11/4(土)
遅れてきたお誕生日お祝い。今日は非日常的な神戸を体感しています。
ディナーは東急ハンズの北の裏通りにある"ポワソンルージュ"を
予約していました。背筋が伸びるようなゴージャス系ではなく、
カジュアルに、でも普段よりちょっとおすましな雰囲気でフレンチを
食べられるムーディなビストロ。店名の通り赤いお魚のロゴが目印です。
二人で取り分ける大皿料理のコースを予算10,000円ですべて
お任せしてみました。アジのカルパッチョ、魚介類のスパイシーな
唐揚げみたいなもの、生ハムとパルミジャーノチーズのサラダ、
太刀魚の貝柱ロール巻き、牛頬肉の赤ワイン煮込みと鴨肉のロースト。
「余裕があればパスタをお出しできます。」とのことでしたが最後に
待っているものがあるので泣く泣くあきらめました。これ以上食べると
パンパンに膨張したお腹が元に戻らないかも。体型が変わっちゃいます。
いよいよやって来ました。1,000円追加でバースディケーキを
ホールで焼いてもらったのです。細長いローソクには灯が点り、
お皿にはお祝いの言葉がチョコで書かれていました。子供みたいに
フーフー吹いて消しました。嬉しい楽しい大好き!
但し全部自分で手配したことを除けば…。いいんです、それ以上の
贅沢なんて。お支払いさえしてくれたら。
月明かりに照らされた海を眺めました。かつてメリケンパークにあった
中突堤は幼い頃の想い出の場所。当時父上の田舎に行くには松山港まで
関西汽船のフェリーに乗るのが常でした。元町駅からシャッターが
閉まった静寂のアーケードを歩いて歩道橋を渡って。赤くそびえ立つ
ポートタワーに毎回上ってみたいと思いましたが既に営業時間終了で
見上げるだけ。そんな夜の港はミステリアスな魅力に包まれていました。
現在、フェリーの乗船場はそこには無く、離れたポートターミナルに
場所を移しています。
|