6/30(土)
ひょんなことで長浜に久しぶりに行ってきました。以前は毎週のように
通った町もしばらくは車窓から眺めるだけだったのでとても懐かしく、
また、変貌ぶりに驚いたり。
特に長浜駅。レトロモダンな橋上駅舎になっていました。橋上部分には
テラスのようなスペースがあり、見晴らしもいいので記念写真には
うってつけかも。
黒壁スクエアの各施設や、商店街も見て回りました。"親玉本店"さえも
立派な店舗に変身。訊けば中はそのままで店先だけを改装したのだとか。
あの頃が懐かしい。しみじみと思いながら"親玉饅頭"と"がらたて"を
買い求めました。
早速家に帰ってから熱いお茶を入れて"がらたて"を食べました。
がらたては湖北地方の和菓子。小麦粉と餅粉を材料にした皮でつぶ餡を
包み、サルトリイバラ(別名サンキライ)の葉2枚で挟んで蒸して
作ります。柏の葉が手に入りにくい西日本で見られる柏餅の一種です。
(湖北地方では葉のこともガラタテと呼んでいるようです。)
母上もダンゴシバ(同じサルトリイバラの方言?)の葉を六甲山から
採ってきてよく作りますが、丸くてつるんとした葉の独特の香りがして
大好きなのです。
あの葉を「がらたて」と言い表す地方があっても「だんごしば」は
やはりわが家くらい(極少数派)なのでしょうか。「だんごしば」を
使っている地方がありましたら教えて下さい。
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