チリ通信 - 9  20050605

皆様お元気でしょうか、私は元気です。
今回のお題は三つ、パガールデピソ・アリカでの潜水・カルティージョです。


パガールデピソとは、初給料が出たら友達を呼んで開くフィエスタのことです。私の場合
は学園封鎖のためノビノビになっていましたが学長も含め 40人ほど招き、先月めでたく(?)行なわれました。
日本食のリクエストがあり、私は巻き寿司を
作り添えました。
先日参加した学部長の誕生日会では、奥様連から
日本料理の作り方の質問があり、後日講習会
を開く運びとなりました。ケーブルTVでも
日本料理の番組がありますが、だれでもでき
る玉子焼きや巻き寿司などを作ろうと思っ
ています。(注:内輪ネタとして、写真を拡大
して私のジャケットを見てください)。

(管理人注:SDCのウインドブレーカーを着ています。
なんと物持ちのいいやつなのであろうか。)




ペルーとの国境の町、アリカという所で調査の
ためフーカーで潜りました。水温は15〜16℃で、
プランクトンが豊富なため透明度は 4m位でし
た。岩にはびっしりフジツボなどが付き、魚た
ちがうようよしています。イキケとアリカの間
の海岸線はほとんど絶壁となっており船でしか
いけないため、ちょっとした秘境となっていま
す。同僚といつか調査に行く話をしており、楽
しみにしています。










パガールデピソを待ちきれない学生たちのため、学園封鎖で宙に浮いた食材でフィエスタをしました。
メニューは彼らにお任せで、カルティージョを
しようという話になりました。
カルティージョは海賊鍋とでもいいましょうか。
魚・チョリソ(大紫貝)・アルメハ(ハマグリ)・
肉類・タマネギとジャガイモなどを大鍋で
豪快に煮たものです。
今回の鍋はどこで仕入れてきたものか、
鍋底に大きなボルトが付いていました。
味はもちろん最高でみんな大満足でした。









- 番外篇 -
ピコロコ(フジツボ)を食べました。ご覧のように
こぶし大ほどありますが、これでもまだ小さいほう
で大きいのは人の頭ほどあるそうです。
(ホンマカイナー!)岩にガッチリ着いていた様で、
底部には岩が付着していました。味はほとんどカニ
ですが少し身が柔らかく、舌になんか違う味が
残ります。いずれにしても非常に旨し。
最近、棲家を普通のアパートに移りました。
台所もそこそこなので、こちらの魚を使い日本食
モドキを開発・普及をしようとたくらんでおります。

お体大切にお過ごしください。
二川











      

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