4/9(日)
クリスタルライナーに乗りいつもの八ヶ岳山麓へ。今回は両親を連れ
ガイド役です。中央道八ヶ岳のバス停にお迎えにきたのはペアハットの
オーナー、多賀さん。今日はこれから各地の桜の名所を巡ります。
明日から天気が崩れるそうなので見られるだけ見ておきたい。
まずは一番遠い韮崎のわに塚の桜に行きました。樹齢約300年の
エドヒガンザクラです。思わず駆け寄って「やっと逢えたね。」と
語りかけました。10日ほど前から気になって韮崎市HPで満開までの
様子を毎日毎日見ていたので思い入れが強くなっていたのです。
花いっぱいの枝を伸び伸びと広げ、田園風景を見下ろすように立つ姿は
神々しささえ感じました。
それから武川へと車は走ります。お次は山高神代桜へ。日本武尊が
植えたという伝説が残る樹齢約2,000年、日本最古の老桜です。
痛々しくもあり、荒々しくもあり、たくましくもあり、今までよくぞ
こんなに…と見るものが圧倒されてしまうほどの風格が有ります。
さらに近くの萬休院の境内にある舞鶴松にも立ち寄りました。
こちらは樹齢450年、枝周り74mのアカマツ。枝振りが鶴が翼を
広げ舞う姿に似ていることから付けられた名前なんだそうです。
戻る道すがら"金精軒"で多賀さんご推薦の"大吟醸粕てら"を
買いました。向かいにある"山梨銘醸("七賢"の醸造元)"の大吟醸酒の
酒粕を使用した辛党甘党どっちでもこい的な一品なのです。"桔梗屋"と
食べ比べをしようと"信玄餅"も手に。
最後に神田のオオイトザクラ見学。JRに乗っていると小淵沢駅と
長坂駅の間の踏み切りの向こうに見える巨木です。しかしここは標高が
高いためにまだつぼみの状態でした。仕方ありません。
ペアハットに到着。ワインと冷酒で歓待を受けた下戸の父上は案の定
離脱して先に寝てしまいました。名木たちに親子共々感激の第1日目は
こうして過ぎたのでした。
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