日記のような活動報告のような
〔'06/4の巻〕


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4/28(金)

熊谷八のランチ 今日行けば、今日行けば…。 這うように布団から脱出し、バタバタと用意をして家を出ました。 ランチは"山辻"へ行く途中にある"本家熊谷八"で。 隠れ家風の外観からして敷居が高そう。でも入ってしまえば お昼の時間帯も幸いしてそんなこともありません。 一人客は1階のカウンターに通されます。厨房側の壁に抽象画、 準和風の凝った店内です。木の匂いのする一枚板のカウンターも いいですが、このままだとわたしはいつまでも団体用の地下の 座敷の様子を知らないままかも。それも寂しい。 某勝負系料理番組で優勝した熊谷達也さん(初耳でしたが 島根県出身の気鋭の若手料理家らしいです)がプロデュース、 夜は本格和牛の炙り焼きやとんしゃぶ鍋で知られるこのお店、 和洋折衷のランチはなんと880円。大皿に盛られた日替わりの 品々も本格派です。追加料金で構わないのでデザートか食後の 飲み物が付けられるとさらに嬉しいのですが。 (さり気なくリクエストしてみます。) 終業時間になって、ゴールデンウィーク中に実施する3件の 工事物件の問い合わせや念押しが集中してどれがどんなだったか パニック状態に陥りました。すんなりと9連休とはいきません。 げんなりが波のように押し寄せた1週間でした。 ひとりで消化してばかりも不健康なので騒音の出ない効果的な ストレス発散法を探しています。 今晩は無性に鈴木祥子さんの曲が聴きたくて、前にライブで サインしてもらった唯一のDVD作品を再生しています。 最近と過去のライブを重ね、縁のある人達とのインタビューを 織り込んだドキュメンタリーな作品。見ている今のわたしも ふと過去のわたしと出逢ってしまう、そんな不思議な感覚です。 心が疲れてぺしゃんこなとき、女性ならではの視点で感情を さらけ出す彼女の曲がとても気持ちよかったりします。




4/27(木)

帰り際に見積内訳を持って福島へ。エレベーターでM田さんと 鉢合わせ。せっかく持ってきてもらったんだからと言って再び 5階まで戻って受け取ってくれました。部屋を見渡すとみんな 慌てて帰る用意をしています。尋ねてみたら今から宴会だそうで。 それから土佐堀通をてくてく歩いたりし、地下鉄に乗って心斎橋の 東急ハンズに行きました。マリメッコのリネングッズとか いろいろと買い物をしたのですが、オーガニックコットンを 草木染めしたタオルマフラーが中でも気に入りました。 日本一のタオル産地、今治で生まれたタオルマフラーはしなやかで 肌に優しくて、防寒に汗拭きにとオールシーズン使えるのが嬉しい。 値段も手頃なので色違いでいくつか持ってもいいし(下手すると 中尾彬さんになります)。 とりあえず使い回ししやすいアイボリー(マリーゴールド染め)を 選びました。早速首に巻いて帰りました。今治の確かな技術と伝統。 安っぽい海外製品なんて比べ物にもなりません。 "10kt."の5周年お祝いの場にわたしも顔を出しました。 花いっぱいの店内にジャジーなライブもあり、いつも以上に 華やかな雰囲気。ああでも、もう体力が限界。 あんまり長居も出来ずに用意してくれていたロゼワインの ハーフボトルをいただいて失礼しました。




4/26(水)

なかなか眠れなくて毎晩夜更かししているせいか、数々の激しい 目覚まし対策も効果がなく、だるさが少しも抜けないので腹を 括ってぐっすり眠りました。 でもどうしてもこれだけは片付けたい、そうでないと向こうの 社内の落ち度は棚に上げ、一方的にクレームを言ってくる客先に 対して気持ちが収まりません。 頼りにならない(実情を知らない)上司は置いといて。 よし、午後から勝負。そちらの社内体制にも問題があり、 こちらだって被害を被っているという状況を指摘するために 根拠となるあらゆる資料をかき集め、関係者の証言をまとめました。 何度も練習してからの電話。努めて冷静に淡々と窮状を説明し 納得してもらえました。 やれやれ…。 帰りは"ミツバチ堂"のゴハンセットにしました。 今日は豚しょうが焼丼がメイン。ここのいかにもカフェめしな メニューに影響を受けて、たまには自分でもなんちゃって的な ものを作ってみたりするのですが、丼にしろプレートにしろ 食器一つで事が済むのは片付ける手間が省けてラクチン。 鶏つくね丼に続いてこれもレパートリーに加えてみようかなと 思いながら食べ終わりました。 だるさのせいで食後にコーヒーと旅行雑誌で空想旅行に耽る 余裕はありません。当然帰宅してからもソファにもたれて ぼーっとしているだけでした。




