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KEN's Garden フォトレポート

雪舟庭園めぐり

リー

小川家 雪舟庭園


ここは昭和34年に第一号として島根県の名勝に指定されている、約110坪の広さの池泉式の庭園です
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萬福寺 雪舟庭園


国の史跡および名勝に指定されている430坪の庭園で、室町時代文明年中に雪舟により作庭されたものと言われています。
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医光寺 雪舟庭園


国の史跡および名勝に指定されている666坪の庭園で、雪舟が文明10年頃に来山し作庭したものと言われています。
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常栄寺 雪舟庭園

大正15年に国の史跡および名勝に指定された庭園で、指定区域は300アールと記されています。
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藤江氏魚楽園 雪舟庭園


国指定名勝となっており、雪舟が作った庭としては最初のものだと言われているそうです。
 
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芬陀院 雪舟庭園


作庭は寛正、応仁のころと言われており、京都最古の枯山水庭だそうです。

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2006年が雪舟没後500年ということを知り、以前から見たいと思っていた島根県、山口県、福岡県にある5つの雪舟庭園をめぐって来ました。
その後、京都の芬陀院を追加しています。




 全くの素人目には、@裏山を背景としている、A池がある、B独特の石組みがあるという3つの共通点があるように見えました。
この独特の石組みが雪舟の作であろうとの根拠になるのではないかと思われます。
しかし、その独特の石組みを見ていると、慣れ親しんでいる出雲の庭園とは似ても似つかぬものに見えました。
小川家、萬福寺、常栄寺の庭園は植栽が少なく、医光寺と藤江氏魚楽園の庭園は比較的多くの植栽がありました。
出雲庭園に親しんでいる者にとっては、藤江氏魚楽園の庭園が一番親しみやすいものに見えました。

白石直典著 ”雪舟の庭”によれば、雪舟作庭説のある庭は、京都府1、山口県16、福岡県9、大分県7、島根県4、広島県3と全部で40を数えるそうです。



ここでの文面は予告なく変更修正を加えることがあります。
参考文献
1.”雪舟の庭” 白石直典著
  平成12年11月26日 西日本新聞社発行

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