夏の佐渡三昧

 佐 渡 観 光 編 

~ そ の 3 ~

★ 佐渡奉行所 ★
新潟県佐渡郡相川町大字広間町1-1
TEL : 0259-74-2201
料金 : 300円
佐渡奉行所  1603年に佐渡金山を管理するために建てられて以来、火事で焼失→再建を繰り返して、現在は平成12年に6代目の奉行所が再建されたところ。図面や発掘調査に従って、まったく同じ場所に同じ間取りで造られている
 今あるのは御役所の部分だけだが、まだ工事は続いていて、金銀精製工場などを含めて平成20年頃に完成予定とのこと。しかし、今ある部分だけでも十分に広い。 ただ、御役所の背後にあった陣屋(奉行の住居)は予算不足につき再建されない(と、説明してくれた係員さんが残念そうに語っていた)。

 玄関先で簡単な説明を受けた後は自由に中を見て回っていいのだが、「何々詰所(=仕事部屋)」などと部屋名の表札?が掛かっているだけで調度も何もない部屋がほとんどなので、実際の間取りを体感できるという以外の価値は低いかも。
 一部の部屋には金銀精製に関する資料が展示されており、その中に発掘調査時に大量に発見された金精製に使用された鉛板というものもあった。1枚が40kg前後あり、とても重い(多分触って可)。
 中を歩いてみて意外だったのは、「お白州」が室内にあるということ。下は玉砂利だけど、壁&屋根付きだったのだ。時代劇に出てくるお白州はいつも屋外なのに。 あれは江戸だから? というか太秦映画村だから(爆)? やっぱり佐渡は寒いから室内なのか?


★ 佐渡金山 ★
史跡 佐渡金山
(「ゴールデン佐渡」ホームページ内)
新潟県佐渡郡相川町大字下相川1305
TEL : 0259-74-2389
料金 : 700円
道遊の割戸  相川町から金山へと向かう道すがらに見えてくるのが「道遊の割戸」と呼ばれる裂けた?山(左上写真参照)。金を求めて露天掘りで掘り倒した結果、とうとうこんな姿になってしまったということらしい。あー人間って欲深ー。

 などと思いつつ、坑道を利用した展示に突入。階段を下りるに従ってどんどん寒くなってくる。夏場でも羽織りモノ要
 左右の壁に採掘・精製の方法の説明などもあるが、ここのウリはなんといってもハイテクロボットたち(左下写真参照)である。1つ1つの工程が何体もの抗夫ロボによって再現されているのだ。
金塊をつかむ1号  さまざまな作業の効果音や、
「手を休めるなー!」
「早くここを出て酒も飲みてぇし、馴染みの女にも会いてぇなぁ」(これは左下写真右端のオヤジロボのセリフ)
「もうすぐ交替だぞ、勢を出せー!」「おー!」
といったセリフが臨場感を盛り上げています(ウソ)。
 余談ながら、佐渡にはここ以外にもハイテクロボを使用した観光施設がある(佐渡能楽の里佐渡歴史伝説館、どちらも行ってないが)。今、佐渡ではハイテクロボが一大ムーブメントに!(また大ウソ)

ハイテクロボットたち(笑)  坑道展示が終わるとそのまま歩道橋で連絡されている資料館へ。ここには採掘から精製までをミニチュア模型&フィギュアで再現したもの(佐渡はハイテクロボ好きというより人形好きってことなのか?)や、復元した大判小判などが展示されています。
 12.5kgの金塊に触れるコーナーには行列が。この金塊を狭い穴からケースの外に取り出すことができたら記念品がもらえるということで皆挑戦しているのだ。 1号の前にいたバスガイド&運ちゃんペアが右写真のように金塊を立てるところまでは成功したのだが、これを手先だけで持ち上げるには相当の指ぢからがないと…。もちろん非力な1号には全然ムリでした。

 資料館の1階にある広いみやげ売場ではゴールドアクセサリーが販売されているのが佐渡金山ならではだが、もちろん佐渡で採れた金で作られているわけではない(平成元年に採掘中止)。


★ 大佐渡スカイライン ★
新潟県佐渡郡佐和田町山田
金井町~白雲台~相川町 全長30km(無料)
 大佐渡山脈を縦走するドライブロードで、途中の白雲台は佐渡を一望できる絶好のビューポイント!…ということだったのですが、あいにく走行中は大雨。というか豪雨。 「一望」どころか、下界はもやの彼方に。
 白雲台には売店があるので、飲み物を買うために止まりはしたけど、それだけでした。
 白雲台から先の道路は結構勾配がキツく、路面が滑り止め加工されていて、豪雨の中をスリップせずに走るにはちょうどよかったかも(笑)。
 天気が良ければいったいどんな眺望が開けていたのか、その疑問は次回の佐渡旅行(未定)まで持ち越しに。


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