4/25(火)

空色のリボン 今日、胸に空色のリボンをつけて仕事をしています。 リボンは脱線事故が起きた日の青い空の色。あの日を忘れない。 思いをつなぐ連絡会が中心になり、ボランティアで作られた 2万個のリボンが今朝主要駅で配られました。 わたしもJR尼崎駅で受け取りました。 メッセージボードに言葉を書き添えたかったのですが、 周囲のマスコミの様子を見て、以前に現場へ献花したときの 無神経な取材の気持ち悪さを思い出して止めました。 事故を起こしたのは通勤で乗る1時間後の電車でした。 現場は最寄り駅の手前。知っている場所。 犠牲者の中には何度となく同じ車輌に乗り合わせていた人が いるかもしれない、もちろん、あの運転手が運転する電車に それまで何度も乗っていたでしょう。 ただ電車に乗っていただけなのにどうして突然人生を 終わらせなければならなかったのか。無念、憤り、痛み。 被害に遭わなかったわたしに犠牲者や遺族、今も後遺症に 苦しむ方々の気持ちすべてを理解することはできないけれど、 思いを分かち合うことでせめて弔いになるのなら…。




4/24(月)

残業疲れで晩御飯を作る気力を失ったわたしはモスバーガーへと 向かいました。今日は北新地駅に近い、大阪駅前第2ビル店。 モスは先日から間仕切りのある喫煙席を持つ店舗以外、 完全禁煙になりました。ここもそんなお店の一つ。 場所柄サラリーマンが多く喫煙者の占める割合が高かったので モスにしては不健康な店内でしたが、今は別の店かと思うくらい 爽やか。だけど喫煙者を締め出したことで逆に打撃を受けている 矛盾した状態のようにも見えなくもないです。 一番好きなバーガーは"フレッシュバーガー"。シャキシャキの レタスとサウザンアイランドのようなフレッシュバーガーソースの 組み合わせがサラダみたいな味わいです。 そう言えば。他のお客さんがみんな黄色の小さなトートバッグを 持っています。すると店員さんがわたしにも「試供品です。」と 渡してくれました。中身は"のむゼリーこんにゃく"。やったー。 タダほど嬉しいものはありません。 ゆう画廊から刷り上ったとんぼ玉展のDMが送られてきました。 例年にも増してかっこいい仕上がりです。頑張らなくっちゃと 自然に熱が入ります。




4/22(土)

午後から小田支所で開催された車座集会に参加してきました。 「市民と市長が語るわがまちミーティング」と銘打ち、市長を囲んで 市民が意見交換を行う集会です。 毎日が自宅と勤務地との往復ばかり、休日に買い物に行くくらい、 新聞を取っておらず市報も見られない状況にあるわたしには市政を 身近に感じられる有意義な機会でした。 最初に資料が配られ、尼崎市の財政状況の説明が市長からありました。 その後本題へ。場所柄、キリン工場跡地に建設予定の大型商業施設の 話題で市民グループの質疑応答が続いたので予定時間のほとんどが 費やされ、わたしが発言するような場面はありませんでした。 (あっても何も考えていなかったので困ってしまいますが。 これが立花地区であれば印象が違っていたかもしれませんが。) 地域限定の話題でなく、もっと広い視野で尼崎市の発展について 話し合うのかと思っていたので物足りなく感じもしました。 でも1時間半ではこのぐらいが限界なのかもしれません。 初めて至近距離で見た、あやちゃん(白井市長)はエレガントで美人で スタイルが良くて親しみやすい雰囲気の素敵な女性です。 一つ一つ確認しながら話を聞いている姿にも好印象を持ちました。




