『クラブ運営について』(新部長としての抱負) 10期部長 上野
私がこのクラブに入部した動機は、ごく単純である。
単純というよりは、「全く動機らしい動機はない!」といってもいいくらいである。
強いて言えば、これも馬鹿げた話しと思うかもしれないけど、入学した時もらった「クラブ案内」とかいうパンフレットをなにげなしに寝床で見ていた
ところ、スチューデント・ダイバーズクラブとかいうのが目に入った。
その下の今の先輩方が、海に潜っている写真が非常に印象的で、「自分もきれいな海でこんなふうに潜って見たい!」と思い、
次の日このクラブに入ってしまったのです。
その自分が今や副部長、来年は、部長です。(本当にこんなんでよいのかな?)
いや!いいんだ、俺は来年1年間、このクラブのLeader!クラブ全員の命をあずかる指揮官!指導者なんだ!
クラブのだれかが死んだら俺も一緒に死んでやるぞ!(これは冗談)
もっと堂々たる力と自信に満ち満ちた人間にならなくては。なんちゃって・・・・
色々なことをくどくど書いたが、本題は部長の苦労話しということなんだが、自分はまだ部長になったわけでもないので、
苦労話しなんて言うものは、当然のごとく書けないわけであって所詮むりなんで・・・・
という訳で、これから自分が部長になってから、どういうふうにこのクラブを運営していくかという抱負みたいなものを書きます。
書くとはいったものの、意志が弱いというのか、尻が重いというのか、書くことはいっぱいあるんだけど、最初の一行がどうしても書けないのである。
書けない書けないといっている間に、どさくさにまぎれて、阿呆みたいなことをいってごまかしているけど、
今度は、本当にまじめに書いてみたいと思います。
まず最初に考えたことは、楽しいダイビング活動をする。
楽しいダイビングとは何か、それは、私がこのクラブに入ってクラブ活動だけをとって思い起こしてみると、
果たしてダイビングを楽しいと思ったことがあるか!
それは悲しいことながら、ただの一度もありません。
練習ばかりで、たまにフリーがあっても、次はどんな練習が待っているかと考えると、おちおちと海を見る気分になれないのです。
そんな訳で「楽しいダイビングをする」ということを考えたのです。
その内容は、まだ確実に決まってはないけど、まず、うちのクラブは、毎週毎週真鶴ばっかしで潜っています。
これじゃ・・・・面白くもなんともない!
そこで、他の海も色々潜ってみようじゃないか、とまたまた考えた結果、
前期一回、後期一回、連休を利用して完全なフリーできれいな海を見るということで、みんなで潜りに行こうじゃないかと考えたのです。
もし、この2回が無理だとすれば今まで年2回の合宿を3回に増やして、増やした1回を2泊3日ぐらいで合宿を行ない、
ダイビングを楽しもうじゃないかと考えているのです。
しかし、これにも問題があるのです。それは、今度入ってくる一年生がどれくらいこの計画を実行する前に、ダイビングが上達しているかです。
30人以上を引きつれて潜りに行こうというのだから、その前に充分練習をしなければ危険です。
そのため練習は、これまでもきつかったけれど、それ以上にきつい練習にする積りです。
それでも、みんなにそのきつい練習に耐えてもらって、耐えてもらってじゃなくて耐えさせて、ダイビングをやってよかった!
このクラブに入ってよかったと、絶対に心の底から思うようにさせて見せます。
次に考えたことは、これはむりかもしれませんが毎週日曜日の活動を、年2回ぐらい休みにしたいと思っています。
それは、毎週日曜日をつぶされては、自分のやりたいことが何もできないのです。
これは、自分が2年間やってきて痛感したことです。
しかし、これも下級生がちゃんと自分が練った計画についてきてくれたらの話しです。
まだまだあると思いますが、以上が今の自分が来年運営していくにあたっての抱負です。
「初心忘れるべからず」で頑張っていきたいと思います。
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