『先輩と後輩のエピソード』 11期 迫田
「先輩とのエピソード」という題で何か書かなければいけない。これは弱ったニャーン。
自分で選んだ題ではあるが、一体どの先輩との、どのようなエピソードを書けばいいのか考えが全然まとまらないのだ。
しかし、書かなければいけニャーイのだ。よし、それならば、いろいろお世話になっている永井さんとのエピソードを一つ。
永井さんには、いくつかのアルバイトを紹介してもらった。
その中の一つに週刊誌などを束ねる仕事がありました。この仕事は、夜の8時から朝8時までの12時間労働であったのですが、
話しを聞いた段階では何とか出来そうだと思ったのであります。
しかし、実際にやってみると、たいへんハードな労働でありました。
そのバイトに一番最初に行った時、私は運よく永井さんと組むことが出来ました。
このことが、私には幸運でありましたが、永井さんには不運であったと思います。
なぜならば私はあまり働かない割りには、よく休んでおりました。
実際、経験者の永井さんと私のような初心者とではスピードが全然違うのであります。
私は最初の4時間は、ただ永井さんのやっている事を見ているだけでありました。これでは何の為の組だかわかりません。
私は永井さんには悪いなぁ〜と思いながらも心の中では、永井さんと組めてよかったとホットしておりました。
昼食後?永井さんが1時間交代でやろうというので私もやっと働けることになりました。
しかし、心の中では出来るかどうかわからず心配でありました。
ところがこの心配が、あっという間に現実となりました。
なにせ初めてなものなので緊張してしまいなかなか思いどうりに行かずに、みるみるうちに目の前に雑誌の山が出来あがりました。
もちろんこの雑誌は束ねる前のやつであります。
すると、永井さんが救世主の如く現われて私の分の時間を助けてくれるのでありました。このようなことが何度もありました。
そうこうするうちに夜も明けて朝となりまして、いよいよお金をもらう時がきました。
なんとなく永井さんにわるいような気がしてなりませんでしたが、この場は12時間眠らずにいたという事だけを考えて財布にしまいました。
あっ、それから仕事が終ったあとに食堂でヨーグルトを食べたのですが、このヨーグルトが実においしく、
仕事の後にチチヤスヨーグルトを食べるチチヤス愛好会を作りましたが、そののちに私がくじけて2回ほどでこのバイトをうち切ったので、
この愛好会がどうなっているかわかりません。
永井さんチチヤス食べていますか。
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