4/21(金)

先日"山辻"でもらったチラシに本日"三代目茂蔵(篠崎屋)"の キャンペーンでアンケートに答えるともれなく豆乳がもらえると 書いてあったので、お昼のチャイムが鳴る寸前、素晴らしい スタートダッシュでかけつけました。 5種類ほどの製品の試食をして人気投票をするというもの。 予定通り豆乳を手に入れました。 ゴールデンウィークまでに越えないといけない二つの山の一つが 先日の席替えで、残る一つが今日午後から行われた倉庫整理。 地階の倉庫から古くなった物件ファイルの袋詰めを倉庫会社の ダンボールに整理して箱詰めし、空いたスペースにこの一年で 溜まった物件ファイル袋詰めを地階の倉庫に運び入れます。 一連の作業を女性5人でやるのですから部活のようなノリにも なります。しかし今回の業者引渡し分はちょうど不景気どん底の 年代のものがほとんどだったため、意外に少なくあっさり終了。 むしろ、下ろしてきた書類の方がボリュームがあって大変。 ぎゅうぎゅうと押し込んで強引に片付けました。 わたしにはお茶当番の仕事も残っていました。 肉体労働後のよれよれの体を奮い立たせ、手短に台所の掃除などを していましたが、とにかく乗り越えられてよかったです。 これでゴールデンウィークをスッキリした気持ちで迎えられます。 いやいや、そうともいきません。来る銀座の催しのことを考えないと ダメでした。




4/19(水)

ついに長年親しんだ席からO保さんと一緒に別の場所へ 移動することになりました。朝から引っ越し作業で大奮闘。 湧き上がるホコリにまみれ、重いファイルや私物をいっせいに 運んだりしてなんとかお昼までに完了しました。 汗をカキカキ大変でしたが、新しい座席は大きな部屋の隅っこで 目立たない場所。隣は相変わらずO保さんです。 座ってみると居心地最高。コソコソ作業していても全く 気付かれなさそうです。だからって堂々とサボったりなんて 致しませんので息抜き程度はお許しを。 夜はミナミの電気な方々の企画で、O保さんに引率され みのちゃんと出陣しました。向こうは遠里小野からなので 間を取って天王寺。こんなことでもない限り歩く機会もない 知らない土地に、仕事で縁の薄い方々。人数もわたしには多過ぎ。 いつもとは勝手が違うのでメインの場は主担当とアシスタントに 任せてマイペースに過ごしました。 スマート振る舞いの既婚者は楽しいですがベタベタな既婚者には 容赦なくシャッター下ろしますのでご注意下さい。 こちらにも優先順位があるのでかまっていられないんです。 にこやかさんの裏に刺々しさも持ち合わせております。 だって、わたしは蠍座の女…。




4/18(火)

朝の通勤時に聴きたい曲は毎日違います。 脳天まで轟くような曲でぱっちりと覚醒したいときもあれば、 小声でハミングしたくなるテンポのいい曲を求めるとき、 朝日を浴びながら穏やかな曲で安らぎたいとき。 レミオロメンの『太陽の下』は最後に当てはまる曲です。 とても臆病で永く世間から逃げるように深い眠りに落ちていた 歌詞の世界の「僕」。そこに手を差し伸べた「きみ」に触れ、 自分を取り戻し、素直に生きたいと踏み出していく…。 ここから深読みしてみると、実は「僕」はレミオロメン、 「きみ」は音楽であり、彼らの曲を愛して止まないファンの ことではないだろうかと。 ここまで来るのに彼らにだって苦労も葛藤も多かったはず。 そんな背景があるからこそ、聴く人の心を揺さぶり そして癒されるのではなかろうかと。やっぱり考え過ぎ? 連日の福島立ち寄りです。M田さんから見積依頼の連絡が 来たので慌てて中身確認のために。Tさん&H口さんの請求は 想定外の納期短縮の話に悲鳴を上げたり、仕様書の内容が ハチャメチャで差し戻しになったりと、蓋を開けてびっくり的 要素ばかりで戦々恐々としてしまいます。 残業時間だったのでそっとカウンターに姿を現したのですが、 すぐ見つかり手を振って出てこられました。M田さん恐るべし。 昨日は思いついて阪神電鉄で尼崎駅、尼センでお買い物を 楽しんで市バスに乗るという新鮮な帰り道になりましたが、 今日は明日の席替えが気になり道草なしでとっとと帰りました。




