駄話・19年03月分

19`03/11(月) -21:04-

先日、
PC-8801夢幻の心臓U」をクリアしました。

フィールドは見下ろし型のUltimaタイプ

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簡単な内容説明

国産の3大パソコンロールプレインゲームシリーズの1つである、
「夢幻の心臓」シリーズの2作目。
(ちなみに、当時の国産3大パソコンRPGとは、「ドラゴンスレイヤー」、「ハイドライド」、そして「夢幻の心臓」。)

様々な苦難を乗り越え、ついに故郷へと帰還を果たしたはずだった戦士は、そこがまったく違う世界である事に気付く。
決して諦めない戦士は、この新たな世界で帰還の為の旅を再開する。
この世界を闇で覆い、自らの運命にも干渉した存在との、
接対決が今始まる。

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と言う事で、今回は、遠い昔に憧れたパソコンRPGの名作「夢幻の心臓」です。
旧EGG時代に3部作全てを購入しましたが、1作目だけクリアして放
していました。
あの「
Xanadu」と共に憧れた夢のパソコンRPGである「夢幻の心臓」をついにプレイ出来たんだ、と1作目だけで満足してしまったんですよね(^^;

その後、いつか遊ぼう、いつか遊ぼうと思いつつ、中々遊ぶ機会を得ず。
ニルファ)」や「DISHONRED)」とファンタジー成分の不足を感じたこのタイミンで、ようやくプレイとなりました。
ただ、間が空いたので1作目の記憶も薄れてしまったから、いつもであれば1作目から再プレイ、となるんですが、今回は1作目からの再プレイは回避。
1作目って、当時は憧れがあったから我慢出来ましたが、とにかく画面の描画が遅くて遅くて(^Д^;
内容がどうこうでは無く、環境的に再プレイは苦行w
って事で、今回は1作目はクリア済みなのでスルーしました(だから、簡単な内容説明で前作部分を「様々な苦難を乗り越え」と曖昧な表現に(爆))。

さて、まずは内容説明から。
フィールドは見下ろし型で、戦闘になると敵の
ラフィックが表示される、コマンド選択式RPGです。
今回は、主人公1人では無く、最大5人パーティー。
シンボルエンカウントで、時間経過はPCが1歩歩く(乃至パスする)と他も動くタイプなので、急いで敵から逃げたりする必要はありません。

次元界の1つエルダー・アイン(人間の世界)と言うオリジナルの世界が舞台で、人間の他にエルフ、ドワーフ、そしてシーと言う多分ホビットみたいな亜人種が登場します。
職業は、戦士、盗賊、船乗り、魔法使い、僧侶で、+主人公が英雄、ヒロインが言霊使い。
強くなるともう1つ取得可能で、クラスチェンジ出来ます。
敵は、ファンタジー定番のモンスターで、ゴブリンとかサイクロプスとかドラゴンです。

冒険の目的は、主人公が故郷に帰る為に、この世界に君臨している魔神を倒す事。
人間の世界、エルフの世界、魔神の世界で、様々な町やダンジョンを巡って戦い、謎を解いて行きます。

基本的には、そんな感じで後の国産
RPGの定番ですが、やはり黎明期の作品故洗練されてはいません。
特に、戦闘のバランスは大味で、攻撃が当たらない敵にはほぼ絶対当たらないし、当たる様になればほぼ当たって簡単に倒せて、防御を選びさえすればどんな物理攻撃もまず通らない。
レベルアップだけでは勝てる様にならない強敵も、聖なる剣と言うキーアイテムを入手した途端雑魚(^^;
とは言え、聖なる剣を入手してもツラいドラゴンなんかは、その後どんなにレベルアップしても楽にならない。
弱い敵は弱い、強い敵は強いと、はっきりし過ぎています。

そして、レトロゲームらしく謎解きも難しく、NPCからヒントを聞けるだけマシですが、一部ヒント無しやミスリードもあって、理不尽とまでは言わないがかなりの難易度でした。
表示されるMapの範囲も狭く、全体把握が難しいので探索は難航しましたし、魔法が封じられた洞窟内をくまなく探索なんてかなりの苦行でした(^^;
そのダンジョンでは、キーアイテムの取り損ねがあるんじゃ無いかと心配で、結局脳内Mapでは不充分と紙にダンジョンMapを書いたりも。
幸い、今回は自力クリアに成功しましたが、ヒントが嘘だった船と、ヒント無しミスリードありの赤の石は、相当手こずりました。

、序盤は楽しかったのですが、中盤以降はキャラの成長と言う楽しみも無くなり、要領を得ない謎解きに右往左往させられるばかりで、クリアの為に我慢して攻略を続ける、って感じでしたねぇ(-ω-)
せめて、終盤までキャラの成長や戦闘が楽しければ、謎解きの苦労だけが印象に残る事も無いのでしょうが……
ですから、万人におすすめ、ってほど面白いゲームとは言えないのですが、それでもゲーム史に残るタイトルとしてレゲーに興味のある人には充分おすすめ可能ですね。
1作目は、自分みたいに何某かの思い入れでも無い限り、その描画の遅さでプレイが苦行なので、レゲー好きにすらおすすめするのは躊躇われますが、プロ
ラムが機械語になったお陰で描画が速くなったUには、その心配がありませんから(^∀^;

そして、「
覇邪の封印)」ほどでは無いものの攻略に苦労したので、本当はしばらくレゲーはお休みしようかと思っていたんですが、Vが面白そうなんで始めちゃいました(^^;
ハイドライド」シリーズ()もそうでしたが、1、2作目と比べて、3作目が見た目にもかなり進化しているんですよ。
1985年以降、一気に
パソコンゲームの進化も加速したんですね。
1985年制作の
UにはエンディンにしかBGMがありませんでしたが、1989年制作のVには全編BGMが存在し、88版Uでは白一色だったキャラクターもVではカラフルに。
もちろん、面白いかどうかは別問題ですが、戦闘バランス(その内部処理)なんかは流石に改善されているだろうから、より洗練されたクラスチェンジやオートバトルに変更になった戦闘が楽しそうで。
ハイドライド」は3が一番面白かったし、「夢幻の心臓」もVが一番面白いかも知れない。
攻略情報を参照してすらクリア出来なかった「
ロマンシア」擁する「ドラゴンスレイヤー」シリーズの制覇は難しいけど、何とか「ハイドライド」シリーズに続き「夢幻の心臓」シリーズも制覇したいと思いますヽ(^∀^)ノ

(ブロ
の方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★☆☆(3/5)




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