チリ通信−5 (2005年4月6日)
オーラ!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は元気です。
こちらは夜が涼しくなってきております。
仕事のほうは政府へのプロジェクト申請が終わり、6月まで結果待ちの状態です。
まずは種苗場の改善と技術者の育成を目標にしています。
給料は近くまで来ているのですが、なかなか出ない状態です。
日本とは違うので、焦らず慌てずです。
しかし貧乏人が最近やっと車を買い、通勤や買い物が自由にできるようになりました。
奮発して少し良いやつを買い、これでチリを見て回り南極まで行きたいと思っています。
とはいえ92年型のイスズビッグホーンで、$4,500です。
私の住んでいるチリ第1州のイキケ市は人口30万で、魚粉製造と観光・貿易が産業となっています。
町にはカジノがあり、最近は海岸にも遊歩道が整備され観光にも力を入れています。
市長も魚類養殖に興味を持っており、お友達になって魚類養殖友の会を結成したいと思っています。
イキケは自由貿易港なので日本からたくさんの中古車が入ってきており、ボリビアなどからも業者が買い付けに来ています。
第1州住民は輸入中古車を無税で買える特権がありますが、10年以上年式が古くてはならず他の州での転売は禁止です。
また他の州に車を持ち込む場合は許可が必要で、ナンバープレートも色が違います。
ところでチリで使う車は全て左ハンドルでなくてはならず、業者が左に付け替えます。
しかしサイドミラーの角度が合わず後ろが良く見えなかったり、シフトノブがいささか遠い問題があります。
サイドミラーの動く範囲が右ハンドル用になっているとは、今まで知らなんだ!。
今日は飼育中のイシガキダイの親魚が、体側中に13尾も死んでしまい、いささかへこんでおります。
とはいえアンナコンナで暮らしております。
チャオ!
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