4/17(月)

周囲の桜は花びらが散り青葉が伸び始めました。 過ぎ去っていくから美しく見えるのか、そこにはないから 振り返りたくなるのか…。 どんなに嘆き悲しんでも過去を否定しては進めません。 失った分は未来に取り返せばいい。 超えられる、きっと超えられる。超えていかなくちゃ。 指先から、手のひらから、温もりを感じました。 なんでもないようなことでも、ただそこにあるというだけで、 今朝は柔らかな太陽の光と優しさに心が包まれていました。 わに塚の桜の写真をプリントして置いてきました。 山高神代桜はもちろん素晴らしかったのですが、 それよりも誰にも頼らず己だけで堂々と咲き誇る存在感が わたしにはたまらなく眩しかったのです。 "大吟醸粕てら"、おいしい以外の言葉が見つかりません。 しっとりとスフレチーズケーキのような食感の中に馥郁とした 大吟醸酒の香りがして、こんなカステラ初めてです。




4/15(土)

録画していた『地獄少女』の最終回を一週遅れで見ました。 放送終了は寂しいです。ケータイの待受画像を閻魔あいにして しまうほどはまっていただけにしょんぼり。 悲しい過去と閻魔あいとの因縁が明かされ、わだかまりが消えた つぐみと柴田の親子はハッピーエンドに落ち着いたのですが、 釈然としないところもあり。いつも障子越しにあいに語りかける おばあちゃんと、あの蜘蛛は何者? 地獄に落ちた数多くの人達の中で、どうしてあいが地獄少女と なったのか、いくつか謎も残ったまま。 そんなところに朗報が。第2弾(新シリーズ)の製作が決定して いるそうです。ところどころに逃げを残していたのはそういう 理由だったのか。 わたし用のお土産の"信玄餅"は"金精軒"のノーマルなバージョン。 そんなにかわいいならキティのにすればよかったかもと思いつつ、 風呂敷包みを開き、しおりにある食べ方を試してみました。 まずきな粉を風呂敷に開け、餅を一つ取り出してそのスペースに 黒蜜を入れます。餅を黒蜜につけ、それから風呂敷のきな粉を まぶして食べるというもの。なるほど、こうするとまんべんなく たっぷり絡められるので無駄なく味わえます。 サイトの方では風呂敷でなく空いたスペースに黒蜜もきな粉も 入れて混ぜ合わせ、餅をつけて食べる方法も紹介されていますが しおりの食べ方がおいしく感じました。 ちなみに"信玄餅"の登録商標は金精軒のもの。こだわり抜いた 素材と製法。メジャーな"桔梗屋"のより本物志向の味がするのも 当然と言えば当然なのでしょう。 金精軒の信玄餅




4/14(金)

朝、キタのTさんからメールが届いていました。 先日の宴のお礼に送った"信玄餅"のキティちゃんバージョン、 うまいしカワイイとたいそう気に入ってくれたみたいでした。 さらには夕方にH口さんからも電話がありました。 全部食べましたと律儀に報告もらえるのはいいのですが肝心の注文の 詳細はいずこでしょうか。そろそろ納期が黄色信号です。 たった3日間だけしか働いていないのに疲れ果てました。 ふと思いついて、最近仕事で声を聞かない某氏に電話を入れたら つながりました。残業にしてはどこか騒々しい。 尋ねたら、区大会に向けてみんなで卓球の特訓中だそうで。 付き合いはそう長くもないのに今ではペラペラしゃべられる仲。 情熱的で分かりやすくて男前。異性としては魅力的なんですが彼氏と して見るなら(勝手に妄想してすみません)飽きるかうっとうしく なるタイプだと思います。 どうせわたしが惚れるのは気難しい人ばかりですから。 今日も恋愛談義から過去の濃いエピソードまでご披露いただき ありがとうございます。




4/13(木)

