びたい。その夢ももうドウデモイイ。


そしてきっとくーじぃの考えてる事全てもドウデモイイ・・・。


ままが読んだら怒るかな。悲しむかな。・・・きっと笑うだろうな。




2007.02.01

最近のままは上手にしゃべれない。
言いたい事があっても頭の中でイメージ的に浮かんでくるだけで、『言葉』として出て来ない。
そのうち、しゃべらなくても大体分かってもらえるぱぱとしか会話ができなくなるかもしれない。
原因は何だろう。
一体いつからこうなったんだろう。
ままは昔は口喧嘩なら負けないという自信があったそうだ。
しかし、今口喧嘩なんかしたらあっという間に負けるだろう。だってしゃべれないんだから。

一人で拗ねてテレビの前で丸くなりながら口を尖らせるだけの生活を送っていられるんならそれでもいいけど、
一応仕事だってあるし、子育てもあるからそうもいかない。
この『そうもいかない』というだけで何とか持ってる感じがする。

ままの頭の中から漢字が抜けて、言葉も抜け、もともと無いに等しい計算能力も無くなり、ままの頭の中には何が残るんだろう?
くーじぃ的には、くーじぃの事を忘れなければいいかななんて思ってる。



鳥さんが好きなのに、鳥さんの名前もなかなかすぐ出て来ないしね。
去年覚えたはずの山野草の名前も全然出てこないだろうと予想してる。
いいじゃん、また覚えれば。
覚えてなきゃならないって訳じゃないんだから。ね。


2007.02.25

山に行って雪に座り込むまま。
車の音が遠くに聞こえて、鳥さんの羽ばたきや声だけが近くに聞こえる。
風が吹いて松の上に積もってた雪がまた宙を舞い、ままのほっぺたに落ちる。
落ちてその瞬間に融ける。
それがとてもくすぐったく、心地よい。

今年の雪は固いそうだ。
ままが好きな雪はフワフワの雪。
でも今年は暖かい日が多くて、融けて固まっての繰り返しで雪が固い。
それでも目の前にただ白い世界が広がってると飛び込みたくなるまま。
飛び込んで雪が固くてガッカリする。
ちなみに、何歳になっても雪遊びはやめないそうだ。



2007.05.24

ままが久々に一人で街中に行った。
出勤時間と重なってるのもあって凄い人人人人人人人人人人人人人。
沢山の話し声が飛び交う。
でも何を言ってるのか理解できない。
ままが唯一話せる(と思い込んでる)日本語が聞こえてるんだけど、何を言ってるのか分からない。
でも、分からない方が心地よいとままは感じた。
その方が沢山の人の中にいても一人でいられる気がするから。

そう思いながら人ごみを歩いてたら、ふとままの耳に『チュン!』と元気なスズメの声が入ってきた。
そう、本当に耳の中に声が入り、脳の中に浸透した瞬間だった。
どうやら毎日の様に森を歩いてて野鳥の声や風の音ばかり聞いてたせいか、人間の言葉が分からなくなってきてるらしい。
それにしても、人ごみの中で聞こえるスズメの声は何と心地よいのか。
周りの誰もスズメの声には耳を傾けていない。
きっと人の声を聞くのに精一杯でスズメの声は聞こえてはいないんだろう。
街中で子育てに忙しいスズメの声。
その声が人ごみの中に溺れかかってキュッと小さくなったままの心をほぐしてくれた。



その後、ままはぱぱと街中で落ち合うはずだったんだけど、お互い見つけられなかった。
二人の間を遮る人が多くて探せなかったのだ。
同じ地下鉄に乗ってるのに違う車両にいて、お互いの存在を感じる事もできない。
もし、広い広い草原にいたなら二人の間にコヨシキリやノビタキやホオアカやノゴマやベニマシコが何羽もいたとしても
お互いをすぐ見つけられるだろう。

こうしてまた、ままは人のいないとこにばかり行きたくなるのだ。
何で昔のままは都会という場所に憧れてたんだろうなぁ。







2007.09.03

今日は雨。
ままは朝からHPの更新してる。

久しぶりに今日は最高気温が22度という涼しい日。
雨降りじゃなかったら、ままは喜んで外へ飛び出してただろう。

昔のままだったら雨降りでも飛び出してたけど最近のままはあまりやる気が無い。
何に対してもそう。

『やる気』ってどこから湧いて来るの?
その先に『楽しい』とか『幸せ』とかがある場合に湧くの?
いや、ままの行動を見てると、その先にどう考えてもそうで無い事がある時にも『やる気』になってる事がある。

先日、うちのミソサザイの額程の庭にキイロスズメバチが巣を作った。

ままが気づいた時にはもう働きバチが沢山生まれてた。
普段、相手が知らない人に電話をかけるとか知らない人からの電話に出るという事がとても苦手なまま。
でも、その時はその日のうちに自分で電話かけて巣の撤去を頼んでた。
あの時のままの『やる気』は凄かった。
考えるより、行動の方が早いみたいな感じで。

あまりにも不思議だったから、ままにどうしてか聞いてみた。
返ってきた答えは
『だって早く撤去しなかったら誰か刺されるでしょ。』
だった。

そうか。『やる気』っていうのは誰かを守る時にも沢山湧いてくるものなんだなぁ。
ふーん。




2007.11.01


もう紅葉も終わりに近づき様々に色づいてた山の色が少なくなってきた。

何かから逃げる様に秋の色を求めて彷徨ってたままも窓から外を見てボーッとしてる事が多くなった。

季節の変わり目で風邪を引き、
それがなかなか良くならずフテ寝してるままを見てぱぱが有給休暇をとってあちこち連れ出してくれてた。


でも家から遠く離れ自然に力をもらっておいしい空気を吸い元気をもらっても帰宅するとまた無気力になるまま。
スーッと心から身体から力が抜けていくらしい。

そんなの贅沢だよ。わがままだよ。
くーじぃが責めても『そんなの分かってるよ。』とまた外を見てボーッとしてる。
外を見て、その景色の中に鳥を探してる。


ままが元気無い理由は知ってる。
でもままが元気無くしたところでどうにもならないよ。

でも頑張ってもどうにもならないのも知ってる。
みんなが笑顔でいられないのも知ってる。

くーじぃがかける言葉を無くしてたらままが言った。
『無気力だけど、全ての事に諦めた訳じゃないよ。絶対諦められないから』と。



ホッとした。



2007.12.25

メリークリスマス!
メリークリスマス!
街のあちこちで聞こえる。

そんな中、ままはクルシミマスだ。
インフルエンザにかかり、約1週間寝込み、ようやく元気になったと思ったら今度は感冒性胃腸炎。

『ふっ。笑うしか無いよ。嘆いてるより、笑ってる方がいい事へと繋がるからね。』
とめずらしく前向きなままだ。

胃腸炎を治すのに絶食してるから、早くお酒が呑みたくて前向きになってるに違いない。

オジロワシさーん。ままを守って〜。

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