5.総費用一覧
我が家は60坪の敷地に43坪4LDKの家ですが、土地購入、住宅建設にかかった総費用は
約5100万円です。
これは、当初予算の4000万円を1100万円も超過したことになりますが、これは住宅建築というものは、土地と建物以外の費用もかなり莫大になるということです。
これらの費用は現金で用意しなければなりませんから、家を建てるということは、よくよくの決心と充分な準備が必要とされるということです。
私たちの場合は、建売住宅を購入したのではなく、まず、遠縁から土地を買い、それから家を注文建築で建てたので、かなり割高になりました。しかし、その分、住む土地をよく吟味し、希望通りの家を建てることが出来たので、満足度は高くなりました。
それぞれの大まかな費用は、下記のとおりです。
土地代金 1900万円
土地購入手続費用(測量・分筆登記・仲介手数料など) 100万円
建物本体価格(1坪50万円) 2150万円
土地造成費(50cm盛土) 200万円
外構(コンクリート塀など) 300万円
照明器具 100万円
カーテン
50万円
造り付け家具 50万円
植栽
50万円
手数料・税金 ・各種保険・ローン保証料等 200万円
以上合計 5100万円
我が家の資金計画ですが、5100万円のうち1400万円は住宅金融公庫から借りました。夫の両親からの贈与が300万円(当時は550万円までは非課税)、残りの3400万円は預貯金や財形貯蓄を充てました。
我が家の住宅ローンは、夫名義の1本だけです。これは、家を建てようと決めたときに、もしかしたら私の方は仕事を辞めるかも知れないと思っていたからです(原因は体調不良)。
したがって、まず、夫の収入だけで暮らしていけるローンの金額を設定し(それが1400万円)、それ以上の費用がかかるものは、現金で支払える金額なら発注しましたが、そうでなければ、どんなに素晴らしくても諦めました。
夫婦共稼ぎの場合は、双方がそれぞれローンを組むことも出来ますが、その分、印紙や手数料などが2倍かかる点に注意が必要です。
我が家の場合、夫婦の年収に大きな差があるので、土地や家の持分なども私の方がずっと少なくなりました(そうしないと贈与とみなされる危険があります)。
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