通常の生活に戻りはしたけれど、期末と変わらない忙しさ。 そろそろ落ち着いて仕事がしたくてもさせてもらえません。 それに毎年恒例の倉庫整理も近付いてきたので、ちょっと気が重く なっています。 食欲が湧かなくて軽い食事のつもりで"スパニョラ"へ。今頃になって マスターと康ちゃんからホワイトデーの品をもらいました。そうか、 1ヶ月以上顔を出していなかったのでずっと保管されていたのです。 サンドのパンが変わったことにも気付いていなかったし 大変失礼しました。




4/11(火)

今日も天候は優れません。チェックアウトしてタクシーで勝沼の "ダイヤモンド酒造"へ向かいました。 「等々力交差点を目指してそのまま進んで、うなぎの看板の角を右、 メルシャンを過ぎて祝小学校で左に折れて下さい。」 大抵はこれで通じるのですが、今日のドライバーさんはぜんぜん わからない様子なので現地までナビしました。随分この辺りの地理に 詳しくなりました。 突然の訪問にもかかわらず、社長夫妻がいらっしゃいと温かく迎えて くれました。手酌で好きに飲んでいってといつものように言われて 自社ワインを試飲。息子のよしおさんが手がけたという風変わりな ラベルの赤ワイン。製品名すら何て書いてあるのかわかりませんが (カベルネとメルローらしい)気に入りました。 なんと、父上がこんなに飲んでも全く顔が赤くなっていません。 連日のアルコール注入で体内で化学変化が起こった? 勝沼ぶどう郷駅前の甚六桜は小雨の中美しく咲き誇っています。 最後まで晴れなかったのが残念ですが雲のような霧のような景色の中 上諏訪駅へと移動しました。駅の端っこのお土産店は母上もわたしも 愛用しています。しかし今日に限って"そばドラ"が少ししかない! 母上がドサッドサッと陳列台からかごに入れる様子に唖然としている 場合じゃありません。慌ててチーズクリーム1個を横取りしました。 危ない危ない。 あとはアルペン諏訪号に揺られて帰るだけ。今頃職場のみんなは 歓送迎会で盛り上がっているんだろうなと思いながらほとんど寝て 過ごしました。




4/10(月)

曇天で富士山も南アルプスも雲の中。本降りにならないうちに早めに 御坂へ向かうことにしました。石和から路線バスに乗り尾山バス停着。 乗車時に道を尋ねてきた一人旅の御婦人が土地勘がないからと後を 付いてきました。親子水入らずでゆっくりと回りたかったのに。 人のいい両親がどうぞと言ったため、最後まで気を使ったのと変な 緊張感で疲れてしまいました。 石和の畑の桃の花は満開になったばかりのようでしたが花鳥山付近は 標高が高いので蕾が多く、天候のせいで遠く彼方まで見渡せなかった ものの、思ったよりかは桃色の景色が見れました。 満開の桜の古木を従えて堂々と立っているのが花鳥山の一本杉。 ここがわたしたちのお昼場所です。桜吹雪が舞い散る中でひと休み。 本当はここからさらに回りたいところですが雨脚が強くなりそうで 中断して尾山まで戻ってきました。ちょうど路線バスがやってきて 待たずして石和まで帰れました。 宿はホテル春日居です。駅前から送迎バスに乗って到着。石和温泉の 中心部から離れて不便なのと疲労と雨で、出掛ける気にはなれません。 夕食を急遽付けました。和食の懐石料理のコースは想定外の値段に躊躇 しましたが、地産地消と旬を大切にした食材、一品一品が凝った内容で 味わいもとても素晴らしいものでした。 温泉につかりいい気持ちで横になった両親はすぐに寝息をたて始め、 わたしも瞼が重くなり布団へ…。




4/9(日)

