19`06/17(月) -21:36- DVDを購入して、「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」を観ました。
と言う事で、今回はUC(▲)の続編です。 一応、映画となっていますが、これ単体では意味通じ無いと思います。 あくまでも、UCの続き、乃至蛇足(^^; 内容は、相変わらず格好良いMS戦、旧作リスペクト、は良いとして、UCの1番悪いところを濃縮した、サイコフレームと言うかニュータイプと言うか、謎展開(ご都合主義)全開なのに閉口(-ω-) まぁ、UCでは投げっ放しだった部分を、一応論理的に説明していると言う意味で意義はあるんでしょうが、あれはあれで放置してくれた方が無かった事にしてそっと胸の奥に仕舞っておけたのに、と思わ無くも無い(^Д^; 結局、やっている事はUC vs.ネオ・ジオングの天丼だしね。 この行き過ぎたニュータイプ系ストーリィは、当時のスーパーロボットアニメには無かったリアリティやSF設定でガンダムを好きになった、自分のお兄さん世代の古参には不評な様で、1st.や1年戦争ものが好きな人向けでは無い。 個人的にはZのニュータイプと強化人間の悲哀が1番好みで、正直サイコフレームの謎仕様はどうかと思っている。 だから、せめてサイコフレームの発光現象でちょっとした奇跡が起こる程度に止めて欲しくて、UCも6話までは文句無く傑作だと思っているが、最後には眉をひそめた。 NTはそこに焦点を当てた様な作品だから、素直に面白かったとは言えない。 主人公たち“奇跡の子供たち”も、根は深いが映画用に短く表現されているので、そこまで思い入れる事が出来無い。 この辺、UC同様OVAシリーズとして展開したなら、また違った印象だったと思う。 まぁ、ルオ商会にもう1人娘がいた、ってのは、唐突だから後付け感バリバリだけども(^^; タイトルにも疑問。 ナラティブと言う英語は物語みたいな意味で、より大きな物語の導入と言ったニュアンスもあって、この先の展開を考えたタイトルらしい。 ブックレットに脚本家福井晴敏のインタビューがあって、その見出しを見ただけだけどそんな事が書いてあった。 正直、この路線を拡大展開されても嬉しく無い(-ω-) 何より、主役機扱いのNTがタイトルとのダブル・ミーニングな訳だけど、別にNTってガンダムである必要性も無ければ、特別な機体と言うほどでも無い。 対フェネクスとしてNT-Dさえ積めれば、何でも良かった急造機。 シナリオ面でもフェネクスの方が意味あるから、絶対機動戦士ガンダムPN(フェネクス、ちなみにフェニックス(Phoenix)の事)の方が正解だろ。 まぁ、細かい事なんだけど、純粋に面白ければ気にならない様な事も気になってしまうと言う事で(^Д^; てな訳で、つまらない事は無いし意味が無い訳でも無いけれど、やはりUCの蛇足。 取り敢えず、UCのぐだぐだの補完として、もしくは、そのぐだぐだこそ好きな人は観ても損は無いでしょう。 最新作だからって、UCも観ずにNT観ても、ちっとも面白く無いからそれだけは止めましょうw フェネクスの存在理由でもある事だし、個人的には、ここから広がらず、ここで終止符が打たれる事を、祈りたいと思います(^^; (ブログの方に頂いたコメント(▲))
19`06/03(月) -21:18- DVDを購入して、「劇場版 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜」を観ました。
と言う事で、今回は夏目の映画を観た感想です。 自分は、夏目の1巻が発売された頃に、ネットで知り合った方のおすすめ記事を見て読み始めました。 アニメシリーズも、録画やソフト購入で、観られるモノは全部観ていると思います。 なので、基本的に夏目友人帳と言う作品が好きで、アニメシリーズも楽しんだ流れで、今回の劇場版視聴となります。 夏目友人帳自体の簡単な説明としては、主人公夏目貴志は霊感が強いので妖怪が視えると言う妖怪もので、斑(まだら)と言う大妖怪が普段は招き猫を依り代にしているのでニャンコ先生と言うブタ猫フォルムで行動を共にしている(^^; 祖母も霊感が強く、勝負をして負かした妖怪の名前を書かせた、友人帳と言う物を持っていた。 それは、名前を書かされた妖怪を自由に操れる代物で、貴志は遺品として受け継いだ。 唯一の親族である貴志にしか、名前を返す事は出来ない。 自分の死後友人帳を譲る約束で、ニャンコ先生に用心棒を頼んでいる。 性格の問題として、貴志は友人帳を使わず、名前が書かれた妖怪に会う度に名前を返している。 と言った感じです。 妖怪ものなので、不気味だったり怖かったりするエピソードもありますが、基本的には人や妖怪との心の触れ合いや貴志の成長など、心温まるエピソード中心で展開します。 さて、それでは、本題である映画の感想をば。 まず、本作の客寄せパンダであるバイきんぐ(^^; 相方の方は出番が少ないから別に良いけど、小峠の方は思った以上に出番が多くて浮いていました(-ω-) あまつさえ、貴志との絡みがあって本職とやり取りするから、余計に落差を感じてしまう。 芸人なので、はっきりしっかり喋れているから、素人としては上手かったけどね(笑) そして、もう1人の客寄せパンダである高良健吾。 役柄が大人しいので気にならないし、俳優だから下手でも無い。 ただ、NARUTOの映画とかで、スタッフロール見るまで本職かと思っていたほど自然だった上川隆也と比べれば、特別上手くも無いけど(^^; でも、俺は大河で知ってその後CMで見掛ける程度だから、知名度や人気って意味では地味じゃね?高良健吾(^Д^; 客寄せパンダとしては、バイきんぐの方が上だよなぁ。 ちなみに、客寄せパンダと言う言葉は、クソゲーと同じで一概に悪い言葉とは言え無いので、あえて使います。 実力を素直に認める訳では無いが、集客が見込めるだけの人気者、って意味ですからね。 次に、シナリオ部分ですが、原作では転校した笹田と言うキャラクターを、アニメ版では準レギュラーとして残しているんですが、その笹田に役割がある事でアニメ版の映画らしさがあって良いと思いました。 自分は原作である漫画を読んでいて、アニメ化されてアニメも視聴している格好で、原作とアニメはかなり、特に雰囲気が違うと感じています。 アニメ版はオリジナルエピソードも多いし、本作もアニメオリジナルですから、アニメ版らしいと言うのは大切な事でしょう。 シナリオのメイン部分は、妖怪の能力とそれによる影響が判りづらい気もしますが、順を追って観て行けば自然に理解出来るので無問題。 登場した全ての要素にちゃんと意味があるのは、少々ご都合主義っぽいけど、独立した1本の映画としては、すっきり終わるのだからむしろ良い、かな(^^; 内容はとても良くて、おかんと一緒に観ていたから我慢しましたが、1人で観ていたら泣いちゃったかも知れない(^Д^; とは言え、アニメ版の夏目って、漫画と比べると少し薄味? 穏やかな雰囲気が前面に出ているので、反面インパクトが弱いのかな? 漫画だと我慢出来ずに嗚咽を漏らす事もあるけど、アニメだと我慢出来てしまう、とも言える(^^; と言う訳で、アニメ版の映画として充分面白かったが、小峠の分と合わせて満点は回避しておきますw 一応、夏目は途中から読んでも、観ても、楽しめる構成にはなっていますし、心温まる妖怪ものがお嫌いで無ければ是非にとおすすめ。 本当に雰囲気が違うので、アニメ版を入り口に原作漫画を読んでもらえると、なお嬉しいですね(^∀^) (ブログの方に頂いたコメント(▲))
|