クリスタルライナーに乗りいつもの八ヶ岳山麓へ。今回は両親を連れ ガイド役です。中央道八ヶ岳のバス停にお迎えにきたのはペアハットの オーナー、多賀さん。今日はこれから各地の桜の名所を巡ります。 明日から天気が崩れるそうなので見られるだけ見ておきたい。 まずは一番遠い韮崎のわに塚の桜に行きました。樹齢約300年の エドヒガンザクラです。思わず駆け寄って「やっと逢えたね。」と 語りかけました。10日ほど前から気になって韮崎市HPで満開までの 様子を毎日毎日見ていたので思い入れが強くなっていたのです。 花いっぱいの枝を伸び伸びと広げ、田園風景を見下ろすように立つ姿は 神々しささえ感じました。 それから武川へと車は走ります。お次は山高神代桜へ。日本武尊が 植えたという伝説が残る樹齢約2,000年、日本最古の老桜です。 痛々しくもあり、荒々しくもあり、たくましくもあり、今までよくぞ こんなに…と見るものが圧倒されてしまうほどの風格が有ります。 さらに近くの萬休院の境内にある舞鶴松にも立ち寄りました。 こちらは樹齢450年、枝周り74mのアカマツ。枝振りが鶴が翼を 広げ舞う姿に似ていることから付けられた名前なんだそうです。 戻る道すがら"金精軒"で多賀さんご推薦の"大吟醸粕てら"を 買いました。向かいにある"山梨銘醸("七賢"の醸造元)"の大吟醸酒の 酒粕を使用した辛党甘党どっちでもこい的な一品なのです。"桔梗屋"と 食べ比べをしようと"信玄餅"も手に。 最後に神田のオオイトザクラ見学。JRに乗っていると小淵沢駅と 長坂駅の間の踏み切りの向こうに見える巨木です。しかしここは標高が 高いためにまだつぼみの状態でした。仕方ありません。 ペアハットに到着。ワインと冷酒で歓待を受けた下戸の父上は案の定 離脱して先に寝てしまいました。名木たちに親子共々感激の第1日目は こうして過ぎたのでした。




4/8(土)

今日の桜 薄曇り。黄砂で街がうっすら黄色く煙っています。 今日は毎年恒例のお花見会です。西宮市側の武庫川河川敷の土手を 今年も陣取り、各自が持ち寄った食べ物を片手にゆるりとした時間を 過ごしました。 さすがにみなさん、それぞれに興味深いこだわりの品々やおいしい 手作りのごちそうなどバラエティ豊か。それもまた楽しみの一つ なのです。手製のいなりずし、サラダ、出し巻き、大きなから揚げ、 じゃがいも餅、"551蓬莱"の豚まん、などなど。 桜はちょうど満開。木の下にいると花に包まれたようなとってもいい 気分でした。 今回、個人的に出入りしている地域情報サイト武楽茶店の方々にも ご参加いただきました。ありがとうございました。 幹事としてあれやこれやと企画するのは好きなのですが、仕切ったり 盛り上げたりするのはそうも得意ではないのでその点では物足りなく お感じになったかもしれません。 わたしがネットに関わっている時間は多い方だと自覚してはいますが、 本来は実際の生活にも続くコミュニケーションのツールとして活用 しているつもりです。 なので、こうして垣根を越えていろんな人達と集えるのは本当に 面白いと毎回思っています。 明日から山梨へ旅立ちます。晴れ姿の桜や桃たちに逢いに。




4/6(木)

いよいよ桜は満開。それだけで気持ちいい朝のはずが昨日の 余波で寝不足、ぼーっとしたまま出勤しました。酸素が脳に 行き届いていないような、とにかく頭が回転していません。 お願いです、午前中はわたしに触れないで下さい。 触ると噛み付きます。 "マンドリーノ"のランチで英気を養って、午後からは 前橋工場の部長さんを迎えて、営業戦略と業務効率化の会議。 T中部長の勢いと複雑なテーマにほとんど意見も言えず 聞いているだけで終了。 時間を取られてまた残業です。このところ時間がないのと 疲労感でまともに晩御飯が作れず、ストレスが溜まります。 店屋物ばかりで飽き飽き。B級でも手抜きでも自分で作るご飯が 一番おいしいし安心して食べられます。




4/5(水)

わが尼崎市内に近年いろいろと変化が起こっていることに 今更ながら気付きました。 西警(尼崎西警察署)が1日に尼崎南署の西分署になったのは 事前に知っていました。 寂しいです。2号線から立花駅へ折れるときの目印として 道案内の際「にしけい、にしけいの角!」と連呼していたのに これからどうしたらいいのでしょう。(にししょが妥当?) どこが何だか…。 さらに疎いのは教育機関。地図を見ていて聞いたことのない 学校をいくつか見つけました。中央中学校!? 市役所の東側の一角に双子のように並んでいる市立中学校が あります。弟分の日新中が兄貴分の昭和中に吸収合併されると てっきり思っていたのですが、合併されたのは別の場所にある 明倫中の方で、しかも中央中と名称が変わっているなんて 知りませんでした。双子状態継続中。 アフターファイブはすいすいデー有効活用で点検部品な キタのコンビさんと京橋で飲みました。Tさんの引き出しの 多さとやんちゃ伝説には感服しました。見る目が変わりました。 満腹になったところで、おもむろにおはぎ大好きなんですと 買ってきたおはぎを振舞ってくれたH口さんもツワモノ。 面白くてまったりと過ごしていたら帰りの電車の中で日付が 変わっていました。 寝不足続きの今週。そのまま週末の行事へ流れて休息する ヒマもなさそうです。




4/3(月)

新年度スタートです。街には見た目いかにもという新人君が うようよしています。 前年度からの慌しさは落ち着く兆しもなく、いつになったら ゆっくりできるんだろうと思いながら仕事をしていました。 検討に検討を重ねた結果、旅の日程を前倒ししたので 往復のバスの切符の手配もすべてやり直し。 アルペン諏訪号(大阪−諏訪・茅野線)片道利用なら 4枚綴りの回数券を利用すると得すると気付いて、 クタクタの体に鞭を打ち阪急3番街のバスセンターまで 買いに行きました。1枚残った分は今までの実績でいけば 有効期限の半年以内に間違いなく使うので問題なし。 阪急に乗って塚口で下車。その目的は気分転換と"RYU-RYU"の バターライス。"牛肉とシソのバターライス"を選んでみました。 トッピングの生卵をからめて食べると、バターのコクと醤油味が 絶妙な卵かけご飯風。 すっかり元気を取り戻し、市バスに揺られて家へ。 近くの桜並木が五分咲きくらいになりました。




4/2(日)

『子ぎつねヘレン』を見てきました。話の筋はほとんど 事前に知っていたのにラスト近くのあるシーンでほろほろと 泣いてしまいました。だって、主人公の少年、太一が ヘレンの母親になろうと頑張る姿があまりにも健気だったから。 ヘレンに与えられた時間は短かったけれど太一に出逢い、 懸命に生きられたことをとても幸せに感じていたのでは ないでしょうか。(登場する家族はフィクションですが 目も耳も不自由な子ぎつね「ヘレン」がかつて実在したのは 本当のお話です。) 母親を気遣い寂しさを言えずにしまいこんでいる太一、 口は悪いがお人好し、太一を厳しく温かく見守る獣医の矢島、 心優しいのに素直になれない矢島の娘の美鈴、自由奔放に 仕事で飛び回りながらも太一の母親として模索している律子。 愛すべき登場人物たちがヘレンを通して家族の絆を深めていく。 単なるかわいい動物の映画とは違った、人と人、人と動物、 心の結びつきを問う物語にもなっており、爽やかな感動を 与えてくれます。悲しくても辛くても明日へ歩き出せる、 そんな希望を持てる映画だと思いました。




4/1(土)

寒い日が続いたせいで4月に入ったのに実感が湧きません。 ウェザーニューズの企画[桜プロジェクト]の桜レポートを チェックしているうちに参加したくなり、わたしも桜モニターに なることにしました。選んだ桜は近所の平凡な桜並木のうちの 一本ですが、携帯電話のカメラで撮影して投稿していきます。 散るまで見届けられますように。 そして毎年出品者として参加している、ゆう画廊のとんぼ玉展に 今回も参加を決めました。おかげでゴールデンウィークも プレッシャーと戦わなければなりません。 「苦しんで作るんやったら趣味と違うんちゃうの?」と 横槍が入りますが、山登りと同じようなものではないかと 思ったりもします。時には辛い思いをしながらも歩き通すことに 意義が有り、達成感を生むのですから。 いずれにせよ、わたしには趣味とも違う位置付けです。 むしろ修行に近いかもしれません。 『地獄少女』がいよいよクライマックスで来週が気になる!



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